アテンザエンジンカバー 本塗り

atenza65こちらもお待たせしました!マツダアテンザの樹脂製エンジンカバーも無事本塗り完了しております。

先に塗り終わっていたフロントグリル周り一式と内装パーツは先日ディーラーさん宛てに発送済みで、こちらは艶消しクリアー仕様なので一緒には塗らず後からの塗装となります。また違うのはクリアーだけでは無く作業自体もちょっと別物な感じなので、他の物と一緒に塗るのはちょっと避けたかった所があるのです。多分集中力の問題ですかね。ちなみに上のマスキングは本塗り用では無く「足付け処理用」の為のマスキングです。フチは後でもう一度貼りなおします。

atenza66エンジンカバーの裏側は装着されれば見れないので通常ここはマスキングせずに色を飛ばして仕上げたりするのですが、今回のカバーはウレタンフォームのようなスポンジ状の物が色々張り付いていたので後で塗装がポロポロと剥がれたら嫌ですから全体をマスキングしておく事にしました。

atenza67見切りはプレスラインの「谷」の箇所で、ここで色もクリアーもブツ切りとなりますからしっかり足付け処理をしておきます。ペーパーが掛かったマスキングテープは際がガタガタになるので本塗り用にフチのマスキングは貼り直します。

atenza70良く脱脂をしたらプラスチックプライマーを塗布して本塗り開始です。ちなみに今回御指定頂いている色はKawasaki(バイク)の定番カラーでもある「ライムグリーン」で、こちらは激しく隠蔽力の弱い色ですからこのまま塗ると大変な事になります。10コート塗っても染まらない(隠蔽しきらない)のではないでしょうか・・・。DUPONTに比べるとSTANDOXの有機系顔料は隠蔽力が弱いのです(まあデュポンと比べる事が間違ってますか。笑)。

atenza68という事で一旦白を塗ります。ちなみに配合データを見ても原色の白を下色として塗る「3コート塗装」仕様になっています。ただ実際は白では無くても良いので(イエローでも大丈夫です)パールやキャンディーカラーのそれとは違いますけどね。アンダーカラーは補助的なものです。

atenza69そしてライムグリーンを塗って艶消しクリアーを塗ったら本塗り完了です。ちなみにバツ切りのマスキングを行った箇所はクリアー塗装後直ぐに剥がしておきます。それでもちょっとガタガタになってしまった所はあるので強制乾燥後、部分的に補修して対応するように致します。注意をしていてもこれですからどうしても他の物と一緒に塗るのは難しいですよね。

それにしても今回は中々奇抜な色をチョイスされたようで(笑)、これが装着されたエンジンルームはどうなるのかちょっと楽しみです。ちなみに私的にグリーンは大好きで、偶然ですが先程社外記用に撮影していた小物も同じ様なグリーンとなりました。多分今夜紹介出来ると思います。

それではこちらはちょっと細部を修正しまして、後日完成次第改めて紹介させて頂きたいと思います。もう少々お待ち下さいませ!