スバルレガシィフロントグリルメッキモール塗装 完成

legacy28 大変お待たせしました!スバルレガシィ 2.0DITのフロントグリルメッキ枠とメッキモールの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

imp130今回はメッキ素地だった部分をスバル純正色の「クリスタルブラックシリカ」(カラーコード:D4S)で承りました。

legacy29 塗装した部品をそれぞれ組み付けて完成となります。

legacy30 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」を使用しています。高美観、耐擦り傷性、耐UV性、耐薬品性などに優れたSTANDOXのクリアーです。

legacy31 こちらも分解して塗るだけであればそんなに手間では無いのですが、メッキパーツはそれに対応した下地処理を行っていますので、実際は上塗り塗装以上に手間が掛かっています。時々「下地だけ作って欲しい」といったご要望がありますが、こちらは上塗りとセットでのお受付となりますのでどうかご容赦下さいませ。

legacy32 尚、この程度の組み付け作業についてはサービスで行っていますので、ご依頼の際にはグリルごと送って頂いて大丈夫です(明らかに手間が掛かる物や保管場所を取る物に関しては別途費用が発生致します)。

legacy33 遠目だとソリッドカラーの黒に見えますが、近くで見ると粗目のメタリックやパールが入っているのが判ると思います。

legacy34 実は最初は自然光で撮影していたのですが、塗膜の質感が良く判らないので人工照明下で撮影し直しています。

legacy35 テールランプなどは自然光の方が透明感(濃度)が判り易く、結晶塗装も自然光の方が質感が判り易いので極力この場所で撮影するようにしていますが、その他の塗装は人工照明下の方が塗装の仕上がりが判り易いのでそれぞれを使い分けて撮影しています。また撮影した画像には極力手を加えないようにしていますのでご安心下さいませ。

legacy36それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

スバルレガシィフロントグリル枠&メッキモール 本塗り

legacy19 こちらもお待たせしました!スバルレガシィのフロントグリルメッキ枠と左右メッキモールも無事本塗り官僚しております。

legacy21 サフェ研ぎ作業は先日紹介したXVのグリルメッキモール等と一緒に行っています。

legacy22legacy23

サフェーサーを研ぎ終えたら台にセットし、よく脱脂清掃を行ったら色を準備して本塗り開始です(ちなみに色は以前作成した時の物が残っていました・・・)。

legacy24 ベースコートにスバル純正色の「クリスタルブラックシリカ」(カラーコード:D4S)を塗り、クリアーを塗って本塗り完了です。クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」を使用しています。

legacy25 塗装する面積自体は少ないのですが、塗装費用は面積では無く作業時間(工数)で決まるので、場合によっては面積が大きい平面パネルよりも割高になったりします。

また今回は素地がメッキなので、これを通常の塗膜と同等に密着するようにする為の下地処理に多くの手間が掛かっています。密着剤を使えばその費用は省けるのですが、その後の結果が芳しく無いのが判っていますのでそういった作業はお受付はしていません。

legacy26 黒に見えますが、実際はメタリックやパールが入っています。量は少ないですがかなり粗目のメタリックが使われているのが特徴ですかね。

legacy27ザラザラとした個所もサフェーサーの充填~研磨で艶々になっています。

この後熱を掛けて塗膜を完全硬化させ、数日寝かした後に組み付け作業を行います。

完成次第改めて紹介しますのでどうぞもう少々お待ち下さいませ!

メッキパーツ一式 下準備

legacy16 現在お預かり中の装飾メッキパーツ一式です。メッキ用の下地処理は通常とは少し違うので、まとめて一気に作業をしています。

crown4クラウンアスリートのフロントグリルエンブレムは元々メッキの上にスモーククリアー、そしてブルーメタリックが塗装されていましたが、そちらはシンナーとワイヤーブラシで剥がしました。

