ハーレーダービーカバー塗装承ってます

harley先日到着しておりましたハーレー用のメッキ製ダービーカバー(タイマーカバー)です。ミッションケースの横に着くクラッチカバーのような物でしょうか。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

素材はスチール(鉄)で、その上に装飾クロムメッキが施されていて、さらに凹んだ部分には黒い塗装(?)が施されています。

今回はこちらを艶有り黒のベタ塗りで承っておりまして、ただそのまま塗っても塗料は密着しませんから、全体をサンドブラスト処理をして溝にある塗料を剥がし、さらに全体の表面を荒らしてプライマーを塗装して下地を作ります。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

マツダフューエルキャップ塗装承ってます

mazda15先日これと同じ部品を本塗りで紹介したばかりですが、こちらはそれとは別で先日到着したばかりの案件となります。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はいつもの通りで、参考までに以前施工した時の完成画像を紹介致しますね。

mazda15元々素地がザラザラとした状態なので、まずは下地処理として「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で平滑な素地に仕上げ、その後グリーンを塗ってロゴをグレーで塗り、最後にクリアーで全体を覆います。

ちなみにこういった色をしたシールなどのアクセサリーは色々と販売されているので、単に混油防止の為だけであればわざわざこれを塗装する意味は無いのかも知れませんが(と言うか普通は理解に苦しむかと・・・)、たとえ少数でもそうでは無いと思う方がいらっしゃいますので、お陰様で当店のような仕事も成り立っている次第です。いやはや有り難い限りです。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

 

OAKLEYサングラスフレーム 本塗り

oakley28 先日「ベースコート塗装→デカール貼り→下塗りクリアー」まで行なっておいたオークリーのサングラスフレームです。クリアーが完全硬化したのでデカールの段差を平滑に研ぎ、再度全体を足付け処理します。

ただ下塗りに塗ったクリアーは塗膜の厚みでディテールが崩れるのを避けたかった為に1コートのみの薄膜ですから、普通にペーパーを掛けると角から下地が出てしまう恐れがあった為、今回はスコッチ(不織布に砥粒を接着剤で結合させた物)とウォッシュコンパウンドをメインに、細部はいつも通りナイロンブラシで足付け処理を行ないます。

oakley29 再びスタンドに固定して本塗り開始です。

oakley30 クリアーは艶消し専用の物で、工程自体は通常の艶有りクリアーと同じです。

oakley31 ブースのファンは回しっぱなしにして、今の時期(常温)なら30分くらいで艶が消えてくれます。

ただしこの状態でもまだベタベタなので、さらに自然乾燥させた後に60℃40分くらいの熱を掛けて完全硬化させます。

oakley32 フロントに貼ったOAKLEYのデカールは下塗りクリアーのお陰で段差は全く感じられません。

oakley33 ツル(サイドフレーム)も無事本塗り完了です。ちなみにクリップで掴んでいる所はゴムカバーで隠れるので問題ありません。

oakley34両サイドに着くオークリーのエンブレムは、フロントに入れたデカールとお揃いとなるよう金属感のあるシルバーとなります。

ちなみに元々着いていた鼻当てやレンズ、ゴムカバーなどはオーナー様ご自身で外しておられますので、どうせならと言うことでそちらも送って頂いてこちらで組み付ける予定です。

組み付けも完成次第改めて紹介させて頂きますのでどうぞもう少々お待ち下さいませ!