FIAT500のテールランプが装着されたようです

fiat17先日お納めしたフィアット500のオーナー様からコメントと画像を頂いたので紹介させて頂きますね。上の画像は完成時に撮影した物です。

 fiat10「お世話になります。商品受け取りまして早速取り付けましたが、我が理想通りになり感謝感激しております。

以下日記掲載用のレビューと画像2点をご送付させていただきます。
余計な手間でお忙しいお仕事の邪魔になってしまい、本当に申し訳ございません(苦笑)。この度は大変ありがとうございました!!」

との事です。ここからが本番です(笑)

「特に白色ボディではクッキリしない乳白枠&クリアカバー構成の純正テールランプから社外品のユーロテールを装着してはみたものの、今度は折角のキャンディレッドカバーも黒プラベースで外周が黒ずんで見えてしまい逆にこれまた気になっておりました。そこで、余った純正テールを自分好みに塗ってくれる塗装屋さんがあればと検索してみると、プロフィットさんの前例にFIAT500テールランプ塗装を発見し、探し求めていたのはまさにコレだと早速依頼させていただきました。

テール集中塗装のタイミングに合いかなり短期間で仕上げていただきまして、梱包を解いた瞬間、オォ~ッ♪と思わず声が出て見惚れてしまうペイントワーク。日記で数々の例を拝見しておりましたが、想像以上に塗装とは思えないフィニッシュで元から赤いプラスチックレンズだと見間違える程の透明感とクリスタルクリアの美しい光沢感はたまりません。白色ボディに映える枠無テールとのコントラストはイメージ通りで、要らなかった純正の乳白枠にキャンディレッドが重なることでミラーカバーやサイドデカールと同色になり、リアに足りなかった赤の挿し色としても一役買っています。純正より純正チックで、あれ? 何か違う様な…的な見た目は下手すると500オーナーにも気付かれない様な自己満足の世界ですが、「世界にこれだけ」という響きに大枚はたいた甲斐がありました。この度は本当にありがとうございました。」

fiat9最初の画像を見ると殆どの方は「社外品の黒っぽい方が良いんじゃ・・・」と思いそうですが(実際私はそう思いました)、二枚目の画像を見てああなるほど!と感じました。車体の他の部分にある赤からして、こちらのオーナー様的に本当にこういった赤がお好みだったんですね。納得です。

色味もそうですが、純正品のテールランプは水漏れやチリ(隙間)、LED球切れの心配も無いのでやはり安心出来る部分は大きいと思います。最近よく見かけるのはTOYOTA86/BRZのテールランプ御依頼時に、届くのは純正のテールランプなのに外箱は社外品の物と言うケースがあり、恐らくこれはLEDの球切れを起こしているのでは・・・と思う次第ですので(LEDの場合、電球を単体で交換が出来ないんですよね)。

この度の御依頼有難う御座いました。また今後とも宜しく御願い致します!

FIAT500テールランプ塗装 完成

fiat16こちらもお待たせしました!FIAT500の純正テールランプも本日完成となります。ただ今回は丁度タイミングが良かったのでかなり早めに完成した方だと思います。

こちらも施工前の画像紹介致しますね。

fiat7元々の状態がこれで、特にフチが白くなっているので私的にはとても違和感を感じます。と言っても普通の方なら余り気にならないのかも知れませんけどね(または大枚をはたいてまで塗ろうとは思いませんか・・・笑)。

fiat17 今回はスモークは塗らず、レッドキャンディーのみで深みが出るようにとして赤のコート数を増やしています。純正風の赤で深みがある感じですかね。このままディーラーに入ったら驚かれると思いますよ。

fiat18今回はオーナー様の御指定でクリアー抜きの形を前回とは少し違った形状にしています。わざわざこんな事をする方も居ないと思いますので恐らく世界にこれだけかと・・・。

FacebookなどのSNSにもこういった事例を紹介すれば海外の方の目に触れる機会もあると思いますが、正直今以上お問い合わせが増えても対応が出来ませんのでやはり仕事でこれをやる事は無いと思います。それでも時々メールを頂いたりしますが、車に対して使う価値観と言うか金銭感覚は日本人のそれとはちょっと違うと思いますので、やはり海外の方にこういった塗装は難しいかと思います。外国の方からすると、日本で普通に走っている車の綺麗さにビックリするらしいのです・・・(確かに判るような気がします。私も車を綺麗に維持したくてガソリンスタンドで働いていた時期があり、走らせるよりも磨いている方が楽しくなってしまい、それがきっかけて塗装屋になりました・・・)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

フィアット500テールランプ 本塗り

fiat11 こちらもお待たせしました!と言うか稀にみる早いタイミングですね。ただ今回のレンズ系塗装のターンではインプレッサのテールランプ以外は全て「2個1セット」だったのでスペース的に余裕があったのです。特に無理はしていませんので御安心下さい。

