フェラーリ488リモコンキーカバー サフェ入れ

先日お預かりしておりましたフェラーリ488ビスタのリモコンキーカバー(表側のみ)です。ぱっと見は綺麗に見えますが、「r」と「a」の間の下くらいのプレスライン上に傷があるので、これを均します。

手研ぎだとそこだけ凹んでしまうので、固い当て板(砥石)を使って全体を均すようにして傷部分を削っていきます。

その後ウォッシュコンパウンドとナイロンブラシを使って細部の足付け処理を行います。

プレスラインの頂点にサフェが乗るような感じでマスキングを行います。

マスキングテープをピッタリ貼るとそこで激しい段差が出来てしまうので、テープの端を少し折り込んだ状態にし、スプレーガンから出るエアーでヒラヒラと浮くようにしてあります。所謂プレスラインぼかしですね。

素地が露出した箇所にプラスチックプライマーを塗り、続けてサーフェサーを塗布します。

最初の3コートはマスキングテープが貼ってあるままサフェを塗り、最後の1コートはそれを剥がしブツ切り部分を覆うように塗っておきます。

この後は一晩以上自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フェラーリ458 リモコンキー サフェ入れ

先日お預かりしておりましたフェラーリ458スパイダー純正のリモコンキーです。

ダブルアクションサンダー#180である程度の塗膜を削り落し、その後#240の手研ぎで全体を均しました。

その後ウォッシュコンパウンドとナイロンブラシを使って細部の足付け処理を行います。

跳ね馬が嵌る部分は無用に膜厚が増えるのを避ける為、マスキング用の詰め物を作成します。市販の熱可塑性樹脂をリモコンキーカバーを100℃程の熱湯に浸け、

指で押し込んで余分を取り除きます。

冷めて固まったらピンセットで外します。

その後よく脱脂清掃し、先ほどのマスク型を嵌め込みます。奥までは押し込まず、少し浮いた状態にしておきます。

ボタンのゴムが嵌る箇所もサフェが入り込むと装着出来なくなる恐れがある為、丸めたマスキングテープをピンセットで押し込んでおきます。

プラスチックプライマーを塗り、続けてサーフェサーを4コート程塗ったらマスク型を外し、最後にもう1コートを全体に塗っておきます。バツ切り部分の段差を均す為ですね。

この後は一晩以上自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうっぞもう少々お待ちくださいませ!