レヴォーグブレンボキャリパー 塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたスバルレヴォーグ用のブレンボキャリパ―、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々も同じような状態だったのですが、一部ブレーキフルードで塗膜が侵されて剥がれてしまっている個所があったので、

いつもの様にブレーキ屋さんにてサンドブラスト処理を行って貰い、

元の色とロゴをそのまま戻すような内容で塗装を行いました(画像は塗装前の状態です)。

 色は元の近似色と言う事で、こちらもいつものVWのリフレックスシルバー(カラーコード:LA7W)を採用しています。

 ブラケットも一部塗膜が侵されていたので今回一緒に塗りました。ボルトはキャリパ―と同様にサンドブラストをして旧塗膜を剥がした上で再塗装を行っていて、穴の内側は膜厚が付かないようにしておきました(以前ご依頼頂いた方は組み付け時にボルトを締めても塗装は剥がれなかったとの事なので恐らく今回も問題は無いかと思います)。

 シルバーなので光が反射して撮り難いのですが、艶のある仕上りになっていますのでご安心下さいませ。

 ボルト固定部は膜厚が付かないようプライマーと黒を薄膜に塗装しています。

 パッド当たり面も最初と同じように色(シルバー&クリアー)は塗らないようにしておきました。

 艶具合が判り難かったので室内の蛍光灯下でも撮影してみました。

 こちらの方がまだ判り易いですね。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

レヴォーグブレンボキャリパー 本塗り

 先日お預りしておりましたスバルレヴォーグ用のブレンボキャリパーです。

その後いつものブレーキ屋さんにてサンドブラスト処理・洗浄・マスキングまでを行って頂き戻って来ました。

 そのままでも塗れるのですが、多少なり艶が出るよう表面を#180で研磨します。

 良く脱脂清掃し、ブース内にセットしたら本塗り開始です。

 当初こちらのブラケットは塗装しない予定でしたが、一部ブレーキフルードで塗膜が侵されていた個所があった為、一緒に塗る事にしました。尚サンドブラストは掛けておらず、#800相当での足付け処理のみとなります。

 ブラケットに固定するキャリパー側のネジも同色(シルバー)で塗られていた為、サンドブラストを掛けて塗膜を剥がして貰っています。

 まずは全体にプライマーを塗布します。

 塗膜が侵されていた方のブラケットにもプライマーも塗装しておきます。

 膜厚を着けたくない個所には(クリアーを塗らない個所には)ベースコートの黒を塗り、よく乾燥させます。

 その後黒く塗った個所をマスキングします。パッドを固定する為のシャフト穴とボディに固定する個所、またパッド側面が当たる部分も元々塗られていなかったので、同じようにそこも艶消し黒のみの仕上げとしておきます。

 その後ベースカラーとなるシルバー(VWリフレックスシルバー)を塗布し、予め作成しておいたSTIロゴのマスキングシートを所定の位置に貼り付けます。

 元々のロゴあった位置は、キャリパ―の中心(シャフト部)よりも少し右にズレた位置になっていたので、今回も同じようにしてあります。尚、左右どちらもキャリパーも同じようになっています(画像はサンドブラスト前に撮影した純正のロゴです)。

 ロゴを黒で塗装し、マスキングを剥がしたらベースコート作業の完了です。

良くエアーブローし、埃を飛ばします。

 最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 クリアーを塗っていない個所(黒くぬった個所)は本塗り後直ぐに剥がしておきます。

 この後は一日以上自然乾燥させ、その後60℃40分程の熱を掛けて強制乾燥硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

レヴォーグブレンボキャリパー塗装承ってます

 先日到着しておりましたスバルレヴォーグのブレンボキャリパー一式です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 ご依頼内容は、現状と同じような状態への再塗装で、全体的に見ても使用頻度は少なく綺麗に見えるのですが、

 小傷やブレーキフルードによって塗膜が侵された個所があり、タッチペンで修正されていたりしています。

下地処理はいつものようにブレーキ屋さんへの委託作業で、詳細については以下の記事が判り易いかと思いますので宜しければご参照下さいませ。

ブレーキキャリパーの下地処理

 と言う訳で、早速色の確認もしておきました。

 色に関しては一応今回色見本帳の中から近似色を選び探してみましたが、今まで採用していたVWのリフレックスシルバー(カラーコード:LA7W)で遜色ありませんでしたので、今回もこちらを使用する予定です。

ちなみに「SUBARUの色じゃ無いの?!」と思うかも知れませんが、色の作成は各原色を混ぜて作るのでそこは重要では無く、そもそもRMなるメーカーの塗料は色を作るのに「自動車メーカー」と言う概念すら無かったりします。私も最初は驚きましたが、今後は測色器を使っての調色作業がメインになるでしょうから、同じ色をメーカー毎に別ける方がナンセンスなのかも知れません。

RM社の色見本については以下の記事で紹介していますので宜しければご参照下さい。買ってはみたものの、タンスの肥やし状態です(笑)。

https://pro-fit.ne.jp/wordpress2013/wordpress/2012/12/16/%E8%B2%B7%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%83%BB/

 STIのロゴについても同じように再現を承っておりますので、ノギスでサイズを測り、以前作ったデータを使って新たに作成しておきます。

 今まで使ったSTIのロゴについては、以下の記事で紹介していますので宜しければご参照下さいませ。

SUBARU WRX STi fender side molding

スバルブレンボキャリパー塗装 完成

結果としては、上記で紹介したブレーキキャリパーの塗装に使ったSTIのロゴを、縦横比と傾斜角度を変更し、既存のロゴに合わせました。左側に貼ってある方がそうです。右のサイドモールの塗装に使った方は角度は良かったのですが、線が細かったので使いませんでした。

尚、付属するブラケットについては塗装はせず、それを固定するボルトについてはキャリパーと同様にブラスト処理をした上で同色のシルバーで塗装をしておきます。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせていただきますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!