クラウンマジェスタテールランプ スモーク塗装完成

majesta10 こちらもお待たせしました!クラウンマジェスタの純正テールランプも本日完成となります。

majesta11 スモークの濃度については参考として写真を添付して頂きまして、今回はそれよりも若干濃い程度に調整しています。当店の設定濃度で言うと「薄目」もしくは「薄目と標準濃度の中間」といった感じですかね。

majesta12元々ちょっとお疲れ気味だった部品ですが、今回の塗装でかなりリフレッシュ出来たのでは、と思う次第です。今回使用しているのは「クリスタルクリアー」で、高品位なアクリルポリウレタンの輝きはガラスのような質感にも見えるかと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

クラウンマジェスタテールランプ 本塗り

majesta1 こちらもお待たせしました!クラウンマジェスタの純正テールランポも無事本塗り完了しています。ご安心下さい。

今回御依頼頂いたテールランプは恐らく中古品として購入された物で、長年愛用されて来たテールランプにありがちなワックス(実際にはそれに混入されたコンパウンド)がいたるところに溜まっています。むしろ大事にされていたのでしょうね(やり方は別としてかも知れませんが・・・)。

ただこれを残したまま塗ると面倒な事になりますので、足付け作業の前にコシの強いナイロンブラシとシリコンオフを使って綺麗に掃除をしておきます。またメッキ枠はコンパウンドで先に磨いておきます。

majesta2 清掃が終わったらマスキングをして足付け処理、再度シリコンオフで清掃したら一旦保管部屋に仕舞っておきます。

majesta3 そして本塗りのタイミングが来たら塗装ブースにセットして準備完了です。この時点でも再度脱脂処理を行うのは既に6回目くらいで、むしろこのお陰でテールランプ系でハジキに悩む事は極稀です。まあ普通の塗装と違ってハジキ一つでも致命的になったりしますので当然ではありますか。

majesta7こちらは見本となる写真を添付して頂きまして、御指定としては「写真のテールランプよりも気持ち濃く」との事ですのでこれに併せて濃度を調整していきます。

このテールランプは内部が透けて見えるような構造では無く底の浅いタイプなのでちょっと塗り過ぎると真っ黒になりますからこの辺りに注意します。

majesta8そしてクリアーを塗って本塗り完了です。

majesta5 このテールランプは土台の部品がそのままメッキ枠になっていて基本的には分解が出来ませんから場所によってはこんな感じでかなり見切りが厳しくなっています。ここの隙間は皆無です。

なのでマスキングの順番としては最後にここを貼る様にして、クリアーを塗り終わった直後に簡単に剥がせるようにしておきます。クリアーが流動しているうちにマスキングを剥がせば見切りの箇所は比較的綺麗に仕上げられるのです(ただしそれなりにリスクも伴いますが)。

majesta9クリアーを塗り過ぎれば当然「垂れ」は生じ、また今回の場合は枠があるのでそこにクリアーが溜まったりしたらちょっと取り返しの付かない事になったりします。かといって肌を作らずに塗ってしまうとフチなど磨き難い箇所もありますので、今回のテールランプはこの辺がちょっと難しいというか面倒なところがあるかも知れませんね。

それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きます。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

クラウンマジェスタテールランプ スモーク塗装承ってます

majestaすっかり紹介が遅れまして失礼しました。クラウンマジェスタの純正テールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

御依頼内容はスモーク塗装で、濃度に関しては参考写真を添付して頂きました。またメモ書きには「写真の物よりほんの気持ち程度濃い目に」との事ですので、それにあわせて濃度を調整したいと思います。写真は外で撮影された物なのでその状況に合わせると「薄目」になるかと思いますが、恐らくそれを室内で見ると濃く感じると思いますので実際は「極薄目と薄目の中間」といった所になるかと思います。スモーク塗装はキャンディー塗装の一種ですから、光りの当たる角度や環境によって見え方が全然変わりますので感じ方は結構変わるんですよね。何とかイメージに近い仕上がりにしたいと思います。ちなみにクリアーは「クリスタルクリアー」で承っております。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!