スバルエンブレム(裏黒/表透過青) 下準備

先日STIアンダースポイラーと一緒にお預かりしておりましたスバル純正エンブレムです。

以前作成したデータから同じ物を選び、

二枚重ねにした両面テープをレーザー加工機でカットします。

これで同じような物が出来たので、

元々貼ってあった両面テープを剥がしてメッキの枠とアクリルのプレートを分解します。

中央のアクリルプレートです。

裏側に青い塗料のような被膜が塗られているので、

最初はダブルアクションサンダー#180で粗研ぎし、その後#240→#320→#400で空研ぎし、

続けて#600→#800の水研ぎを行います。六連星以外の青い部分が除去出来ました。

星の形に凹んでいる部分はペーパーが当たらないので、ウォッシュコンパウンドとナイロンブラシで足付け処理をしておきます。

メッキの枠は素地調整後、プライマーを塗装し、

サーフェサーを塗っておきます。

フチからペリペリと剥がれないよう、プライマーは裏側まで回り込むようにして塗ってあります。

メッキの枠とリヤアンダースポイラーはボディ同色のスバル純正「ダークグレーメタリック」(カラーコード:61K)で承っていますので一緒に、アクリルプレートは裏側から黒、表側からキャンディーブルーを塗りますので、それぞれ別に作業を行う予定です。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルエンブレム(枠黒/表青)塗装承ってます

先日到着しておりました、スバル純正エンブレム前後です。こちらのオーナー様は前回フロントグリルモールの塗装をご依頼頂いた方で、この度も当店をご贔屓いただき誠に有難うございます!

ご依頼内容は以下の通りとなります。


・メッキ枠を艶ありの黒に

・アクリルプレートを表側からキャンディーブルーに

・クリスタルクリアー


参考までに、以前施工した時の画像を紹介します。

こちらはご依頼品では無く、テスト用に作成した私物で、今回はこちらと同じ内容にと承っております。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

スバルエンブレム(蛍光オレンジ&黒)塗装 完成

先日メッキの枠を艶消し黒に塗装していたスバル純正エンブレムです。アクリルプレートはその前に既に塗り終わっていました。

元々着いていた両面テープを基に、新たに作成した物を貼り付けます。

厚手の両面テープは曲線を綺麗にカットするのは(手作業では)とても難しいのですが、レーザー加工機を使うとこのように美しくカットする事が可能です(そこに余り意味は無いのかも知れませんが・・・)。

元々着いていた台紙(フィルム)を貼っておきました。

画像だと上手く表現出来ないのですが、今回のオレンジは蛍光顔料を使用しているので、通常の顔料(STANDOX)を使ったオレンジと見比べてみると、かなり彩度が高い色となります。

また蛍光顔料なのでブラックライトにも反応しますから、

周りの照明を暗くしてブラックライトを当てると、蛍光オレンジに塗った部分だけが光を反射させます。

そして完成です。大変お待たせしました!

最初の状態も紹介します。

元々はこのように青い背面とメッキの6連星だった物を、

一旦全て剥がして透明なアクリルの状態だけにし、

そこから蛍光オレンジ、黒を塗装しました。

アクリルプレートの表側にもクリアーを塗っています。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

メッキの剥離は当初考えていたよりかなり難しく、途中、新しい物を購入して「無理でした・・・」とお詫びする事も考えたのですが(代替案として表側からキャンディーオレンジの塗装も検討していました)、今回ウェットブラストを使えるようにした事で何とかなったという次第です。

平面部分は問題無く目視出来たのですが、星の尖った部分がプレスラインによる屈折と相まって非常に見え難く、完全に除去出来たと思っていざ塗ってみると、砂粒のような黒い点(後に残メッキと判明)を発見し、全て剥がしてやり直すという事態に見舞われました。ほぼ一日分の時間を後退し、さらに先の見えない作業をするというのは流石に心が折れますが、何とかなって本当に良かったです。

ですので今回は虱潰しに見て頂いても大丈夫だと思います。

枠のメッキはそのまま上塗りを行っても密着しませんので、いつものようにそれ用の下地処理を行ってから艶消しの黒を塗っています。

しっかりウェットに塗る事で表面はツルンとした艶消しになり、傷も付き難くなっています。

スバルのエンブレムは今までも何度か塗らせて頂いていますが、六連星の部分のメッキを剥がして色を着けたのは初めてですので、今後サンプルで色々な仕様を作成してみようと思います(ただウェットブラストを使っても簡単に剥がせるという訳では無く、結局かなりの手間が掛かるので新たなご依頼が入るのを待つかも知れません)。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

スバルエンブレム メッキ枠 本塗り

先日中央のアクリルプレートの本塗りを終えているスバル純正エンブレムのメッキ枠です。

装飾クロムメッキには直接上塗りを行っても塗膜が密着しませんので、素地調整を行い、プライマーを塗っています(密着剤の類は一切使っておりません)。

続けてサーフェサーを塗布します。

メッキが露出しないよう、エッジから裏側までしっかり塗っておきました。

その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

それを#800で水研ぎし、#1500でペーパー目を均します。ペーパーが入り難い箇所は布状研磨副資材(アシレックスレモン)を使って足付け処理を行っています。

その後さらに数日寝かし、タイミングが来たら台にセットして本塗り準備完了です。

ここでメッキ素地が露出してしまうと面倒な事になるので(一からでは無いですがかなり時間が掛かります)、研ぎ作業は慎重に、またプライマーだけでは無くサーフェサーを塗って膜厚を確保しています。

裏からでも塗り易いよう、隙間を多くした状態で固定します。

まずはベースコートの黒を塗布します。

このままでも艶消し黒にはなるのですが、塗膜の強度が缶スプレーと大差無いくらいですので、

その上に艶消しクリアーを塗布します。

しっかりウェットに塗り込んで、傷が付き難い平滑な塗膜になるようにします。

その後徐々に艶が消えていき、一時間くらいするとこのような状態になります。

クリアー中に含まれる艶消し用顔料(恐らくはシリカゲル)が塗膜の表面に規則的に並び、艶が消えた質感を表現してくれているのだと思います。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。その後はいよいよ蛍光オレンジに塗ったアクリルプレートと合体です。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルエンブレムプレート 本塗り③

先日裏側の黒を塗り終わっていたスバル純正エンブレムのアクリルプレートです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

表側には塗料ミストが付着しているので、#1500で表面を研磨しておきました。

その後台にセットして本塗り開始です。

まずはプラスチックプライマーを塗布します。

ここまでの作業が超絶大変過ぎて、それらを思い出すとここで失敗する訳にはいかず、単にクリアーを塗るだけなのに激しい緊張状態に陥りました。

そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で、いつも通り2コート塗っています。

クリアーはドライコート=所謂「捨て吹き」と言う事は行わず、1回目からウェットに、その後15分くらいのフラッシュオフタイム=乾燥時間を設け、2回目のクリアーを塗り重ねています。ドライコートはハジキやタレ防止になりますが、その後の肌を荒らすので私的に好みません(と言うより弾かない環境作りと垂れない工夫が必要なのではと)。

画像だと単なるオレンジに見えますが、通常の顔料でこの彩度は出せません。

単なる塗り分けでは無く、窪んだ箇所にオレンジを塗っている為、立体感が感じられます。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

メッキの枠は艶消し黒で承っておりまして、そちらも作業進行しておりますので後日改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!