アテンザフロントグリル&ロアグリル 下塗り

atenza32こちらはマツダアテンザのフロントグリルとロアグリルで、今回はウィンドウスイッチパネルなど他にも色々ご依頼頂いていますが、この二点はホンダエリシオンのフロントグリル同様、サフェーサーでは無く下塗りを行っての「二度塗り」で対応しますのでエリシオンのフロントグリルと並行して作業を行っています。

atenza33そして下塗り完了です。このパーツも表面がザラザラとした梨地ではありますが、比較的目が細かいので今回のような二度塗りでの対応が可能です。

本来の「研磨→2液ウレタンサフェーサー塗布→完全硬化→研磨」の工程に比べれば仕上がりのシャープ感は劣りますが、この方法であれば現実的な費用で艶々の仕上がりが可能です。それでもやはり高額にはなりますけどね(どうしても手間と時間は掛かりますので・・・)。

atenza34こんな感じで下塗りの段階でも艶々に仕上がっているように見えますが、この後塗膜が硬化していくにつれて艶は消えてしまいます。実際は艶が消えたというよりも素地の凸凹が現れるので何とも気持の悪い「ちょっと残念な艶」といった仕上がりになるのです。

こちらの案件では他の小物部品はこの方法では無くサフェーサーでの下地処理となりますので、そちらはまた別工程で後日作業を行うようになります。まだ少し先になりますが何卒ご容赦下さいませ。作業しましたらまた紹介させて頂きますね。

マツダアテンザ フロントグリルなど塗装承ってます

atenza26 こちらも紹介が遅れて失礼しました。そしてこの度も御贔屓頂き有難う御座います!

こちらのオーナー様は以前マツダアクセラのパーツで色々御依頼頂いていた方で、先日同じくマツダのアテンザに乗り換えたとの事で今回の御依頼となりました。何度も何度も大丈夫でしょうか・・・(笑)。

atenza27 御依頼頂いたのは内装パーツやフロントグリルなどの外装パーツ、そしてエンジンカバーも御依頼頂いています。内装パーツと外装パーツについてはマツダ純正色のジェットブラック(カラーコード:41W)で、これは黒に若干のパールが入った色となります。給油キャップについては同封して頂いたパッケージの近時色として「グリーン」で、どれも艶有り仕上げのクリスタルクリアー仕様で承っています。給油キャップがグリーンなのはディーゼルエンジンで燃料が軽油になるからで、間違い防止の為かと思われます。

atenza28 こちらはまだ色が決まっていませんが、塗装するのは全体では無く部分的に色を付けるような感じです。当初は結晶塗装を御希望だったのですが、恐らく素材はPP(ポリプロピレン)でこれは熱で変形してしまいますから今回は通常の2コート塗装、艶消し仕様で御検討頂いております。

atenza29 今回の費用も相当になるのですが、そのネックとなっているのはやはり下地処理で、こういった表面がザラザラとした「梨地」のパーツにそのまま色を塗っても艶々の仕上がりにはならないので、この場合は「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程が必要となります。これが本塗りよりも大変なのでどうしても費用は割高になってしまうのです。ちなみにこれらの素材はPP(ポリプロピレン)です。

atenza30 バンパーに付くフォググリルも細かいシボ模様があるのでこのままでは塗れません。と言うか塗れない事は無いのですがちょっと残念な仕上がりになってしまいます。

atenza31下地処理で問題なのは、こういった大型で複雑な形状をしたパーツで、これ全体を研いでサフェーサーを塗って研ぐのは相当大変です。まともにやると桁は一つ上がってしまいます。

が、今回のアテンザのフロントグリルは今まで何回か塗装例があり、こちらの梨地は比較的細かいのでもう少し簡易的な下地処理で対応する事にしています。ネックなのは「サフェ研ぎ」の作業なので、それを無くすような感じで本塗りを二回行う「2度塗り」といったやり方ですね。勿論デメリットがあり(シャープ感が損なわれます)、シボや梨地の凸凹が大きいとさらに酷い結果になりますが、この素地であればそれで対応は出来ていますので今回はこのフロントグリルとロアグリルについてはこの方法を利用する予定です。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度も御贔屓頂き有難う御座います!

