フェラーリリモコンキーカバー リング取り付け

 先日スペチアーレラインの本塗り作業を終えていたフェラーリ458のリモコンキーカバーです。塗膜が完全硬化したので傷防止用にフレアー加工をして作成したステンレス製のリングを取り付けます。

塗装した面に接着剤が付かないようマスキングをし、それぞれの接着面をよく脱脂したら透明エポキシ接着剤を使って取り付けます。

 さらに裏側からも隙間に充填します。

ちなみにですが、リモコンキーは電池交換の際にカバーを開けなければいけない為、それぞれのリングは分割した状態にしなければならなくこういった形にしています。

鍵はブランクキーの為、嵌めてもまた外さないといけない為、完成時の撮影はこの状態で行おうと思います。

一応接着剤が完全に固まるまで一日置き、明日には撮影出来ると思います。どうぞも負う少々お待ちくださいませ!

スバルWRX S4エンジンカバー塗装 完成

 大変お待たせしました!スバルWRXの樹脂製エンジンカバーの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々は未塗装の樹脂素地状態で、当初は「結晶塗装」をご希望だったのですが、素材がPP(ポリプロピレン)の為熱を掛けた時に変形する可能性が高く(結晶塗装は140℃程掛けます)、だったらという事で今回の仕様となりました。

 黒い部分は樹脂素地のままで、フィンの部分とエンブレムバッジを部分的に塗装しています。

 シルバーはホンダのサテンシルバーM(カラーコード:NH-623M)を採用し、挿し色としてSTIのチェリーレッドを部分的に塗っています。

STIチェリーレッドの色作成については以下ページで紹介していますので宜しければご参照下さいませ。

スバルWRX S4エンジンカバー STIチェリーレッド塗料作成

 また向かって右側のダクト穴は塞がっていた為、そこは一旦黒に塗ってからマスキングをしてシルバーを縫っています。

 最後は艶消しクリアーで仕上げています。

 エンブレムバッジは両面テープで着くようになっていて、これは単に置いているだけの状態です。

こちらも最初の状態を紹介しますね。

こちらもやはり黒い樹脂素地だった部分をマスキングで部分的にSTIチェリーレッドを塗って艶消しクリアーで仕上げています。

 画像だと赤が白っぽく見えますが、これは艶消し仕上げによる物で、見る角度によってはもっと鮮やかな色味に見えます。今回はこの色で「艶あり」「艶消し」の色見本も作成しているので後日検証して紹介しようと思います。

こちらが今回のチェリーレッドの参考にしたSTIのバッジです。多分フロントグリルに装着される物で、多分今後も使う機会があると思ったので新たに取り寄せてみました。機会があれば同色の違った製品と比色してみたいと思います。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度も当店をご利用頂き誠に有難う御座いました!

ジェイドライセンスフレーム塗装 完成

大変お待たせしました!ホンダジェイドのリヤライセンスフレームの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々の設定ではこちらのシルバー色しか無いらしく、

 今回ボディ同色の純正色「ホワイトオーキッド・パール」(カラーコード:NH-788P)でご依頼頂きました。

 クリアーは今までのご依頼と同様、高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となっています。

 色味は最近のホワイトパールらしく白さのある色になっています。

 一昔前のパールは天然雲母から成っていた為に黄味がありましたが、その後人工マイカになってからは透明感のあるスッキリとしたホワイトパールが可能となりました。

ちなみに「パールが焼けて黄ばんだ」といった事を聞いたりしますが、それは所謂「褪色」で、新車時の焼き付け型塗料ではそういった事がありますが、補修で使うアクリルウレタン系の塗料は耐候性が高いのでそんな事はありません。ただ新車でも最近は水性ベースコートになっているのでそう言う事自体無くなっているかもです(どうなんでしょう)。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度も当店をご利用頂き誠に有難う御座いました!