素材自体はABS樹脂なので溶剤(廃シンナー)に浸け置きは出来ませんが、元々塗られている塗装はシンナーを付けると表面がべた付く感じになるので、塗膜が柔らかくなったところにヘラやワイヤーブラシを使って擦ると剥がす事が出来ます。メッキに傷は付きますが、どの道最後はサフェーサーも塗るので問題ありません。ただかなりネチネチとした作業ですけどね(なので剥がさずに上から塗り重ねるケースが殆どだと思います)。

crown5 その後プライマーを塗り、さらにサフェーサーを塗って完了です。

legacy17 こちらはスバルレガシィのフロントグリルメッキモールと、奥にあるのはグリルの枠のパーツとなります。

メッキモールは一部ザラザラとした部分がありますが、そこはサフェーサーを充填し、完全硬化後に平滑に研ぎ出しておきます。ツルツルに仕上がりますのでご安心下さいませ。

legacy18後でフチから塗装が剥がれるのを防ぐ為、最初に裏側全体にプライマーを塗布し、その後表側にひっくり返して同じくプライマーとさらにサフェーサーを塗ります。

harley83 こちらはハーレーのヘッドライトバイザーで、他の部品はABS製のプラスチックですが、これは金属素材となります。鉄であれば普通にサンドブラストを掛けて大丈夫なのですが、磁石の付きが極端に悪い事から恐らくは鋳鉄と思われ、ブラストを掛けたらプラスチックパーツよろしくメッキがベロベロになったらとても嫌なので、他の樹脂素材と同様の下地処理にしています。

harley84 こちらの蓋は本物の鉄なのでサンドブラストを掛けても何ら問題ありませんが、これのみとなると効率が悪いのでやはり他と同じ処理方法となります。

ちなみにこの蓋ですが、成型時に鉄板を回り込ませて曲げた際にフチが盛り上がって格好悪いので、サフェーサーを多めに塗って完全硬化後平らに研ぎ出しておきます。多分パテを使う程では無いと思います。

xv26こちらはスバルXVのフロントグリルメッキモールです。中央が細くなっているので下手に力を掛けると折れてしまいますから注意して作業をしています。ABS樹脂自体は多少柔軟性があるので大丈夫なのですが、表面のメッキは異様に硬いので直ぐにひび割れるんですよね(ベンツのスターマークを外す際に細い根元部分がヒビ割れているのをよく見かけます)。

サフェーサーは5~6コートと結構塗り込んでいますので、取り敢えずこの状態で一日以上自然乾燥させてゆっくり塗膜中の溶剤を揮発させ、見た目硬化後に熱を掛けて強制乾燥~完全硬化させます。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルレガシィフロントグリルメッキモール塗装承ってます

imp130先日到着しておりました スバルレガシィ 2.0DITのフロントグリルです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

imp131 ご依頼内容としては、上の画像下側にあるメッキパーツ3点の塗装で、これらをスバル純正色の「クリスタルブラックシリカ」(カラーコード:D4S)で、クリアーを高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っております。

以前枠の部分だけ施工した案件がありますのでそちらも紹介させて頂きますね。

legacy114こちらもやはり「クリスタルブラックシリカ」で、ただ今回はエンブレム左右のメッキモールも塗装します。かなり雰囲気が変わりそうですね。

 

現在メッキパーツ関連のご依頼はこちらを含め4案件入っていまして、装飾クロムメッキへの塗装はそれ専用の下地処理に手間が掛かるのでどれも費用が割高になっていますが、当店へご依頼頂いている方々にはご理解頂けておりますようで非常に有り難い限りです。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

スバルレガシィフロントグリルメッキ枠塗装 完成

legacy114 大変お待たせしました!スバル純正フロントグリルのメッキ枠部分の塗装、本日完成となります。

legacy115 中央のメッキモールはそのまま残し、上と下の部分をスバル純正色の「クリスタルブラックシリカ」(カラーコード:D4S)に塗ってあります。ただし素地はメッキなのでそのまま塗っても密着性が悪いですからいつもの様にメッキ素地用の下地処理を行った上で上塗りを施しています。最初の状態も紹介しますね。

legacy48こんな感じでした。全然印象が変わりましたよね。ちなみに当初は上下分割かと思いましたが分解してみて実は一体型という事が判明しました。

legacy116見た目はかなり引き締まったデザインになったと思います。社外品のエアロパーツのような派手さは無いですが部品自体が純正品ですからトータルのクオリティは間違い無いと思います。「ネジ穴が全然違う!」なんて事も無いですからね(FRPは型から抜いている内にズレるのでよくあります・・・)。

それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有り難う御座いました!