キャデラックテールランプ 本塗り

先日下準備を行っていたキャデラックCTSのテールランプです。

脱脂清掃し、エアーブローを行って埃を飛ばします。

予め作成しておいたマスキングシートをバックランプ部に貼り付けます。

プラスチックプライマーを塗布し、透過性の赤=レッドキャンディーを塗布します。

途中過程が無いのですが、ここまで5コートを塗り重ねています。

通常レッドキャンディーは4コートで終わらせますが、今回のテールランプは大口径&メッキ感が強いのでその分光の反射が強く、色味が薄く見えがちなのでしっかり赤くする為に1コート多めに塗りました。

マスキングシートを剥がします。

プラスチックプライマーを塗ってからマスキングシートを貼ると糊が被塗面側に残って大変な事になってしまうので必ず後からとなります。なのでこの時点でもう一度プラスチックプライマーを塗布する事になります。

そして最後にトップコート=クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

クリアーに使う硬化剤とシンナーは塗装面積や気温によってそれぞれ3種類程を使い分けていて、

最近気温が下がって来たのでこの時はハードナーをMS5-25と15-30を半々にして使っています(数値は使用目安の温度を表しています)。

自動車ボディの新車肌は凸凹とした肌目がありますが(ホンダのホワイトパールなんかはガサガサですよね…)、レンズにはそれが無いので極力塗り肌が残らないようレベリング重視の塗り方(ハードナーとシンナーの選択)にしています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

レンズ系透過性塗装 下準備

先日に引き続き、次のレンズ系透過性塗装のターンで本塗り予定の下準備作業となります。

画像はキャデラックCTS用の テールランプで、透過性の赤=レッドキャンディー塗装で承っています。

バックランプ部はクリアー抜き=色を着けないようご指定頂いていて、ただここに嵌め込まれたレンズと内部反射板の穴とでは位置にズレがあり、継ぎ目でマスキングをしてしまうとちょっと不格好になってしまいますから、

正面から見た状態で内部反射板の穴の辺に合わせてマスキングテープを貼り、

その上に紙を置いてテープで固定→石刷りの要領で輪郭を転写します。

それをスキャナーでPCに読み込んで輪郭のベクター画像を作成、

サイズを測ってそれに合わせ、

カッティングプロッターでマスキングシートを作ります。

カットしたマスキングシートを貼ってデータを修正→カットを繰り返して実際の輪郭に合わせます。

これでマスキングシートが出来ました。左右対称のデータを作成し、改めて本番用のマスキングシートを作成しておきます。

TOYOTA86テールランプのマスキングシートは既存のデータがあるのでそちらからマスキングシートを作成します。

ちなみに車体を塗っていた時(自動車板金塗装屋だった時)はこういったカッティングプロッターやベクター画像作成ソフト(adobe Illustrator)などは勿論使っていなく、またYouTubeからの情報もほぼありませんでしたから、とりあえず安い中古品などを買って見様見真似の独学で始めていきました。デカールを自作するなんて事も当時は知らなく、市販のドライレタリング(文房具屋さんに売っていた、カセットテープのタイトルに使っていたアレです!)を使って内装部品の文字などを再現していました。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

レンズ系透過性塗装 下準備

先日に続き、次の透過性塗装のターンで本塗り予定のテールランプ等レンズパーツです。水気をしっかり飛ばして乾燥させたらマスキングを行います。

ランドクルーザーのサイドマーカーはフチのバリが酷かったので、#120~#400の空研ぎペーパーで段差を均し、#500の布状研磨副資材(アシレックススカイ)でペーパー目を均します。

キャデラックのテールランプはフチに傷や欠けがあったのでこちらも#120~で研磨して均しておきます。

その後は#800~#1300相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン~オレンジ)で足付け処理を行ないます。左が作業前、右が作業後です。

ツルツルした素地そのままで、密着剤(スプレー糊のような物)を使って塗っても直ぐには剥がれないのですが、何かの拍子=ガムテープ等を貼って剥がしたりすると塗膜が一緒に剥がれたり、洗車やエアーブローをした際に簡単にペリペリと剥がれてきたりします。

ただしプラスチック素材の場合は足付け処理をしただけでも駄目で、これにプラスチック専用のプライマーを塗る必要もあります。レンズ系はアクリル樹脂=PMMAやPC=ポリカーボネートが多いですが、いずれもプライマーは必須です。

足付け処理が終わったら隅々まで脱脂清掃しておきます。

小さい部品は手で持って塗れるよう芯棒を固定しておきます。バランスが悪い物は段ボールやワニクリップなどを筋交いのようにして補強しています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

レンズ系透過性塗装 下準備

次の透過性塗装のターンで本塗りを行う予定のテールランプ等レンズ系パーツです(右下にホンダCB400SFのテールランプが写っていますがこちらは間違いでその次のターンとなります)。

・TOYOTA86テールランプ等レンズパーツ6点塗装承ってます

・ランドクルーザーサイドマーカー塗装承ってます

・キャデラックCTSテールランプ塗装承ってます

・ジムニーテールランプ塗装承ってます

先ほどの画像に映っていませんでしたが、こちらのジムニーのテールランプも一緒に塗る予定です。

トヨタ86のサイドマーカーはフチにビビリ音防止の為のフエルトテープが貼ってあって、こちらを剥がしてみると布の部分と両面テープがバラバラになってしまったので新たに作っておく事にします。

フエルトテープは布のクッション部分に色々厚みがあって、その中から今回の物と似た物を選んで使います。

幅は全種類で揃えている訳では無いので(そもそもそんなに売っていません)、その都度カットしてサイズを合わせています。

こちらはキャデラックのテールランプで、比較的綺麗な方ですが上面(天面)に砂汚れが溜まっているので水洗いをして掃除しておきます。

トヨタ86の方はこの部分に泥が溜まる構造になっているので、

こちらも水を流しながらブラシを当てて丁寧に泥を取り除いておきます。

エアーブローをして水気を飛ばしてよく乾燥させておきます。

水が残ったままマスキングしてしまうとレンズ内部が結露で曇ってしまうのでしっかり乾かしておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

キャデラックCTSテールランプ塗装承ってます

先日到着しておりましたキャデラックCTSのテールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

構造としては全面クリアーレンズとなっていて、

今回はこちらに透過性の赤=レッドキャンディーで、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承りました。

ただしこちらのバックランプ部は赤くせず、クリアーのままでご指定頂いています。

分かり易いようイメージ画像を作成しました。尚、バックランプ部分は何も塗らない訳ではなく、クリアー塗装は行います。

同じ様な感じとして、以前施工時の画像を紹介します。

こちらはekスペースカスタムの純正テールランプで、今回ご依頼頂いている内容と同じく透過性の赤(スモークは無し)、クリアー抜きとなっています。

こちらはスバルインプレッサの純正テールランプで、同じくレッドキャンディー+クリアー抜き、クリスタルクリアー仕様となります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。

改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!