イヤホンカバー 本塗り

ear3 大変お待たせしておりましたイヤフォンカバーは本日本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。改めて途中工程から紹介させて頂きますね。

ロゴの「「W」についてはオーナー様自ら作成してデータを入稿して頂きまして、それを見本のロゴのサイズに合わせました。まずは幅が5.4ミリを基本とし、そこから±0.2で5種類作製します。この辺のサイズになるとノギスで測ってもよく判らないので、実際にプリントしてそこから近い物を選ぶようにしています。

ear4で、 結局一番近かったのが幅5.4ミリのサイズそのままで、それを元にしてマスキングシートを作製しました。

ear5 塗装するのはゴールドカラーの方で、下地処理は足付け処理だけですが、パーティングラインがあったのでそれを削って平らにしています。

ear6 まずはベースカラーのスバルWRブルー(カラーコード:02C)を塗布します。

ear7 ベースコートが十分に乾いてテープフリーになったら用意しておいたマスキングシートを貼り付けます。作業する前から位置合わせが非常に難しいと考えていましたので、こんな風に一緒に並べて確認出来るようにしています。

ear8 それぞれ左右の位置も確認しておきます。

ear9 位置合わせの為に余白が少ないのでこの辺のマスキングが少々シビアになりました。

ear10 シルバーは明るめの物をといったご希望でしたので、以前も紹介したMIX818を採用しています。金属感のあるシルバーですね。

ear11 そして最後に半艶クリアーを塗って本塗り完了です。サイズは小さいですが非常に神経を使いました。

ear12塗り終わったのが結構遅かったので本日は熱を入れておらず、週明けに強制乾燥を行う予定です。完成は来週末くらいを予定しております。

どうぞもう少々お待ち下さいませ!

イヤホンカバー塗装承ってます

ear 先日到着しておりましたイヤホンの着せ替えカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ear1 ご依頼内容はこちらを「半艶のブルーメタリック」で承っておりまして、先に色見本帳を送ってそちらからお好みの色を選んで頂きました。今回はスバルのWRブルー(カラーコード02C)となります。

ear2さらに今回はサイドの部分に「W」のロゴを明るめのシルバーで入れるようご指定も承っておりまして、これについては見本を一緒に送って頂き(赤い方がそうです)、またロゴデータについてはオーナー様自らIllustratorで作成したai形式のデータを入稿して頂きました。お手数を頂き有難う御座います!

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

Japanese old public phone

img7 5年くらい前にR30スカイランのFJエンジンカバーとインマニの結晶塗装と、そしてこちらの公衆電話の塗装を御依頼頂きました。

img351分解してみて判ったのですが、造りは相当凝っていて、多分相当高額な製品なのだと思います。img352赤いパーツはダイヤル部分とカールコード以外は全て塗り替えます。

img425 恐らくこういった公衆電話は定期的に回収~補修がされていたようで、確か5回くらい再塗装されていた跡がありました。今で言う自動販売機みたいな感じですかね(以前そう言う塗装の依頼もありましたがさすがにお断りさせて頂きました)。

img427 外側のケースはスチールの一枚物で、なんと継ぎ目がありません。さすが公企業と言うか、お金の掛け方の違いが良く分かります。

img471 ただ素地は綺麗に見えてかなりボコボコでしたから、この時はサフェーサーだけでは無く全面にスプレーパテを塗って平らになるよう成型しています。

img472 (1)劣化が激しい部品は似たような物を見つけて交換したりもしました。

img474 プレートはそのまま再利用で、固定はリベットでは無く真鍮のカシメで固定しました。

img555 塗り終わった物に組み付けていきます。先ほどのプレートとカシメはこんな感じになります。

img558完成後は普通に使うので(!?)、元の通りに組み付けます。

img586 そして完成です!下地作業が大変だったのでちょっとしたレストアって感じでした。

img587 古い物は古いままでって言うのも当然良いのですが、今回のように当時の物をピカピカにして身近なところで使いたいって言うのも面白いですよね。こういうのは今後数十年残るでしょうから、仕事としては塗装屋冥利に尽きると思います(ただ商売としては・・・ですけどね。慣れないと大変です)。

img613 ちなみにこの時、電話機本体とは別にこちらの「専用台」の塗装も御依頼頂いていました。しかも資料を元に、当時と同じような仕様にして欲しいとの事です。一体どこに向っているのかと(笑)。

img182電話台もそうですが、一緒に御依頼頂いたFJエンジンのヘッドカバーも相当きています。

img5素材はスチール製で、やはりと言うか錆々です。

img6 さすがにこのサイズとなると私の手には余るので、一旦サンドブラスト屋さんにて全体を直圧サンドブラストで錆と旧塗膜を一掃して貰いました。確か浸透型エポキシプライマーを使っての重防錆仕様にしていたと思います。

