S-WORKS カーボンフレーム&フォーク 本塗り

sworks15 大変お待たせしました!S-WORKSのカーボンフレーム&フォークとペダリングセンサーカバーは昨日に引き続き下準備&無事本塗りも完了しておりますのでご安心下さいませ。

sworks16 ちょっと判り難いのですが、プリントアウトした用紙にはそれぞれのロゴ位置が詳細に記されています。既存のロゴは一旦削り落としてしまっていますので元の位置は判らず、これが無ければ塗装は出来ません。

sworks18 撮影した画像だけではどうしても曖昧になる為、各ロゴは起点となる位置を決めてそこからの距離を測ってあります。

sworks17 実は本体を塗る事よりもこういったロゴ入れ作業の方が面倒で、しかも間違えたらただでは済みませんからこの日が来るのを去年から戦々恐々としていました。

が、各部の計測をしっかりやっていたお陰か実際にやってみると思っていた以上にスムースに出来て(笑)、予定していたよりも心の負担は軽くて済みました。

sworks20 チェーンステーに入るロゴは、後ろに行くに連れて細くなる左右非対称となっています。

sworks21 マスキングシートの貼り付けが終わったら全体を養生します。ちなみにトップチューブ上に入るVENGEは下から塗るのが嫌だったので別工程にしました。

sworks22そしてロゴ入れ完了です。

sworks23白は隠蔽が弱い為に厚塗りになり易く、そのせいで輪郭がガタガタとなりがちなのですが、下色に隠ぺい力の高い白(オーカーやオキサイドレッドなどの鉱物系無機顔料を多く含んだ白)を塗っておいたお陰でこちらも予想以上に綺麗に仕上がりました。

sworks24 いつもはこのロゴの輪郭の修正で半日を費やしたりするのですが、今回は数カ所のみで済み、お陰でクリアーまで塗れました(当初クリアーは翌日=今日を予定していました)。

sworks25ロゴの白はいつもの定番のキャンディーホワイト(VWニュービートルなどに採用されているボディカラーです)を採用しています。比較的原色の白に近く、スッキリとした白となります。

sworks28 そしてクリアーを塗って本塗り完了です。

sworks33今回はキャンディーカラーの特性としてか撮影をするとかなり青味寄りに写ってしまうのですが、肉眼で見ればちゃんと参考にした画像のフレームカラーに近く出来ています。どうぞご安心下さいませ。

sworks27sworks26sworks29 sworks30 sworks31 前回施工した時のS-WORKSのフレームではフォークにはこのロゴは入れていなく、果たしてこのリアス式海岸みたいなガタガタをこのサイズで綺麗にカット出来るのか・・・と懸念していましたが、こちらも想像以上に綺麗にカットしてくれました。マシーン様様です。

sworks32 ペダリングセンサーカバーも元々あったPioneerのロゴを同じく白で入れ直してあります。

この後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を完全硬化させたら全体の磨き処理を行い、フロントディレイラーステー部分を元のようにつや消し黒に塗り直し、さらに数日寝かしたら完成となります。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますのでどうぞもう少々お待ちくださいませ!

バイク用アルミパーツ塗装 完成

bike10 大変お待たせしました!バイク用の(恐らく)ステップ部のアルミ鋳造パーツの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介致しますね。

bike30元々はアルミ無垢の状態で、

bike31素地は砂型の梨地がそのまま残ったような状態でした。

bike11 あのまま塗っても艶のある仕上りにはなりませんので、「サンドブラスト処理→リン酸処理→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で平滑な下地を作ってから上塗りの塗装を行っています。

bike12 折り畳みのステップ(タンデム用かも知れません)が着く個所はアルミ素地をそのまま残した仕様にしています。

bike13今回は【お任せコース】となりますので、塗装は塗りっ放しの磨き処理無しでの仕上りとなります。

bike14吊るして塗るとこういった肌にするのは難しいのですが、目立つ面を上(地面と水平)にした状態で台に固定して塗っていますので、塗りっ放しでも肌目の無いテロテロとした仕上りに出来ています。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度も当店をご利用頂き誠に有難う御座いました!