先日サフェ研ぎを行なっておいたマセラティの純正リモコンキーです。
各部をマスキングして、いよいよ本塗り開始です。
素地の紺が出ていた箇所もあったので一旦白で下塗りをし、その後フェラーリレッド（ロッソコルサ）のベースコートを３コート塗布し、最後にクリアーを2コート塗っています。
元々成型時のウネリが強い仕上がりでしたが、執拗な（笑）下地処理のお陰で美しいラインに仕上がっていると思います。クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更となっています。
尚こちらは組み付け作業がありますので、そちらも作業進行次第また紹介させて頂きますね。こちらもちょっと大変な作業になりますので少しお時間を頂ければと思います。どうかもう少々お待ち下さいませ！
大変お待たせしました！マツダのクリーンディーゼルエンジン用のフューエルキャップの塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介しますね。
元々は未塗装のザラザラとした素地で、これを軽油のイメージカラーとなるグリーンに塗装し、さらに文字をグレーで入れています。
磨き処理はしておらず、艶々に仕上がっているのは下地処理の段階で平滑に仕上げているからです。あのザラザラの素地に直接上塗りをしてもこうはなりません。
またクリアーは高品位なタイプのクリアー（クリスタルクリアー）を使用している為、塗膜の質感自体が高級に仕上がっています。実物は画像よりもっと凄いので、きっと給油が楽しみになるかと思います（セルフスタンドで自分で入れないと見る事は出来ませんが･･･。笑）。
それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました！
こちらは先日トゥデイのテールランプスモーク塗装とホンダのメッキエンブレムの艶消し塗装をご依頼頂いた方で、今回はこちらのステンレス製ハンドルカバーをボディ同色の「フレームレッド」（カラーコード：R513）で、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承りました。この度もご贔屓頂き有難う御座います！
ちなみにこちらの色は元々トゥデイの車体色では無くホンダS660に採用された色との事で、現在は車体をこの色にオールペン済みとの事です。ちなみに色名はSTANDOXのカラー検索サイトだと「LIBERTY RALLY RED」となっています。
色名は日本で呼んでいるそれと、海外での呼び名が違うのは結構普通の事で、なので色名だけでは色は決められず、必ずメーカー名と「色番号」（カラーコード）が必要となります。
ちなみに色番号は車体のどこかに記載されていて、ただその場所はメーカーによって色々と違いますが（塗装屋ですら探すのが大変な時があります･･･）、こちらのページが参考になるかも知れません。VW系なら整備書にシールが貼ってあったりして便利ですよね（ただその分車体のシールはラゲッジスペースの奥の方だったりと･･･）。
そしてエンブレムの方ですが、こちらは今回実体はまだ無く（笑）、お預かりしたこちらのシールを基にソフトを使ってベクトルデータを作成し、さらにそこから3ミリ厚のアクリル板をレーザー加工機でカットして立体的なエンブレムを作成し、艶消し黒の塗装を施します。少し前に紹介したLOOKの立体ロゴみたいな感じですね。
レーザーカットのような塗装以外の作業はそれ単体ではお受付出来ませんが、今回のように「塗装の付帯作業」と言う事であれば対応出来る場合もあります。ただこれを本業と間違わられてしまうとマズイですので、これらの作業内容については社外記の方で紹介させて頂きますね。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度もご贔屓頂き誠に有難う御座います！
先日到着していました日産車用のグローブボックスの蓋となる内装パーツです。この度のご依頼、誠に有難う御座います！
ご依頼内容は「艶有りの黒」（ピアノブラック）で、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っております。
ただし素地はこのようにシボ模様が凄いので、まずは「研磨→プラスチックプライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で平滑な下地を作ってからの塗装となります。似たような感じとしては以下のレガシィ内装パーツがイメージに近いでしょうか。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います！
