ステップワゴン フロントグリル等 本塗り

step4 こちらもお待たせしました!ステップワゴンのナンバーブラケット&フロントグリルは無事本塗り完了しております。

サフェーサーの研ぎは事前に済ませておきましたのでこちらの画像はちょっと前の物です。

step5 サフェーサーを研ぐ前には全体に黒をスプレーしておき、研ぎ忘れを防止します。所謂「ガイドコート」ですね。

step6メッキが施されていたナンバーブラケットも同じく全体を研ぎつけておきます。

step7 そして本塗り準備完了です。今回はボディカラーでもある3コートホワイトパールで、「ベースカラー」→「パールカラー」→「クリアー」の3層での塗装となります。ただ実際は一番最初に下色として隠蔽製の高い白を塗ってあるので4層ですけどね。

step8 そして本塗り完了です。色はホンダ純正色の「プレミアムホワイトパール」(カラーコード:NH624P)となります。

step9 こちらはFRP製の社外品フロントグリルで、色はボディーカラーでは無く「ポリッシュドメタルメタリック」(カラーコード:NH737M/)の半艶で承っています。敢えて純正っぽくといった所でしょうか。

step10 そしてこちらも本塗り完了です。画像だと艶々の状態ですが塗っているのは半艶専用クリアーなのでここから時間が経つにつれて艶が消えていきます。半艶でもこれくらい塗り込むとヌメっとした綺麗な半艶になるんですよね。

step11こちらは市販品のナンバー枠となります。本塗り前の状態を撮り忘れてしまったようですが(ありませんでした・・・)、元々は黒の樹脂素地状態で、ただ梨地は極細かい物だったので足付け処理だけしてそのまま塗っています。ナンバープレートが付けば殆ど見えないのですがやはり気持ち悪いので隅まで綺麗に塗っておきました。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

マツダアテンザ フロントグリルなど塗装承ってます

atenza26 こちらも紹介が遅れて失礼しました。そしてこの度も御贔屓頂き有難う御座います!

こちらのオーナー様は以前マツダアクセラのパーツで色々御依頼頂いていた方で、先日同じくマツダのアテンザに乗り換えたとの事で今回の御依頼となりました。何度も何度も大丈夫でしょうか・・・(笑)。

atenza27 御依頼頂いたのは内装パーツやフロントグリルなどの外装パーツ、そしてエンジンカバーも御依頼頂いています。内装パーツと外装パーツについてはマツダ純正色のジェットブラック(カラーコード:41W)で、これは黒に若干のパールが入った色となります。給油キャップについては同封して頂いたパッケージの近時色として「グリーン」で、どれも艶有り仕上げのクリスタルクリアー仕様で承っています。給油キャップがグリーンなのはディーゼルエンジンで燃料が軽油になるからで、間違い防止の為かと思われます。

atenza28 こちらはまだ色が決まっていませんが、塗装するのは全体では無く部分的に色を付けるような感じです。当初は結晶塗装を御希望だったのですが、恐らく素材はPP(ポリプロピレン)でこれは熱で変形してしまいますから今回は通常の2コート塗装、艶消し仕様で御検討頂いております。

atenza29 今回の費用も相当になるのですが、そのネックとなっているのはやはり下地処理で、こういった表面がザラザラとした「梨地」のパーツにそのまま色を塗っても艶々の仕上がりにはならないので、この場合は「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程が必要となります。これが本塗りよりも大変なのでどうしても費用は割高になってしまうのです。ちなみにこれらの素材はPP(ポリプロピレン)です。

atenza30 バンパーに付くフォググリルも細かいシボ模様があるのでこのままでは塗れません。と言うか塗れない事は無いのですがちょっと残念な仕上がりになってしまいます。

atenza31下地処理で問題なのは、こういった大型で複雑な形状をしたパーツで、これ全体を研いでサフェーサーを塗って研ぐのは相当大変です。まともにやると桁は一つ上がってしまいます。

が、今回のアテンザのフロントグリルは今まで何回か塗装例があり、こちらの梨地は比較的細かいのでもう少し簡易的な下地処理で対応する事にしています。ネックなのは「サフェ研ぎ」の作業なので、それを無くすような感じで本塗りを二回行う「2度塗り」といったやり方ですね。勿論デメリットがあり(シャープ感が損なわれます)、シボや梨地の凸凹が大きいとさらに酷い結果になりますが、この素地であればそれで対応は出来ていますので今回はこのフロントグリルとロアグリルについてはこの方法を利用する予定です。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度も御贔屓頂き有難う御座います!

