BMW X6 Mメッキエンブレム Mカラー塗装 完成

bmw472 大変お待たせしました!BMW X6Mの純正メッキエンブレム、アルピンホワイトⅢとMカラー、そしてフチを艶消しブラックの塗装で完成となります。今回は小物塗装の集大成と言うか、本当に色々満載の内容です。

bmw473純正のエンブレムには装飾クロムメッキが施されているので、単に色を塗るだけだと密着性が劣ってしまいますから、まずはメッキ素地用の下地処理を施して塗装のベースを作っています。まずその時点でかなり手間が掛かってしまっているんですよね。

最初の状態も紹介致します。

x6元々はメッキのエンブレムにシールが貼られた状態で、全て塗装でやり直しています。

bmw475ベースカラーの白はBMW純正色のアルピンホワイトⅢで、通常はそのままクリアー塗装で終了ですが、今回はさらにMカラーの「水色」「紺」「赤」の三色も塗装しています。もしかして元々貼ってあったシールが再利用出来るんじゃ・・・なんて考えたりもしましたが、さすがBMWと言う事だけあって見事に自己破壊型でした(笑)。まあ耐侯性の高いアクリルポリウレタン塗料であれば褪色の心配も無いので安心ですけどね。

bmw474そして最後にエンブレムの外周を艶消し黒で塗っています。塗装自体はいつもの通りスプレー塗装ですが、ちょっと変則的に最後の仕上げは「綿棒で拭き取る」と言う方法で対応しました。どうなる事かと思いましたが何とか良い感じに出来たと思います。

bmw476見た目も当然ですが、使う用途が車の外装に取り付ける物なので、雨風は勿論、紫外線下での長期保管やスチーム洗車なども想定して耐久性はそれなりに保持出来るようにしています。ただそうなるとどうしても作業時間と手間は掛かってしまっていますので費用も結構な額になってしまいますから、その辺のバランスを考えてご検討頂ければと思います。飾るだけならここまで大変じゃ無いんですけどね(笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度も当店をご利用頂き有難う御座いました!

BMW Bonnet Badge Restoration

bmw84 ちょっと古いタイプのBMW純正ボンネットバッジで、既存の塗膜が劣化してボロボロになっていました。通常こういった物は新品に交換するのが一般的ですが、大事な思い出があるとの事で修復を御依頼頂きました(間違っていたらすいません)。

bmw128 塗膜が割れて剥がれているのは中央部分で、かろうじて黒い部分は無事ですが、全体に白い点々が出ているので結局塗装自体は全色行っています。それぞれの色の塗り分けには凸凹の段差が付いていて、そのデザインも勿論残しつつ元の状態に戻します。

bmw130 黒い部分は残すので、そことの境界線をカッターで切込みを入れて剥がれかかっている塗膜を除去します。

bmw132 色も元のように復元するので塗膜片は残しておきます。

bmw136 剥がれ難い部分はペーパーを掛けて削り落としますが、アルミ素地をそのまま残す箇所もあるのでそこは傷を付けないように気をつけます。

bmw138 青と白の塗膜が除去出来ました。

bmw140アルミの素地を残す部分を磨いておきます。周りのフチも同様にです。

bmw139 本来はプライマーを塗らなければいけないのですが、今回はさすがにちょっと特殊なのでいつもとは違うやり方でやらせて貰っています。画像は磨いた部分を避けて綿棒でリン酸を塗っているところです。

bmw142 そしてまず一回目のクリアー下塗りです。本当はここをプライマー&サフェーサーにしたいところですが、残念ながら透明なそれがありませんので密着剤を塗って普通のクリアーを塗っています。普段の仕事ではお受付出来ませんのでご理解下さいませ。

bmw149溝の段差があるのは見た目だけで、最終的な表面はフラットになっていますから、途中工程である程度平滑に研いでおきます。

bmw145 黒を塗る時に「BMW」の文字を残さなければならないので、その部分のマスキングシートを作製する為にデータを作ります。

bmw154 マスキングが少しズレているのは既存のラインよりも少し大きめに塗って輪郭をシャープに仕上げる為です。サイズを間違えている訳ではありません。

bmw156 ベースコートの黒を塗り、二回目のクリアーを塗ります。まだ段差は大分残っています。

bmw157 いよいよブルーとホワイトの部分の塗装に入ります。

bmw159最初に剥がして取っておいた塗膜片を参考に色を作ります。

bmw87溝部分のマスキングシートも予め幅を測って作っておきました。1.0mm~1.5mmくらいだったと思います。

bmw89 一応柄を間違えないようにオフィシャルサイトでマークを確認しながら塗っていたみたいです(苦笑)。まあでも自分の記憶にだけに頼ると本当にロクな事がありませんから確認は大事ですよね。

bmw90 そして全ての色の塗装が完了しました。多分一人ガッツポーズをしていたと思います(笑)。

bmw91クリアーを塗って見た目は完成したように見えますが、まだかなりの段差が残っているのでこの時点では未だ下塗りです。この時点で3回目のクリアーですかね。

bmw162クリアーが完全硬化したらこんな感じで平らに研ぎます。

bmw166 そして再びクリアー塗布です。確かこの時点でもまだ段差が残っていたような記憶があるので、恐らくもう一度塗って都合クリアーは6回塗っていると思います。

bmw167 そして完成です。表面のクリアーはフラットですが溝部分の凸凹はちゃんと残っているのが判ると思います。これのお陰でノッペリせずに済んでいるんですよね。

bmw169作業自体は自動車塗装の応用ですが、恐怖なのは前例が無い事で、しかも失敗した時はどうなるのか・・・と言う事だと思います。

もし当店がまっとうな会社だったらこういった依頼は本来断わるのがセオリーな筈ですが(笑)、その辺が一人でやっている身軽さと言うか利点なのだと思います。自分が雇われている立場で社長(上司)からこれやれって言われてもやりませんし(普通は逆ギレしますよね)、社長の立場で社員にこれやれとは口が裂けても言えません。ただこういった仕事は確実に自分のスキルアップになるので、出来れば(出来る範囲で)今後もやっていきたいと思います。まあ何とか無事終わったのでこんな事が言えているのですが(笑)。

