スバルエンブレム&アンダースポイラー塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたリヤアンダースポイラー&メッキと、その後本塗りを行っていたスバルエンブレムのアクリルプレート塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はシルバーに塗られていたSTIリヤアンダースポイラーを、

ボディ同色のスバル純正色「ダークグレーメタリック」(カラーコード:61K)に塗装しています。

また元々貼ってあったシールと同じようにして、

STiのロゴをシルバーのデカールで表現しました。

デカールの段差はその後の磨き処理で平滑に均してあります。多分この製品を良く知るメーカーの方が見たら驚くのではないでしょうか。

そして前後のエンブレムです。

両面テープは元のように戻しておきましたので、そちらの内容も紹介します。

エンブレム構造としては、両面テープで枠とプレートを固定している為、塗装する際にはそれを剥がす必要があり、またそちらは再利用が出来ません。

なので元の型をデータで作成し、新たにレーザー加工機でカットした両面テープを貼り付けています。

一旦それの台紙を剥がし、

元々貼ってあった台紙に交換しておきます。これで純正と同じ様に簡単に貼り付ける事が可能です。

枠の色は同じく「ダークグレーメタリック」(カラーコード:61K)で、

アクリルプレートの裏側にあったブルーの被膜を剥がし、新たに裏側から黒に塗装し、

表からは透過性の青=キャンディーブルーの塗装を施しています。

裏側も表側と遜色無く仕上がっているかと思います。

現在行っている小物塗装は自補修(自動車補修塗装=板金塗装)と違って「新車肌の再現」とかでは無いので、元々塗ってあった塗装に比べかなり美しく仕上がっていると思います。

クリアーは全て高品位なタイプのSTANDOX クリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

一つ一つの塗装は大した事をしている訳では無いのですが、毎回同じ事を行う量産と違ったオーダーメイドな作業ではどうしても時間が掛かってしまう所はあります。何卒御理解を頂ければ幸いです(勿論催促などされる方は居らず、お気遣いは本当に有難い限りです)。

枠のメッキには密着剤等は使っていませんので、よくある経年劣化で塗装がペリペリと剥がれてくるような事はありませんのでご安心くださいませ(フェザーエッジも出せるので補修も可能です)。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂きまして誠に有難う御座いました!

スバルエンブレム&アンダースポイラー 本塗り

先日サーフェサーを塗っておいたスバルエンブレムのメッキ枠です。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

表面を#800の水研ぎでサーフェサーの肌を平滑に均し、布状研磨副資材(アシレックスレモン)で足付け処理を行います。

そしてリヤスポイラーです。

新品なので綺麗に見えますが、

クリアーの肌があり、そのまま塗ると新たな塗装の肌に影響するので、

コシのある研磨副資材(トレカット)で表面を均します。

今回は空研ぎで行いましたが、例えばこれを#800の水研ぎで行っても大丈夫です。さらに削って肌目を均したらもう少し当たりの柔らかい布状研磨副資材(アシレックスレモン)でペーパー目を均し、細部まで足付け処理を行います。

M6の全ねじを長さを合わせてカットし、ネジ穴に固定します。

それを穴を開けた木片に挿して固定したら本塗り準備完了です。

下からもストレスなく塗れるよう、スペースを広く設けています。

よく脱脂清掃し、エアーブローを行います。

中央に嵌るアクリルプレートは裏側から黒を、表からキャンディーブルーで塗装しますので、こちらは別工程で作業を行います。

まずはベースコートを塗布します。ボディ同色のスバル純正「ダークグレーメタリック」(カラーコード:61K)となります。

リヤスポイラーは元々貼ってあったSTIのシールをシルバーで入れ直すよう承っていますので、新たに作成したデカールをクリアーを塗る前に貼り付けます。

元々貼ってあったシールは剥がすと再利用が出来ませんので、その前にサイズを測っておき、

元々あったデータを基にサイズを変更し、

デカールを作成しました。

場所についても予め計測してデータ化してあるので、

それを基に位置を割り出し、

デカールを貼り付けます。

その後はドライヤーを使ってよく乾かし、

念のためここで昼休憩とします。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

デカールは比較的薄いフィルムですが、それでも塗装からするとかなりの厚みになるのでその部分は段差が出来ますから、完全硬化後に#1500~で研いで均し、磨き処理も行います。