ちなみにこちらのマスキングはちょっと独創性なので、一応前日に一度試し貼りをしてから本番に挑んでいます。練習では両側行う必要は無く、片側だけでも実際に貼ってみると難しい箇所が判るので後はイメージトレーニングをすれば当日はスムーズに作業が出来ます。

fiat12 こちらはマスキングまでは二階の作業場で行い、それが終わったらエレベーターで一階に降ろして塗装ブースに並べます。今回時間が一番読めなかったのがこのレンズでしたので実は一番最初に作業をしています。

fiat13 レッドキャンディーを塗装し終わったらマスキングを剥がします。今回こちらはスモークは塗らず、レッドキャンディーのみで「出来るだけ深みを」との事ですので他のよりも2コート大目に塗っています。純正風且つヨーロピアンな感じですかね(いや元々欧州車ですが)。

fiat14 クリアー抜きにしてある箇所はプラスチック素地なのでプライマーを塗布し、全体にクリアーを塗って本塗り完了です。クリアーはレンズ全体に塗っているので、クリアーを残している箇所(赤く無いところ)との段差もスムーズですから普通の方が見れば塗装した物だとは判らないと思います。と言うか気付いてくれるのは同じオーナーだけかと・・・(笑)。

fiat15このテールランプはフチの部分が白くなっていてそれが妙に安っぽい感じがしていたのですが(私的見解です)、レッドキャンディーやスモーク塗装を行う事によりそういった事も改善出来ると思います。さらに今回のようにクリアー抜きの形をオーナー様自身で決めれば他には無いオリジナルのテールランプが出来ますから中々面白いと思います。周りの理解が得られるかどうかは判りませんが・・・(これは無理でしょう。笑)。

それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きますね。諸々磨き処理等もありますので来週木曜日くらいになるかと思います。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フィアット500テールランプ塗装承ってます

fiat7 先日無事到着しておりましたFIAT500の純正テールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

御依頼内容としては、「バックランプとウィンカー部分をクリアー抜き(マスキング)で残し、その他の箇所を深みの赤で」となっております(スモークは無しです)。クリアーは耐候性を考慮してクリスタルクリアーでの仕様となります。オーナー様よりイメージイラストを頂いておりますのでそちらを見た方が一目瞭然だと思いますので紹介させて頂きますね。

FIAT8まるでカタログから抜粋したようなイラストですが・・・プロの方でしょうか(笑)。非常に判り易くて助かります。

ちなみに同型のテールランプは以前も施工していまして、そちらも画像もあるので紹介させて頂きますね。

fiat6 この時も全周は赤い枠にして塗っていますが、今回はこの時とはちょっと違ったラインになっています。以前のマスキング作業の施工例がありますので宜しければこちらをどうぞ。ただ微妙な変化なのでオーナー様と私以外は気付かないかも知れませんが(笑)。まあ皆さんそこに拘っているからこそ大枚をはたくのですからね。大事なところだと思います。

ちなみに当店に御依頼頂く際にはそれぞれの作業内容や仕上げによって「コース」が設けられています。仕事をする上で一番効率が良く簡単な作業は「いつも行っている同じ作業」な訳でして、これなら作業はとてもスムーズに進みますしミスも極少なくなりますからコストも下げられるので、その分費用を抑えてユーザー側にも利用し易いようにと【お任せコース】なるコースを設けています。作業は単純明快な内容で(主にベタ塗り)、メールのやり取りも2回~3回で完結する程度であればこちらがお勧めです。

対して今回のような「オーダーメイド」的な内容では、最初にお問い合わせからお見積もり、その後全ての工程で確認が必要な為、非常に手間が掛かり且つミスも生じ易くなるので実作業以外で多くのリスクとコストが生じます。それ故に【お任せコース】では対応が出来ませんのでその上の【標準コース】でのお受付となります。本来は全てをこのコースに統一するべきなのですが(と進言頂いています)、塗装の費用は普通に考えるとかなり高くなってしまうので、何とか多くの方に提供出来るようにと考え出来たのが「お任せコース」です。一応御見積もり時にはそのコースの内容が判るようにとページのリンクを紹介し、懸念される事がある場合はよくご確認頂くように案内もしております。判り難い事もあると思いますが出来た物を買うと言うことでは無いところがありますので何卒ご理解頂ければ助かります。

ちなみに今回は当初より【標準コース】で御依頼頂いておりますので全く問題御座いません。仕様書まで作成して頂いておりますのでこれで間違えたら救い様が無いですので・・・。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

FIAT500のテールレンズのその後

fiat実はうっかり違うメールフォルダ(サーバー保存用アドレス)で受信していたようで、折角頂いていたご感想のメールに直ぐに気付かずにおりました。大変失礼しました。そしてわざわざご感想&画像送って頂き有難う御座います!

上の画像は作業前の状態で、下の画像が先日お納めしたレッドキャンディー+スモーク塗装のテールランプです。fiat1オーナー様から頂いたご感想も紹介させて頂きますね。

「FIAT500のテールランプ、無事に届きました。早速取り付けましたので写真を送ります。
純正の安っぽい感じが払拭されて、非常に良くなりました!
写真では判り辛いですが、サイドのウインカーを社外品のスモークタイプへ変えているので相性も抜群でした。
しっかりスモークがかかっていてもクリアー感が有り、後から塗装したようには全く見えません。
今回たまたまネットで見つけてお願いしたのですが、予想以上の完璧な仕上がりで大満足です。
金銭的に直ぐにとはいきませんが(汗)、今後内装のパネルをボディ同色にしたいと考えております。
その際はまたよろしくお願いいたします。」

との事です。この度のご依頼、誠にありがとう御座いました。こちらこそどうぞ今後とも宜しくお願い致します!