img637 スライドして入れられる広告パネルも当時と同じ様に再現します。 材料のアクリル板はオーナー様に用意して頂きました。

img640最後はクリアーで全体をコートしています。

img652 台の底にはコンクリートの塊が入っていて倒れないようになっていて、途中の棚板にはタウンページなどが置けるようになっている模様です。

img748その後オーナー様より設置後の画像を送って頂きました。画像の場所はご自宅のガレージ(?)なのだそうで、なるほどこういう事ですか!、と全てが納得出来る一枚でした。まさに男の夢って感じですよね。いやはや羨ましい限りです。

STARBUCKS Tumbler

star27以前ご依頼頂いた案件で、作業内容と画像を纏めて再編集して紹介しています。

こちらは以前スターバックスのタンブラーに人魚のロゴとネーム入れを塗装で御依頼頂いた案件です。ベースカラーは黒に見えますがその上にホワイトパールを乗せた3層で承りました。

star21 いつもの様に剥がれ易いクリアー塗装を剝がしプライマーを塗布します。

star29ロゴはこちらの人魚様で、「黒」「グリーン」と「白」の3色で構成されます。

star22 データからマスキングシートをカットします。カット自体は機械がやってくれますが、余分な箇所を剥がすのは人力で、それが結構大変です。

star23一番難しかったのがこのマスキングシートの貼り付けで、ロゴを入れる位置は若干の曲面になっているのですがたったこれくらいでさえ綺麗にシートを貼るのは至難の作業です。何とかして歪んだ円をそう見えないように修整しています。

star24こんな感じでロゴ部分の塗装が出来上がります。ベースカラーのブラック+ホワイトパールはこれからですね。

star33パールは単体で使い、先に黒を塗ってからバインダー(樹脂)で薄めたホワイトパールを塗布します。

star20こんな感じでほぼ全体的なデザインが完了し、最後にオーナー様のネームをゴールドで塗装していよいよクリアー塗装です。

star32そして完成です。ステッカーでは無いので表面はとても滑らかで、洗っていて剥がれるなんて事も当然ありません。

star31室内だと黒いですが光に当たるとパールの輝きが判ります。メタリックに比べて上品な感じですかね。

star30今回はスターバックスのロゴそのままですが、贈呈品用にと企業ロゴを入れた仕様など多く御依頼頂いています。社交辞令かも知れませんが、オリジナルのタンブラーを持ってショップに行くとどこで塗ったのかとか声を掛けられるらしいので、貰った人はきっと嬉しいでしょうね。

象印魔法瓶&ティッシュケース塗装 完成

zojirushi25 象印製のステンレスマグとティッシュケース一式の塗装、本日完成となります。大変お待たせしました!

zojirushi26 ティッシュケースの方はソリッドカラー(メタリックでもパールでも無い)の白で、こちらのステンレスマグのみホワイトパールを塗った3コートパールとなっています。最初の状態の画像も紹介しますね。

zojirushi こちらが最初の状態です。

zojirushi3既存の塗膜はステンレス素地に直接透過性の紫を塗ったキャンディー塗装だったのですが、剥がれた箇所の下からは光沢のあるステンレス素地が見えますし、当然金属用のプライマーも塗っていませんから剥がれて当然の結果ではあるんですけどね。まあそういうのも含めての値段設定ですからこれはこれで仕方ないと思います。

zojirushi30ただ今回の素地表面はこんな感じにプレス加工の装飾が施されているのでサンダーでの研磨は出来ず、結果サンドブラストを使って剥離作業をしています。模様は綺麗に残っていますのでご安心くださいませ。

zojirushi27 そしてこちらは市販のティッシュケースで、元々は未塗装のポリプロピレン製着色樹脂にソリッドカラーのホワイトで仕上げました。ベースコートの白+クリスタルクリアーの2コートソリッド仕上げです。

zojirushi29 見ての通り内側も半端無い艶具合ですが(笑)、残念ながら通常使用ではここを見る機会はありません(苦)。まあでも自動車のヘッドカバーや内装部品だって誰に見せるって訳でも無く、殆どが自己満足ですから(違っていたらすいません・・・)、そもそもそう言うことでは無いんですよね。ここだって見えないからといって紙やすりみたいにザラザラした仕上がりだったら嫌過ぎるというか愛着なんて湧かないと思いますから、そういうのも含めてご依頼頂いているのだと思います。今回もそうですが結構な費用にも関わらずリピーター率が凄い事になっていますからね(ちょっと怖いくらいですよ・・・笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度もご贔屓頂き有難う御座いました!