BMWボンネットエンブレム修理塗装 完成

bmw167 大変長らくお待たせしました!年代物のBMWボンネットエンブレム、本日完成となります。無事この日を迎えられて本当に良かったです。これだけ見るとただのエンブレムですが(苦笑)、作業内容的には結構色々あったのです。全体の流れはこちらをご覧頂ければと思います。

bmw132元々の状態としては、エンブレムの表面にあった塗膜?が剥がれてしまい、今回はそれを元に戻して欲しいという御依頼でした。「買った方が早いし安いんじゃ・・・」と思うのは確かにその通りなのかも知れませんが、そうではないという事も世の中には結構あると言う事です。当店に御依頼頂いている内容の殆どはどれもそんな感じですからね(笑)。

bmw168単なる塗装と違っていたのは、ベースとなるプレートが平面では無く凸凹状のエンボス加工?のような造りになっていて、しかもそこはアルミの素地を活かした表現だったのでそれに沿って作業しなければならなかったという事です。この角度から見ると判りますが、中央の白とブルーの塗膜が浮いたようになっているのが判ると思います。実際は浮いているのでは無くそのフチのシルバー(アルミ素地)の部分が一段凹んでいるのです。

bmw169 今回唯一手を触れられなかったのが「BMW」の文字の部分で、ここはどうしても元々あった劣化具合は見えてしまいます。全てを溶剤または剥離剤で除去すると言うことも考えたのですが、塗装したプレートと周りの枠とでは一体物では無く、これを活かして(曲げないで)剥がすという事は難しいと思ったので今回はここまでに留めてあります。土台がもう一個あれば周りから削り落としてプレートを活かして外す、と言う事も出来たのですけどね(そこまでは・・・と言う事です)。

bmw170左のパーツは先に塗り終わっていたM6リヤスポイラーの牽引フックカバーです。こちらは普通にボディ同色で塗ってあります。

bmw171ちなみにエンブレムに塗ったクリアーは5回分となりますが、連続して塗っている訳ではありませんので特にこれが問題になる事はありません。塗装には当然「塗膜限界」と言うものがありますが一回の塗装では既定通りの膜厚(2コート)で、その都度完全硬化させて塗っている訳ですから単なる厚塗りと見解は違います。厚塗りで問題になるのは一度に塗膜厚をつけてしまう事で、そうなると硬化時の伸縮も大きくなりますから色々トラブルが出たりするのです。比較的膜厚の付けられるポリエステル系の樹脂を使えば作業は短縮出来ますが、そうなると車の内装に使われている木製品のクリアーみたいになってしまいますからね(伸縮性のあるウレタン系の樹脂ならばああはならないと思いますがそれだとコストが異様に掛かるのでポリエステル系UVクリアーが使われているのだと思います)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度も御贔屓頂き有難う御座いました!

BMWボンネットエンブレム 本塗り

bmw162 (確か)前回4回目のクリアー塗装で遂に完成!と思いきや、まだ気になるところがあったので結局もう一回塗る事にしました。中央の段差もそうですが、ちょっと力み過ぎてクリアーを塗りすぎた為か表面張力でフチに溜まったクリアーが気に入らなかったのです。どちらかだけだったら完成と言うことでも良かったのですが乗りかかった船ですので(そのまま沈む可能性もあったかも知れないのですが。苦笑)。

と言うことで段差を払拭すべく今度は#320から研ぐ事にしました。クリアーを研ぐにはちょっと粗いですがこれくらいじゃないと駄目な気がしまして・・・。

bmw163#320→#600→#800→#1500と均して本塗り準備完了です。クリアー塗装は多分これで5回目で、特段大変な事になっていると言う訳では無く、最初に想定していた通りという感じです。ただしあわよくばと考えていなかった訳ではありませんが(笑)。

bmw166そしてクリアーを塗って本塗り完了です。見た目的には前回も同じですが、今回は中央の段差もかなり払拭され、そしてこの後の対応としても同じ轍は踏みません。

 

bmw165固定している棒にはS字フックを付けておいたので、クリアーを塗ったらこのような状態に天井から吊るしていました。これなら表面張力よりも重力が勝ってフチにクリアーが溜まるのを防げるのでは・・・と考えたのです(笑えますがこの時の為に真面目に考えて来ました)。

既に出来上がった状態を見ましたが結果的には良好で、あとは完全硬化を待つだけだと思います。いよいよ完成間近ですね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

↓ちなみに最初の画像です。黒いところにある白い粒粒も払拭出来ているのがわかると思います。なんせ全部塗り直してますので(笑)。bmw84

BMWボンネットエンブレム 本塗り

bmw161 先日塗り終わっていた時点でまだ段差が残っていたのでそちらを研磨して平滑にした後、クリアーを塗って無事本塗り完了です。大変お待たせしました!(ちなみに塗装前の画像はうっかり忘れていまして・・・謝)。

bmw160今回でようやく段差も無くなったと思いますので、硬化して確認して大丈夫なようでそれで本当の完成になる予定です。クリアー塗装は今回で4回目で、当初はどうなるかと思っていましたが何とか無事完成出来そうで安心しています。まあまだ終わりが決定した訳ではありませんので、後日硬化次第様子を見てみたいと思います。

どうぞもう少々お待ち下さいませ!