トヨタ S800ステアリング塗装承ってます

toyota800 こちらも紹介遅れました。またこの度も御贔屓頂き有難う御座います!

こちらはここ最近、古い車のホーンリングやらステアリングボスなどを御依頼頂いていた方からの3度目の御依頼で、遂にと言うか今回はこちらのステアリングにまで行き着きました。だ、大丈夫でしょうか・・・(笑)。

toyota8001 状態としてはちょっとマズイ感じがしますが、もう程度の良い部品は手に入らないとの事で、今回はこういった亀裂部分の修理と塗装を御依頼頂きました。ちなみに今回は周りのグリップ部分には手を付けず、このボス周りのみとなります。

toyota8002見た目はゴムっぽいのですが一応しっかりとした樹脂で、修理方法としては亀裂の外側からエポキシ接着材を充填し、その他は前回と同じくサフェーサーで下地を作り直して「艶有りブラック」にて塗装をします。構造上完全な修理と言う訳にはいきませんがそちらはオーナー様も御了承済みですし、エポキシ接着材の接着力次第では今後の亀裂の進行も少しは抑えられると思いますので無意味では無いと思います。

ちなみに難しい点としては、金属製のスポーク部分と割れたプラスチック部分が元々一体化されているので、全ての作業でここをマスキングして最終的に自然な感じで仕上げるのに少し工夫が必要かも知れません。毎回バツ切りしていたら継ぎ目はとても汚い仕上がりになってしまいますからね。色々考えてみたいと思います。

それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。この度も御贔屓頂き有難う御座います!

自転車用ライト 塗装承ってます

light1 すっかり紹介が遅れまして失礼しました。またこの度も御贔屓頂き有難う御座います!

こちらは以前スクーピー(スクーター)の外装オールペンを御依頼頂いた方で、今回は現在製作中?の自転車のヘッドライトの塗装を御依頼頂きました。スチール製の外装パーツ二点はオレンジ色の半艶仕上げで、プラスチック製のレンズはいつもの「レッドキャンディー+おまけスモーク」で承っております。な、中々凄い組み合わせですね・・・(どんな自転車になるのでしょう)。

light2ヘッドライトボディのオレンジについては色見本としてタイヤチューブのパッケージを同封して頂きましてそこから近似色を選びます。ただ包装紙の印刷は塗料(顔料)とは違って発色が強く、塗装でそこまでの表現は出来ませんからその点はご理解・御了承下さいませ。とりあえずこん感じのオレンジを選んでみました(上から二番目です)。

レンズについては他の案件のテールランプと一緒に、ボディの方は順番が来たら作業する予定です。実際の作業着手はGW明けになるかも知れませんが何卒ご理解の程宜しく御願い致します。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度も御贔屓頂き有難う御座います!

FIAT500テールランプ塗装 完成

fiat16こちらもお待たせしました!FIAT500の純正テールランプも本日完成となります。ただ今回は丁度タイミングが良かったのでかなり早めに完成した方だと思います。

こちらも施工前の画像紹介致しますね。

fiat7元々の状態がこれで、特にフチが白くなっているので私的にはとても違和感を感じます。と言っても普通の方なら余り気にならないのかも知れませんけどね(または大枚をはたいてまで塗ろうとは思いませんか・・・笑)。

fiat17 今回はスモークは塗らず、レッドキャンディーのみで深みが出るようにとして赤のコート数を増やしています。純正風の赤で深みがある感じですかね。このままディーラーに入ったら驚かれると思いますよ。

fiat18今回はオーナー様の御指定でクリアー抜きの形を前回とは少し違った形状にしています。わざわざこんな事をする方も居ないと思いますので恐らく世界にこれだけかと・・・。

FacebookなどのSNSにもこういった事例を紹介すれば海外の方の目に触れる機会もあると思いますが、正直今以上お問い合わせが増えても対応が出来ませんのでやはり仕事でこれをやる事は無いと思います。それでも時々メールを頂いたりしますが、車に対して使う価値観と言うか金銭感覚は日本人のそれとはちょっと違うと思いますので、やはり海外の方にこういった塗装は難しいかと思います。外国の方からすると、日本で普通に走っている車の綺麗さにビックリするらしいのです・・・(確かに判るような気がします。私も車を綺麗に維持したくてガソリンスタンドで働いていた時期があり、走らせるよりも磨いている方が楽しくなってしまい、それがきっかけて塗装屋になりました・・・)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!