VMAX社外品テールランプ×2個塗装承ってます

 先日到着しておりましたVMAXに取り付け予定の社外品テールランプ二個です。こちらは先日ダミーダクトカバーの塗装をご依頼頂いた方で、また現在キャブレターサイドカバーの塗装もご依頼中の方です。この度も当店をご贔屓頂き誠に有難う御座います!

現状は灯火すると「品が無いくらいに明る過ぎ、赤みが飛んでしまう」との事で、今回はこれにさらにレッドを足して、さらに「極薄目と薄めの中間」の濃さでスモーク塗装も承っています。

現在使っているキャンディーレッドは3代目で、顔料タイプの為「塗れば塗るほど濃くなる」と言う事もあり、この赤を塗る事も意味があると思います。ちなみにマイクを塗る時はいつもハウスオブカラーのレッドですが、先日紹介したゼンハイザーE945の塗装ではこれを「濃いめの赤に」とのご指定を頂いたのでこちらを使って対応しました。リンク先の画像では並べて撮影していますので違いが判り易いかと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度も当店をご贔屓頂き誠に有難う御座います!

YAMAHA VMAXキャブレターサイドカバー塗装承ってます

先日到着しておりましたヤマハVMAXの純正キャブレターサイドカバーで、こちらのオーナー様は先日同車のダクトカバーの塗装ご依頼頂いた方となります。この度も当店をご贔屓頂き誠にありがとうございます!

元々は装飾クロムメッキが施されているらしいのですが、このパーツは経年の劣化でメッキが浮いて剥がれてしまうとの事ですので、今回はメッキを剥がした状態の物を御用意して頂きました。

ご依頼内容は以前プレオのルームミラーに施工した3コートSPFシルバーで、また下地は一旦サフェーサーで整えてからの上塗りとします。

プレオルームミラーの画像を紹介させて頂きますね。

元々は梨地だったものをサフェーサーで下地を整え、下色に黒を塗ってそれを透かすようにしてSTANDOXの高輝度メタリック(JLM-906)を重ねています。

プレオルームミラーの他の画像についてはこちらのページからどうぞ。

もっとメッキ感のある塗料で、比較的新しい製品の物を最近テストしてみたのですが、やはりと言うか通常の塗膜に比べて密着性が劣るので、通常の仕事に採用する予定はありません(ただしそれ自体を消耗品と考えるマイクであれば今後対応するかも知れません)。

その点今回のSPFシルバーは通常の2Kシステム=Two-component paintsとなる為、ホワイトパールなどの一般的な3コート塗装と同様に安心して使えます。

 

先日完成してお納めしたVMAXダクトカバーについても紹介をさせて頂きますね。

アルミ素地にクリアーが塗られた箇所を艶ありの黒に、下側は純正と同じくつや消し黒に、YAMAHAの凹み文字部は落ち着いたシルバーで塗装しています。その他の画像はこちらのページから、また後日オーナー様から取り付け後の画像とコメントも頂戴していますので、よろしければこちらのページからご参照くださいませ。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

YAMAHA VMAXダクトカバー塗装 完成

大変お待たせしました!先日下側の艶消し黒を本塗りしていたYAMAHA VMAXのダミーダクトカバー、本日完成となります!

最初の状態も紹介しますね。

最初にご用意して頂いた新品部品は、型(アルミ素地)の状態がとても酷く、その後改めてこちらの自家塗装済み品をご用意いただきました。見た目は悪いのですが、どの道新品時のアルミ素地に直接塗られたクリアーは剥がれて腐食してしまうので、新たに塗装するにはこの方が断然良かったのです。

 元々アルミ素地にクリアーが塗られていた部分を「艶ありの黒」に、

「YAMAHA」の凹み文字部分は、少し落ち着いたグレーシルバー=トヨタ グレーマイカメタリック(カラーコード:1E3)を採用しています。

 純正の状態と大きく違うのはYAMAHAの文字周りの歪で、

今回はアルミ素地~サフェーサーを研ぐ事で、純正では見られないシャープなラインに仕上がっているかと思います。

当店でも一度塗っているの判りますが、素地調整をしないまま色だけを塗ってもこういった仕上りにはなりません。アルミのままだとそんなに気にならないのですが、黒に塗ると粗が目立つので、もっとウネウネとした仕上りになってしまいます。

