先日リヤのトランクリッドにあったナンバー跡を削ってサーフェサーを塗っておいた1/18BMWミニカーです。
その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。
サフェ研ぎを行い、全体も#800~#1500の水研ぎで塗装の肌を均しておきます。
続けてナイロンブラシとウォッシュコンパウンド(液状研磨剤)を使って足付け処理を行います。
今回はボディカラーの塗装の他に、実車同様ルーフをカーボン柄で承っていますので、先にそちらを行うようにします。
ルーフサイドモールはカーボン柄では無くボディカラーでも無く「艶あり黒」なのですが、一旦はここまでカーボンデカールを食み出してしまうようにしようと思います。
カーボンデカールはタミヤ製で、こちらか予めオーナー様にご用意頂きました。
使った事が無い製品なので、一応事前にテストをしておく事にしました。
テストに使うのは不要になったアクリル片で、左が黒、右が透明となります。
アクリル片より少し小さめにカットしたデカールを水に浸して台紙を剥がし、
デカール専用接着剤を使ってそれぞれのアクリル板に貼りました。
てっきりデカールは透過性になっていて、下色に影響される物かと思っていましたが、透明アクリルに貼ったそれを証明にかざして見てみると殆ど光を通していない事が判ったので今回のデカールに下色は関係ないようです。
妙に厚みがあるデカールだと思ったら、一旦黒い印刷の上にカーボン柄を重ねている構造のようですね。なるほどです。
尚、だからといって現状そのまま貼る訳にはいかないので(密着性がデカールの糊と接着剤だけに依存してそれでは弱い為)、後日改めて事前準備をして本番に挑もうと思います。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!