ティッシュボックス蓋 本塗り

zojirushi9先ほど紹介したティッシュボックスの上に乗っかる部分です。裏表で分割する部品で、内側は塗らない予定でしたがステンレスマグのフチを塗らなくて済んだ分をこちらに回してベースカラーのみ塗装するようにして対応しました。

zojirushi10 内側はクリアーは塗らずベースコートのみで(所謂激安コース仕様)、これが乾燥したら改めてマスキングをします。足付け処理・プラスチックプライマーの塗布等基本的な事は勿論行っています(ので剥がれたりはしません)。

zojirushi11 こんな感じでフチで見切るようにマスキングをします。

zojirushi12 そして改めて本塗り開始です。

zojirushi17 先ほど紹介した土台部分と同じくベースカラーの白を塗ったら軟化剤を入れたクリアーを塗布しています。

zojirushi19こちらはポケットティッシュを入れるケースとの事で、前回ご依頼いただいたメモリアルスタンドと同様、部屋の中の物を全て白化させるホワイトニング仕様の一環の模様です。色は間逆ですが車の内装をピアノブラックにするのと似ていますよね。

それではステンレスマグのロゴ入れ塗装が進みましたらまた紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ!

ティッシュボックス&象印魔法瓶 本塗り

zojirushi14 大変お待たせしました!象印のステンレスマグ&ティッシュボックス一式本塗り完了しております。ただステンレスマグに関しては本体に入れるロゴは後日改めてと言う事で(入れ忘れた訳ではありませんので念のため)、とりあえずこちらはベースカラーのホワイトパールのみでクリアーまで入れて完結しております。どうぞもう少々お待ち下さいませ。

zojirushi15 こちらは本体底部に貼ってあったアルミシールのさらに下に貼ってあったプラスチック製のシールです。アルミシールは再利用不可ですがこちらは再利用出来るので本体と同じくホワイトパールで塗装した後に最後に貼り直しておきます。じゃないと水抜き用の穴?が見えてしまいますからね。

zojirushi13 こちらはティッシュボックスの土台部分で、これらはパールでは無くソリッドカラーのホワイト(ステンレスマグのグランドカラーと同色)のみで承っています。裏表をどうやって塗るか考えてこの形となりました。塗り方としてはウナギの蒲焼きをイメージして下さい。

zojirushi16こちらは先ほどの土台の上に装着されるパーツで、さらにこの上にボックスが置かれるのですが、画像がかなりの数になってしまうのでそちらは後ほど別に紹介致します。

zojirushi18 そして本塗り完了です。このパーツは元々白だったので変化が判り難いですが、御指定頂いた色に塗り替えてクリアーで仕上げてあります。

zojirushi21 その点こちらは判り易いですよね。素材はポリプロピレンで比較的塗料の密着が悪い部類になりますから、素地調整としてはしっかり足付けをして念のため火炎処理を行い(最近新たに導入した下地処理方法の一つです)、プラスチックプライマーを満遍なく塗って本塗りに挑んでいます。また素材は柔らかいですからクリアーには軟化剤を添加してフルフレキシブル仕様(要は軟化仕様)にしています。

zojirushi20判り難いかも知れませんがこちらの魔法瓶はホワイトの上にパールをコートしています。アンダーカラーの白さを損なわないようパールの原色は白味の強いMIX826のみにしています。出来ればパールのギラツキ感を強くするのにフリップコントロールとしてのMIX008も入れたかったのですがこの原色の特徴として透かしが黒くなるので控えておきました(専門的ですいませんがまた同じ色をご依頼頂いた時の為の備忘録的に)。

と言う事で今回の塗装が完全硬化後に改めて本体にはネームを黒で塗装し再度改めてもう一度クリアーで仕上げます。どうかもう少々お待ち下さいませ。

続けてティッシュボックスの蓋部分も紹介しますね。