マツダアテンザフォググリル(2セット)塗装 完成

atenza2 大変お待たせしました!マツダアテンザの各パーツ、無事完成となります。これの他にも諸々あるのですが画像一杯になってしまうので個別で紹介していきますね。

atenza3 当店に来た時は既に「真空蒸着メッキ」が施されていて、これは通常の自動車部品に使われる装飾クロムメッキとは違い、どちらかと言うと「塗装」に近いです。なので最後はクリアーで仕上げられていて、良く見ると内部にはゴミなども入ってはいます(これはもう私にはどうしようも無いので手付かずで進行させて頂いております)。

atenza4ただ真空蒸着メッキも「部分的」には施工出来ないとの事で、一旦部品全体にメッキを掛けて、その後オーナー様自ら決めたデザインで今回の「ジェットブラック」を塗装しています。ただ恐らくはそのデザインをどちらか決めかねたので今回「2セット」でのご依頼になったのだと思います。最初これが届いた時は予備品か見本品かと思って完全に無視して見積もりしていたくらいですので(失礼しました・・・)。

まあそれだけに後悔も無く好みでどちらかを選ぶ事は出来そうです。ちなみに取り付けはバンパー裏側からとなると思いますから気軽に「気分で取り替える」って事は出来なさそうです(笑)。

マツダアテンザ パーツ色々本塗り

atenza10 こちらもお待たせしました!無事本塗り完了しておりますので御安心下さい。全部同じ色ですが数と面積があるので結構大変です。

atenza11 色は黒に見えますがこちらはマツダ純正のジェットブラック(カラーコード:41W)で、ホワイトパール2種にブルーパールも入ってます。昨日2月4日の別府大分毎日マラソンではアテンザが誘導車?として画面に出てましたね。

atenza12 こちらは内装パーツのパワーウィンドスイッチパネルです。元はザラザラとした梨地だった物を「研磨→2液ウレタンサフェーサー塗布→完全硬化→研磨」の下地処理で平滑に仕上げています。

atenza13 こちらもグリルと同色です。テロテロですね。

atenza14 こちらはアテンザでは無くレクサス用のナンバーブラケットです。今回これも同じ色でご依頼頂きました。

atenza15 そしてここまでに一体幾ら掛けているのだか少々恐ろしいフォググリルですね。部分的にメッキ感を残してその他はやはり他と同じ色のジェットブラックに塗ります。

atenza16なるほど、確かに全面メッキの状態よりもクドさが消えて引き締まった印象に変わりました。これでもかって感じが伺えますね(そもそも2セットって・・・笑)。

それではもう少々お待ち下さいませ!

マツダアテンザ フォググリル下地処理

atenza6 フロントグリルとウィンドスイッチパネルに続けてメッキ仕上げされたフォググリルも塗装準備を行います。メッキといってもこれは一般的なメッキとは違い「塗装」に近いものなのでこの上に普通に塗装は可能です。現状でクリアーが塗ってありますので。

ちなみにこの画像は結構前のものです。ウィンドスイッチパネルもまだ未着手の時ですね。参考画像として掲載しています。

現状黄色いマスキングテープが張ってある箇所を「メッキ」として残し、それ以外の部分を「ジェットブラック」(マツダ純正色)で塗るようにご指定されています。部品全体がメッキなのに実際にこれが残る部分はほんの少しなんですよね。理由としては「部分的にメッキは無理」と言う事なので全面に真空蒸着メッキを掛けているとの事です。これを塗るのはちょっと勿体無い気がしないでもありませんが・・・。

atenza7 で、足付け処理をしようと思ってちょっと考えました。もしかしていつもの番手では見えてしまうんじゃ・・・と言う事です。

通常足付け処理で傷を付けた箇所もクリアーを塗れば傷は見えなくなりますが、今回のように反射率が激しいものの場合はちょっとした傷もそのまま残ってしまいます。試しに色を塗る場所にいつものように#1200程度のペーパーで足付け処理をし、クリアーを仮想してシリコンオフをスプれーして濡らした状態にしても傷が見えてしまいます。これでは足付け処理が出来ません・・・。