リヤのアンダースポイラーは天井から吊るして塗る方法もありますが、スプレーガンのエアーで被塗物が揺れると上手く塗れない恐れがあるので、出来る限り安定した状態で塗れるようにしています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

そして次はエンブレムのアクリルプレートですね。作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルエンブレム(裏黒/表透過青) 下準備

先日STIアンダースポイラーと一緒にお預かりしておりましたスバル純正エンブレムです。

以前作成したデータから同じ物を選び、

二枚重ねにした両面テープをレーザー加工機でカットします。

これで同じような物が出来たので、

元々貼ってあった両面テープを剥がしてメッキの枠とアクリルのプレートを分解します。

中央のアクリルプレートです。

裏側に青い塗料のような被膜が塗られているので、

最初はダブルアクションサンダー#180で粗研ぎし、その後#240→#320→#400で空研ぎし、

続けて#600→#800の水研ぎを行います。六連星以外の青い部分が除去出来ました。

星の形に凹んでいる部分はペーパーが当たらないので、ウォッシュコンパウンドとナイロンブラシで足付け処理をしておきます。

メッキの枠は素地調整後、プライマーを塗装し、

サーフェサーを塗っておきます。

フチからペリペリと剥がれないよう、プライマーは裏側まで回り込むようにして塗ってあります。

メッキの枠とリヤアンダースポイラーはボディ同色のスバル純正「ダークグレーメタリック」(カラーコード:61K)で承っていますので一緒に、アクリルプレートは裏側から黒、表側からキャンディーブルーを塗りますので、それぞれ別に作業を行う予定です。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルエンブレム&アンダースポイラー塗装承ってます

先日到着しておりましたスバルSTiリアアンダースポイラーと、前後エンブレムです。こちらのオーナー様は一年前に同車のテールランプのスモーク塗装をご依頼頂いた方でして、この度も当店をご贔屓頂き誠にありがとうございます!

リヤアンダースポイラーと前後エンブレムのメッキ枠は、ボディ同色のスバル純正「ダークグレーメタリック」(カラーコード:61K)の艶ありで、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っています。

ステーは塗らないので取り外しておきました。

またアンダースポイラーには元々「STI」のシールが貼ってあって、

今回はこちらをシルバーでの再現も承っております。サイズ的にマスキングでの塗装は難しそうなので、デカールで対応しようと思います。

エンブレムのメッキ枠は先に記載した通りリヤスポと同色の「ダークグレーメタリック」(カラーコード:61K)で、中央のアクリルプレートに関しては、六連星(むつらぼし)の部分をブルーに、背面を黒で承っています。

行程としては、裏側から既存の青を削り落し黒で塗装→表からキャンディーブルーを塗装します。こちらもクリスタルクリアーの仕様で承っています。

色は違いますが、以前施工したエンブレムの行程と同じとなりますので、参考までにそちらを紹介させていただきます。

この時は裏側からキャンディーレッドを、表側からスモーク塗装を行っています。

今回の場合だとこの時のキャンディーレッドを黒に、スモークをキャンディーブルーにした仕様となります。

またこの時は裏側(背面)は何もせずそのままで、表側からキャンディーブルーを塗った仕様となります。今回は星の部分がしっかりブルーになるよう、キャンディーカラーはもう少し濃くしようと考えております。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

STI リヤアンダースポイラー塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたSTIリヤアンダースポイラーの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々はシルバーに塗られていた物を、

 STIのチェリーレッドに塗装しました。

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

 今回使ったチェリーレッドは、前回ご依頼を頂いたルーフアンテナの塗装の時に調色をして作った塗料が残っていたのでそれを利用しています。

 場合によっては使い切ってしまって余らない事もありますので、今回のように配合データが無い色をご依頼頂く場合は、今後の事を考えてタッチアップ用の塗料をご注文頂ければと思います(後からだと作れませんのでご依頼時にどうぞ)。

タッチアップ用塗料40g

 裏側です。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度も当店をご利用頂き誠に有難う御座いました!