オデッセイテールランプ スモーク塗装 本塗り

odyssey2 こちらもお待たせしました!オデッセィのテールランプ一式です。マークX同様こちらも純正部品で、濃度は「極薄目と薄目の間」となります。こちらはクリアー抜きは行わず全体的にスモークを掛ける「ベタ塗り」ですね。

odyssey3 そして本塗り完了です。下で紹介しているマークXのバックランプ部分の濃度がそのまま全体に塗られているといった感じです。この濃度ならわざわざクリアー部分を残す必要も無いですかね。

odyssey4ちなみに「わざわざスモークに塗るなら最初からスモークレンズを買うと言う選択もあるのでは・・・」と思い、一応ネットで「オデッセイ テールランプ スモーク」と調べてみたら、該当のテールランプが見つかる前に以前当店でご依頼頂いた同型のテールランプが出てきました。この型のテールランプはスモークの社外品がそんなに無いのか、或いはあったとしても「真っ黒」な濃いスモークのものしか無いのかも知れませんね。

折角なのでちょっと紹介させて頂きます(笑)。

odyssey5濃度は今回と同じく「極薄目と薄目の間」で、ただこちらは全体がクリアーレンズ(の社外品)なので見た目のイメージは全然違いますね。モノクロとカラーといった感じです(モノクロ画像じゃありませんが・・・)。

こちらも来週半ばには完成予定です。もう少々お待ち下さいませ!

マークXテールランプスモーク塗装 本塗り

markx2 大変お待たせしました!マークXのテールランプは無事本塗り完了しておりますので御安心下さい。

ちなみに本日は第一土曜日なので本来は休業日な筈ですが、今年に入ってから土曜日休みとか全く関係無くなってます。どこに行ったんでしょう・・・。まあ自営業ですから仕方ないですけどね。

画像は「クリアー抜き」の部分をラインテープでマスキングした状態です。下に敷いているのは作業内容の確認用で、今回はこのマークXのテールランプとホンダオデッセィのテールランプを塗るので、それぞれ作業内容をメール内容の一部から抜き取ってプリントアウトしています。

この他のテールランプでは、「スイフトスポーツ」と「ラクティス」が次のターンで、その次に「ロードスター」と「インプレッサ」の順番になると思います。こちらもお待たせして申し訳御座いませんがもう少々お待ち下さいませ。

markx3 バックランプ部分はマスキングして「クリアー抜き」としますが、今回は単にクリアーを残す訳では無くここもスモークにする「ダブルスモーク」で承っています。

markx4スモークを3コート程度塗った時点でバックランプのクリアーレンズに貼ってあったマスキングを剥がします。赤い部分はまだスモークが十分に効いていませんが、この後は全体的にスモークを塗っていき濃さを嵩上げして行くのでこの時点で黒くなっていたら相当真っ黒になってしまうのでマズイのです。一旦濃くなったらもう取り返しが付きませんので・・・。

markx5 そしてさらに3コート程度スモークを塗り、クリアーを塗って本塗り完了です。クリアーとレッドなのでスモーク濃度の差は判り難いですが、それこそがダブルスモークの効果でもあります。「バックランプは黒くしたくないけど極端な濃淡は避けたい」という時に効果的です。

markx6バックランプのクリアーレンズ部は「極薄目と薄目の間」の濃度で、赤い部分は「薄目」のスモーク濃度になっています。極薄目が「1」として、薄めが「2」とすると、極薄目と薄目の間は「1.5」って感じですね。なので今回は「1.5 : 2 」といった組み合わせになっています。微妙ではありますがここがオーナー様の拘る所なのだと思います。

来週半ばくらいには完成する予定です。完成画像撮りましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さい!

LOOK カーボンフォーク&小物部品 本塗り

look25 カーボンフォークもフレームのデザインと合わせて内側を水色に塗ります。その後マスキングを全て剥がして全体にクリアーをコートします。

look26 なんて事は無い塗り分けに見えますが、線が歪んでいたり曲線が不自然にならないようにラインを決めるのにはかなりの時間が掛かっています。

look27 ステムのシルバー部分をやはりボディと合わせてブルーに変更します。黒い地が出ている箇所は傷があった部分で、元々は全体的に艶消しな部品です。こちらは元のラインに沿ってマスキングするだけなのでラインテープを使えばそんなに手間では無いです。

look28 水色を塗装後、全体にクリアーを塗って艶のある仕様に変更です。ロゴは元々プリントされた物です。全然イメージ変わりますよね。

look29 クランクは色は塗らずにクリアーだけを塗った仕様です。シルバーにプリントされた箇所はペーパーが掛かると傷が残るのでここは避けての足付け処理で、ただし補助として密着剤を使用しています。塗装では「単に塗るだけ」と言う作業は存在しなく、必ず足付け処理と脱脂処理はセットで付いてきます。それをやらないと・・・ですね。

look30シートポストの上部のカーボン部分もクランクと同じくクリアーのみ塗っています。ただしシートの固定具がスライドする部分はマスキングしてクリアーは塗っていません。恐らくはここにクリアーを塗ってもガリガリと剥がれてしまい汚く見えてしまいますので。

この自転車フレームは元々は全体がマット(艶消し)な状態だったようですが(実はうちに来る前に他のショップで作業されていたようですが色々あって途中からやって来ました)、今回の塗装で艶有りの仕様になっただけでもかなりイメージは変わりましたよね。

ちなみに元々の姿と思われる画像は以下リンク先にありますので宜しければどうぞ。

輝かしき四半世紀の結晶体~LOOK 695 25th Anniversary

それでは全て完成しましたらまた改めて紹介しますね。もう少々お待ち下さいませ!