atenza8 と言う事で懐かのフェザークリーンです(笑)。最近では余り見ないですかね。ゴトー氏が持っていたのを借りました。所謂「ウォッシュコンパウンド」の一種で、一般的な使い方としてはデリケートなクリアーのボカシ際の足付け処理に使うもので、今回これをメッキを残す部分に使います。

atenza9フォググリルは2個で1セットですが、今回ご依頼頂いたのは2パターンなので2セット4個となります。中央の丸いリング部分にメッキを残すか残さないかのデザインの違いですが、これは実際に2セット作ってみて試して見るのでしょうか・・・(恐)。

マツダアテンザ各パーツご依頼承りました

先日到着しておりましたマツダアテンザの内外装パーツです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ちなみにこれを撮影した時はフォググリルは1セットのみのご依頼だと思っていてもう1セットは撮りませんでした。後で気づいたのですが「2パターンって、2セットでのご依頼って事だったんですか?!」と言う事で実はもう1セットあります。てっきり見本かと思っていたんですよ・・・失礼しました。

で、このフォググリルは現状「真空蒸着メッキ」が施されていまして、こちらは他のショップさんでご依頼頂いてきたようです(2セット4個全部これです)。ちなみに真空蒸着メッキは表面にクリアーが塗装されていますので普通の下地処理(足付け処理のみ)で塗れます。

今回のこのフォググリルのご依頼としては、マスキングされた箇所のみをメッキで残し、他は全てご指定頂いた色の「ジェットブラック」(カラーコード:41W)で塗りつぶします。折角のメッキですが殆ど無くなってしまうんですよね。ちょっと勿体無いですが(笑)。

どれもご依頼は「艶々仕上げでクリスタルクリアーを」となっておりまして、ただスイッチパネルととフロントグリルは表面がザラザラとした「梨地」ですからまずはこれを平滑に仕上げる事からの作業となります。「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程ですね。

lexusで、今回はアテンザの物とは別にレクサスのナンバーブラケット×2もご依頼頂いております。色は同じくジェットブラックで、こちらは梨地ではなく半艶の黒で塗られているだけなので足付け処理のみで艶々に塗れます。と言っても見えるのは枠の部分だけなのですが(笑)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ロードスターフロントグリル&フォググリル 完成です

大変お待たせしました!昨年からお預かりしていましたロードスターの外装部品一式です。

上の画像は左の部品が「ナンバーブラケット」で、これはナンバーの土台部分の部品です。ナンバーが付くと枠しか見えなくなるので塗装をご依頼頂いたのはその箇所だけなのですが、真ん中を残す方が難しいので全部一緒に塗ってしまっています。なので平面部分の仕上がりは余り良くありませんのでご了承ください(ペーパー目やらゴミが付いたままです)。

で、右側の部品がフォググリルですね。今回のフロントグリルもそうですが、ご依頼頂いた部品全てフロントバンパー内に収まる部品です。一応車体の参考サイト紹介しておきますね。なるほど、フォググリルは斜めに付くのだったのですか・・・。

→ マツダ ロードスター ドライブ対談 【オートックワン】

r元々は表面がザラザラとした梨地で、確かにあれはチープな感じが否めません。どうせなら艶々の塗装済みバージョンと二種類のラインナップがあっても良い気がしますが・・・(となるとうちの仕事が無くなるので逆にマズイですかね)。

そしてフロントグリルです。当初は半艶ブラックも検討されていましたが、装着されると見える前面に出る面積は小さいので艶ありでもそんなにクドくは無いですよね。むしろ高級感があって良いかとも思いますし。

road3まるで塗装屋に対する嫌がらせのような造りになっていますが(非常に塗り難いです…)、小物の塗装はどうしてもこういった異型な物を塗る場面が多いので多少なりコツみたいなのは解るようになったと思います。最初の頃はあり得ない失敗とかもよくしましたので・・・。ネチネチとした作業が

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!