アテンザウィンドウスイッチパネル塗装 完成

atenza20大変お待たせしました!マツダアテンザのウィンドウスイッチパネル一式、本日完成となります。

atenza21塗装屋としては「ピアノブラック」と言う表現の仕方はしないのですが、とにかく艶々の黒には仕上がっていると思います。【お任せコース】ですので(基本的には)磨きはしていません。所謂「塗りっぱなし」の仕上がりになります。

atenza22想像していた以上に素地の表面は凸凹していたので塗装よりも下地作業(サフェ研ぎ)で時間が掛かりました。以前同じ物を作業していた筈ですが記憶としては残っていなかったようでして・・・。まあいつもの事ですか(笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

アテンザ ウィンドウスイッチパネル 本塗り

atenza39 大変お待たせしました!マツダアテンザのウィンドウスイッチパネル一式は無事本塗り完了しておりますので御安心下さいませ。

画像はサフェーサーが研ぎ終わっている状態で、ただ素地が露出している箇所もあるので改めてプラスチックプライマーを塗布しておきます。

atenza40 今回はこれを含めて3案件、部品点数にして9点を同時に塗っています。色は全て黒ですが違う色を一緒に塗る事もあります。ベースコート(色)自体はそんなに派手に塗る訳では無く、エアー圧を高くして周りに撒き散らすような塗り方になるのはクリアーの方ですから色自体が違ってもさほど問題は無いのです(風向きと塗る順番さえ間違えなければですが)。

atenza41運転席のスイッチパネルは他よりもサイズが少し大きくスイッチも4個分ですから形が複雑です(故に費用は少し高くなっています)。適当にスプレーしてもスイッチの奥まった箇所にはキチンとクリアーが入ってはくれないので、こういった箇所にはノズルパターンを細くして四隅を狙い撃ち、その後全体の周りを裏側から表(下から上)に出て来るように塗り、最後にメインとなる上面を8方向から塗るようにします。ちょっと複雑な動きになりますが被塗物を左手で持って塗っているのでそんなに苦ではありません。逆に置いて塗るとなると自分が動かなければならないので凄く大変です。

それでは完成次第また紹介させて頂きますね。来週火曜日くらいには完成~発送出来る予定です。もう少々お待ち下さいませ!

(ちょっと昨日から喉が痛くて体がダルく、大丈夫だとは思いますがもしもインフルエンザだとしたら全体的に少し遅れるかも知れません。その場合は何卒ご容赦下さいませ・・・)

アテンザスイッチパネル 下地処理

atenza15 こちらもお待たせしました!マツダアテンザのウィンドウスイッチパネル4点、作業着手しておりますので御安心下さいませ。

御依頼頂いているのは「艶々のブラック」と言う事ですのでまずは平滑な下地を造る事となります。素材表面はザラザラとした梨地で、ただし素材はPP(ポリプロプレン)なので切削性は非常に悪いですから(逆を言えば傷が付き難く割れ難いと言う利点があります)、「削り落とす」と言うよりは下地塗料(2液ウレタンサフェーサー)を充填して平滑にするといった作業ですね。

atenza16 梨地の利点としては「素地の粗を目立たなくする」という事があり、これをそのまま艶有り仕上げにするとそういった粗が目立つようになってきます。気にしていないと素通りしてしまいがちな事ですがこの辺を処理出来るかどうかで最終的な仕上がりに繋がっていくと思います。

atenza17 軽く表面を削ってみるとさらに凸凹なのが判ります。二個前の画像を見て頂くと判ると思いますが、こういったパーツは裏側に「骨」があって、これが成型時?に引っ張ってしまうか何かで表面に窪みやら出っ張りが出来てしまうのです。それを誤魔化す為に梨地にしている訳ですね。素地の悪い鋳造製品(ヘッドカバー)を比較的手間を掛けずに綺麗に見せる「結晶塗装」と同じ効果です。

atenza18 という事で全体的に#240~#320で研磨して下準備完了です。良く脱脂清掃したら下塗りを行います。

atenza19満遍なくプラスチックプライマーを塗布したら続けてサフェーサーを塗布します。かなり艶が出ていますが2液ウレタンサフェであればこれくらいは普通です。ただし1コート辺りの膜厚は結構付きますから一気に塗り重ねると塗膜中に溶剤が篭ってしまい、場合によっては巨大なブリスター(膨れ)が生じてしまいます。1コート塗ったら20分くらい放置して自然に艶が消えるのを待ち、これを大体5コートくらいは塗りますので塗り初めてから終わるまでは1時間くらい掛けてます。ちなみに熱を入れながらならフラッシュオフタイム(コート間の待ち時間)は短縮出来ますがそんなに急ぐ必要は無いので大抵は他の事をやりながら思い出したら塗る、みたいな感じでやっています。塗膜の溶剤は自然に抜いた方が良いんですよ(DUPONTの塗膜永久保証の講習ではエアーブローすらしちゃ駄目だと習いましたので)。

という事で、サフェーサーが完全硬化したらそれを研いでいよいよ本塗りとなります。少し寝かしますので予定としては来週ですかね。もう少々お待ち下さいませ!