大変お待たせしました！新潟からご依頼頂いておりましたインプレッサテールランプ一式は無事本塗り完了しておりますので御安心下さい。

上の画像は本塗り前の状態で、クリアー抜き部分にはマスキングテープが貼られていますが、マスキングテープを長時間貼りっぱなしにしておくとその糊のせいで塗装にトラブル（ハジキのようなムラ）が生じますのでマスキングはいつも通り塗装する当日に行っています。

 プラスチックプライマーを塗布したらレッドキャンディーを６コートくらい塗り重ねて上の画像のような状態になります。色味がしっかりついたらマスキングを剥がし、その部分に再度プラスチックプライマーを塗って全体に薄くスモークを塗ります。

スモークを塗ってクリアーを塗ったら無事本塗り完了です。

レッドキャンディーのみだとちょっと赤が鮮やか過ぎて軽い感じがしますが、その上に薄くスモークを掛けると深みが出て落ち着いた感じになります。「おまけスモーク」は濃度の指定は出来ませんがレッドキャンディー塗装にプラス￥８，０００のオプション料金で対応出来ますのでお勧めです。見た目以外にもレッドキャンディーを紫外線から守る効果もありますしね（調べた訳ではありませんが物理的にはある筈かと思います）。ちなみにクリアーはやはり耐候性に優れた「クリスタルクリアー」です。これも褪色防止を担っています。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。予定では水曜日または木曜日を予定しております。もう少々お待ち下さいませ！

こちらも大分お待たせしております。預かってから一ヶ月近く経ってしまいましたね。既に作業着手していますのでご安心下さい。

画像は足付け処理中の状態で、いつも通りレンズの表面にペーパー掛けをして（実際は紙では無く布状の研磨材です）無数の細かい傷をつけています。番手は＃１５００くらいですかね。

ちなみに今回の部品は新品ですから細かい番手のみで表面の研磨は問題無いですが、中古品の場合は結構傷が付いていたりするので、その場合はもっと粗い番手で削り落としたりします。傷が深い場合には＃２４０のダブルアクションサンダーを使ったりもします。ちょっと危ない感じもしますが、その後に番手変えてを綺麗に整えれば問題はありません。最終的に＃１５００くらいの傷になっていれば良いのです。

先日発送したインプレッサのテールランプが無事車体に装着され、オーナー様から画像とご感想を頂けたので紹介させて頂きますね。上の画像は先日も紹介した完成時のものです。

こちらは装着前の画像で、この型のインプレッサオーナーの皆さんにはかなり不評で有名なクリアーレンズです。単なるクリアーと言うだけではなく内部の反射板とクリアーレンズとの組み合わせが良くなかったのだと思います。

そしてこちらが装着画像です。私が言うと極めて営業的になってしまうのでオーナー様からのご感想を紹介させて頂きますね。

「テールレンズの取り付けを行いました。
スモークをどうするか悩みましたが装着してみてスモークがあって良かったと実感しています。言われていた通り、落ち着いた感じになりグットしまったリア周りに思います。
取り付け前と後の写真と添付いたしました。
毎日乗る車ですし、眺めながらニンマリしています。
私の周りではかなりの好評で実におしゃれな加工だと言われています。
やはり元を知っている人はこんな赤いテールレンズ売ってるの？と聞かれます。
何より本人が大満足です。」

との事です。有り難いお言葉恐縮です。

そうなんです、こちらのオーナー様は当初「レッドキャンディーのみ」でご検討をされていまして、今回はそれに「おまけスモーク」を追加した内容でご依頼頂いています。レッドキャンディーの上にスモークを掛けることによって、鮮やか過ぎる赤を少し抑えて落ち着かせた感じじになっています。本当にちょっとした濃さですがイメージは結構変わってくるんですよね。

またテールが赤くなった事で、その下にあるリフレクターレンズ（反射板）や、ホイールのセンターキャップに見える赤いロゴとの色の配置・統一感が出て良くなったのだと思います（って私が読んでいる「配色基本講座」なる本に書いてありました）。

この度のご依頼、誠にありがとう御座いました！