RB26→RB28タイミングベルトカバー 旧塗膜剥離

先日お預かりしておりました日産GT-R用RB26エンジンタイミングベルトカバーです。その後アルカリ洗浄槽に浸け置きし、溶剤槽に沈めておきました。

それからおよそ一か月経った状態です。

ワイヤーブラシで軽く擦る感じで大体の塗膜は剥がせました。

塗膜の下から出てきたアルミ素地は全体に腐食が見られるので、恐らくは何もせずそのまま艶消し黒か何かの塗装を塗られていたのだと思います。ちなみに旧塗膜は溶剤では溶けなかったのでラッカーでは無く、焼き付けまたは2液ウレタンだと思います。

今回はRB26の「6」の凸文字を「8」への変更で承っておりますので、まずはグラインダーの砥石を使って粗研ぎします。

続けて#120のシングルサンダーで残りを削り落とします。

ただシングルだと綺麗に削ったように見えて実は凸凹なので、

その後#120のダブルアクションサンダー&当て板 を使ってラインを整えます。

新たに取り付ける「8」は金属加工屋さんにデータを送って作って貰っていますが、やはりと言うかレーザーカットだとバリとかが残っているのでそれを整え、またテーパーを意識して周りを削っておきます。

この後サンドブラストとリン酸処理を行ったら構造用エポキシ接着剤を使ってこの「8」を固定します。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!