ゼンハイザーE945サンプルマイク塗装 完成

先日本塗りを終えていたフルカラーデカール仕様のゼンハイザーE945マイクです。

前回のE935では上手くいったのですが、今回はデカールの癖(伸び具合)が違った為か重なる箇所が上手くいかず、そこだけ修正する事にしました。

そして3回目のクリアーを塗って本塗り完了です。

尚今回は何かしらアクセントをつけたいと思い、クリアーを塗る前にPP304=ガラスフレークを塗っておきました。

そして完成です。前回塗装したE935(左側)と並べて撮影しました。

蛍光灯などの柔らかい光だとガラスフレークはほぼ感じられません。

前回は下色にフォルクスワーゲンの「キャンディホワイト」(カラーコード:LB9A)を使いましたが、今回はより発色するようスタンドックスの白原色(MIX570)そのままに、さらにその上に蛍光白を重ねました。

なのでE935とE945を二本並べた状態でブラックライトを当てると今回塗装した右側のE945のみ青白く光ります。

これも通常の環境では判らない違いですが、ライブハウス等ブラックライトがある環境では面白い表現になるかも知れません。

自然光でも撮影しました。

手前が以前塗ったE935、奥が今回塗ったE945となります。

今回のデカールも前回に引き続き斬字屋さんに作って頂きました。

前回使ったデカールは在庫が残っていた物で、その後色々とテストをして頂いて今回新しいデカール用紙を導入して頂きました。

ところがどっこい今回のデカールは全く伸びない素材で、これは不可能かも知れないと思って最後の手段的にデカールを柔らかくする溶剤=マークソフターを使ったらよい感じに伸びてなんとかなりました。印刷自体はとても良い物なので掠れなどは生じず、今後も同じデカールで上手く出来そうです!

スポットライト下でも撮影をしてみました。

前回塗装した左側のE935に比べ、今回ガラスフレークを入れた右側のE945は表面がキラキラと煌めきます。

上手く出来た方としては今回のE945ですので、こちらをProject.C.Kさんに差し上げて、E935の方を当店の見本として残しておこうと思います(今回の案件はデザイン料と相殺といった感じで行っています)。

ゼンハイザーE945サンプルマイク塗装

以前作成していたフルカラーデカール仕様のゼンハイザーE935マイクですが、

今回新たなタイプのデカール用紙を入手されたとの事で、前回もお世話になった印刷屋さん(斬字屋さん)に新たなデカールを作成して頂きました。

斬字屋さんでは現在それを使った無料テスターを募集していますので、宜しければ以下リンク先のポストを御覧頂ければと思います。

https://twitter.com/O68fgcUBZDlrEnr/status/2080869978677649826?s=20

前回作ったサンプルはE935を使いましたが、今回はこちらのE945となります。当時は16,000円くらいで購入出来ましたが、その後円安が続いて今は2万円を超えてしまっています。

デザインは前回と同様ですが、

今回は下地の白を、既存のフォルクスワーゲンキャンディホワイト(LB9A)から「原色の白」=STANDOX MIX570で、さらにその上に蛍光白(顔料+MIX599)を重ねました。より白の発色が良くなるようにですね。

新しいデカール用紙は前回の物よりも薄くて良いのですが、事前に端材で試してみたところ全然伸びなく、今回のような3D曲面がある物への貼り付けは正直かなり難しい(絶対無理!)と思っていたのですが、デカールを柔らかくする為の液剤(ソフトナー)を使う事で何とかこれをクリアしました(それでも3時間くらい掛かりました…)。

何より印刷がとてもしっかりしているので、デカール表面にかなりのストレスを掛けてもインクが全然剥がれない!という事に助けられました。

その後しっかり乾かし、グリルと本体を別けた状態で一回目のクリアーを塗りました。

今回は下地の白が前回よりも明るいので、色味も発色が良くなっている筈です。

ただ蛍光顔料はクリアーを塗り重ねる内に紫外線が通らなくなり、蛍光の効果が無くなってしまうのがネックではあります。

今回は前回と違う雰囲気にしたかったので最後は艶消し仕上げにしようと思っているのですが、艶消しクリアー中に入っているシリカゲルがさらに紫外線の透過を妨げてしまうので、どうしようか悩み中です。

ゼンハイザーのE935、E945はグリル下部がマイク本体と繋がるデザインになるので、それぞれ組み合わせた状態で絵柄を繋げないといけないのが難しい所ですかね。

この後クリアーが完全硬化したら表面を研磨してデカール継ぎ目や皺等が出来た箇所を均し、もう1~2回クリアーを塗る予定です。

通常の業務(ご依頼品の塗装)も相変わらずやりきれない程溜まっているのですが、逆に暇な時だとこういったお金にならないサンプル作成的な作業は出来ないので、日中の業務が終わってからや、本来休みの筈の土曜日(殆ど休んだ記憶が無いですが笑)を使って色々とやらせて頂いています。

他に現在は以前からご要望の強かったメッキ調塗装&真空蒸着メッキ(こちらは外注依頼)も行っていて、こちらも進行次第紹介したいと思います。