先日お預りしておりましたスバルサンバーのエンジンヘッドカバーです。
その後アルカリ洗浄槽に浸け置きをしておきまして、途中何度か引き揚げたのですが、バッフルプレート内側の固まったオイルが中々取れなかったので少々長めに時間を掛けておきました。汚れは綺麗に取れていますのでご安心下さいませ。画像はリン酸処理も行った状態です。
ホースパイプ差し込み部にベースコートの黒を塗布しておきます。今回の色に対してであればシルバーの方が良かったと思うのですが、ホースが着けば見えなくなりますので問題は無いかと思います。
黒が乾いたらマスキングをして本塗り開始です。
色は日産の「ナデシコピンクパールメタリック」をイメージした色で、前回ご依頼を頂いたブレーキパーツの時よりも若干ピンクを濃くしたような感じにしています。
ちなみに以前施工しましたランエボヘッドカバーのようなもっと濃いピンクの結晶塗装も可能です。
まだこの時点では一回目の焼き付けのみで、後日2度目の140℃20分を、今度は赤外線ヒーターでは無く恒温器で行う予定です。
その後は天面にある「SUBARU ☘CLOVER4」の、一段高くなった長方形の部分を研磨して鏡面状に光らせて、最後にクリアーを筆で塗る予定です。
それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!