プレスライン(山のライン)より下側は、元のように艶消しの黒で塗装しています。

ベースコートは同じ黒で、その上に艶消しクリアーで仕上げています。

お預り期間はおよそ3ヶ月、紹介した画像はおよそ70枚でした。

 開口部も同じように艶消し黒にしています。

通常のパネル部品のようにプレス成型では無く鋳造品の為、元のままだと全体にウネリがありますが(ありました)、

「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程を経て、純正には見られない美しいラインに仕上がっているかと思います。

YAMAHAの文字部はマスキングでは無く、食み出た余分を拭き取る(削り落とす)と言う方法で行っています。凹んだ部分は、厚さ2ミリのアクリル板を使って研いでいます。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

VMAXダクトカバー 本塗り②

 先日艶ありの黒とYAMAHAの凹み文字部を塗装していたYAMAHA VMAXのダミーダクトカバーです。少し時間が空いてしまいましたが、塗ってから直ぐにマスキングテープを貼るとその跡が残ってしまう事があるので、その後二度焼きをして寝かし、さらに磨き処理も行っておきました。一部ペーパーが当たったままの個所は、この後艶消し黒に塗装する部分なので磨き(コンパウンドを使ったポリッシュ)をする必要が無いからです。

 下側とダクト穴周りを艶消し黒で塗る為、その他の部分をマスキングします。ブツ切り部分は見切りが綺麗になるようPP製のラインテープを使っています。

 被塗面は#1300相当で足付け処理を行いました。

 そして本塗り完了です。お待たせしました!

 当初はベースコートのみの【激安コース】を予定していましたが(ブツ切りマスキングの塗り分けが汚くなるのが嫌だったので)、内容を改め、通常の艶消しクリアー(2液ウレタン)を塗る事にしました。

普通に塗るとバツ切りマスキング部がガタガタになってしまいますが、今回は艶消しクリアーの希釈率を上げて極薄膜になるようにしてそれを抑えています。艶消しクリアーを無用に希釈して塗ると肌が荒れてムラが出易いので、そうならないギリギリの所にしました(形状が平面で無い事も幸いでした)。またこれにより通常よりも艶の消えた仕上りとなっています(塗り方が薄いと艶は消える傾向にあります)。

この後はさらに熱を入れて塗膜を硬化させ、さらに数日寝かしたら完成となります。

お待たせして申し訳御座いませんが、完成までもう少々お待ちくださいませ!

VMAXダクトカバー 本塗り

 先日単色の黒で下塗りをしておいた、YAMAHA VMAXのダミーダクトカバーです。

今回はYAMAHAの凹み文字部をグレーメタリックに、そしてもう一度全体にクリアーを塗ります。

 まずはYAMAHAの文字周りを、砥石(クリスタルブロック#800)を使って平滑に研磨します。

 その後全体を#1500で研磨して肌を均し、スコッチとウォッシュコンパウンド、スコッチが入り難い凹み文字部はナイロンブラシを使って足付け処理を行います。

 良く脱脂清掃します。

 余分な所に色が飛ばないよう、マスキングをします。

 凹み文字部にグレーメタリック(トヨタグレーマイカメタリック(カラーコード:1E3))を塗布します。

 しっかり隠蔽させたら、文字の周りのマスキングを剥がします。 この後、食み出ている部分を研磨して除去します。

 細かい部分を研ぐ場合は、他の個所を削り過ぎないようマスキングをしながら行います。

 脱脂清掃をして、周りに塗料が残っていないかを確認します。

 台にセットし、

 クリアーを塗って本塗り完了です。

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

 凹み文字も良い感じに塗り分けが出来たと思います。

後は純正と同じように、プレスラインから下側を艶消しの黒で塗装します。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!