フォレスター内装パドルシフト 本塗り

先日作業前準備を行っていたフォレスターの内装パドルシフトです。一緒に御依頼頂いている「艶あり黒」系の内装パーツは少し前に本塗りを終えています。

こちらはツルツルとした素地に艶消しの黒が塗られていたので、足付け処理をしてそのまま上塗りを行うようにします。

足付け処理をした際に素地のプラスチックが露出した箇所もあるので、脱脂清掃後にはプラスチックプライマーを塗っておきます。

元々あった「+」と、

「-」の白い印字は研磨したら消えてしまいました。

土台部分は分解が出来ないのでマスキングしています。

裏側も塗り易いよう芯棒に固定しています。

まずは下色として適当なシルバー=今回はフォルクスワーゲンのリフレックスシルバー(カラーコード:LA7W)を塗ります。

その上にご指定頂いた色=STANDOXリキッドシルバーを塗布します。

リキッドシルバーは青味のあるクロマフレア系ホログラムカラーで、以前ご依頼頂いたスバルエンブレムの六連星部分にも採用した色となります。

これ単体では隠蔽力が弱いので、極力膜厚を抑えられるようシルバーを下色に塗っています。

また今回は元々あった「+」と「-」の復元も承っていまして、これには予め作成しておいた位置決め用の型紙を使います。

パドルシフトのラインに合わせてマジックで塗った内側を合わせます。ここに貼ってある「+」は向きが判るようにする為の物ですね。実際にはその上にある四角くくり抜かれた箇所にマスキングシートを貼ります。

予め用意しておいたマスキングシートを、

くり抜かれた箇所に貼り付け、隙間をマスキングテープで覆います。

反対側も同じようにします。

こういった場合にネックとなるのが位置決めで、撮影しただけだとどうしてもズレが生じてしまいますが、予め実物で型を作っておくと記憶がほぼなくなった数か月後でも安心して元の位置に合わせられます。

場所を再び工場一階のブースに移し、先日ステアリングベゼルに入れた「STI」のロゴの色と同じスバル「チェリーレッド」(カラーコード:651)を塗ります。

マスキングを剥がしました。

視認性を考慮して、元のロゴより少しサイズを大きくしています。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

リキッドシルバーは元々車体に採用されていたカラーなので、

クロマフレアといってもかなり大人しめに作られた色です。

強い光源にあたるとホログラムっぽいギラギラが現れます。

裏側もしっかり塗り込んでおきました。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

次はドアミラーカバー関係の「クリスタルブラックシリカ」(カラーコード:D4S)を本塗り予定です。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルフォレスター各パーツ 作業前準備

先日よりお預かりしておりましたスバルフォレスターの内外装パーツ一式です。

最初にお預かりしたのは今年の1月頃だったのですが、その後追加の御依頼を何度か頂き、重複する作業は並行して行おうと言う事でお待ち頂いていました。

それぞれの案件の記事を紹介しますね。

フォレスターSJドアミラー&ピラーカバー塗装承ってます

フォレスター内装パーツ7点塗装承ってます

フォレスター スイッチカバー&オーナメントパネル塗装承ってます

フォレスターメーターバイザー&アイサイトカバー塗装承ってます

これらのパーツでは「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行いますので、まずはこちらの作業を行い、その後「半艶黒」と「クリスタルブラックシリカ」(D4S)艶あり仕上げ、「リキッドシルバー」、艶あり黒」それぞれを同じ色同士で本塗りを行おうと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フォレスター内装パーツ7点塗装承ってます

先日到着しておりましたフォレスターのステアリングベゼル、ドアグリップ、コンソールオーナメント、パドルシフト、計7点です。こちらのオーナー様は現在ドアミラーの塗装をご依頼頂いている方でして、この度も当店をご贔屓頂きありがとうございます!

ドアグリップカバーは「艶あり黒」でご依頼頂いておりまして、ただ表面にはヘアーライン加工が施されていますので、こちらを「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった作業で平滑な下地を作ってから上塗りを行うようにします。

コンソールオーナメントも同じようにヘアーライン加工が施されていますので、こちらも同じように艶あり黒にします。クリアーは全て高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っています。

パドルシフトについては以前同オーナー様よりご依頼頂いたスバルエンブレムの六連星部分と同じ「STANDOX リキッドシルバー」で、また「-」「+」の部分は既存の5mmから6mmに変更、こちらの色はスバル「チェリーレッド」で承っています。

ステアリングベゼルも艶あり黒に、また一部にSTIのロゴを同じくチェリーレッドで承っています。サイズはお任せとの事なので、実際にプリントアウトして丁度良いサイズを探してみる事にします。

パドルシフトはコネクターを外してそれぞれ単体の状態にしました。パドル自体は分解は出来ないので、以前行ったマツダアテンザの時のようにマスキングで対応します。

素地はツルツルとした艶消し仕上げなので、下地処理は軽い研磨=足付け処理のみを想定しています。

ネックなのは「-」と「+」の位置(角度!)で、これについては予めガイド用のシートを作製しておく事にします。

まずはデータを作製します。元のサイズは横幅5ミリで、これを6ミリに変更します。

太さによって見え方が違うので、それぞれ0.1mmずつ太さを変えた物を印刷し、良さそうな物を選びます。今回は上から二番目の6.0×0.9mmを採用する事にしました。

そのデータを基にマスキングシートをカットします。

透明なカッティングシート(塩ビシート)を貼り、マジックで輪郭をトレースし、「+」にカットしたシートを同じ位置に貼り付けます。

それを剥がすとこの様な感じになります。

同じようにして「-」も作成します。ちなみにマジックで描いた線は「内側のライン」を合わせているので(マジックペンの側面を使っているので)太さ自体は関係なく気にされないで大丈夫です。

本番ではこれを参考にして「+」と「-」を基の位置にスバルチェリーレッドで塗るようにします。

そしてSTIのロゴです。

元々貼ってあるのもオーナー様自ら縮小して頂いた物で、「サイズはお任せで」と承っていますので、これを基にしつつ各サイズを実際に合わせて確認します。

横幅を0.5mmずつ変えたロゴを8種類作成しました。

それぞれをカットし、実際に合わせて確認します。私的には基のサイズより1.5mm横幅を小さくしたこちらが良いかと考えました。

横幅25mmの物となります。

ネックなのはサイズが小さくなるとカッティングプロッターで切れなくなる事で、テスト的にカットしてみたところ問題無く出来たのでこちらを採用する事としました。

尚、通常であればベース色=今回の場合は黒を塗ってからロゴ=チェリーレッドを塗りますが、隠蔽力の問題からこの順番では綺麗に仕上がらないので(コート数が多くなってしまうので)、先にチェリーレッドを塗ってからSTIロゴのマスキングシートを貼り付け→黒を塗るようにして対応します。

スバル「チェリーレッド」については、以前作っておいた色板=カラーコード:651の物で確認したところ、同梱して頂いたステッカーと同じような色味でしたのでこちらを採用する事とします。勿論スバルオフィシャルの純正色です(私が勝手に作った色ではありません)。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!