メガネフレーム(テンプルのみ) 本塗り

megane23 納期指定(オプション)で御依頼頂いていましたのでこちらでの紹介はしないつもりだったのですが、もしかしてオーナー様が見ておられるかと思いましたので紹介させて頂きますね。

上の画像は既に本塗りが始まった状態で、手前が塗装前、奥がベースコートの黒を塗った状態です。下地としては足付け処理~プラスチックプライマーを塗布しています。

megane24ベースコートの黒を塗り終えたら「半艶クリアー」を塗って本塗り完了です。今回のメガネはレンズごとお預かりしていますが塗装を御依頼頂いたのはサイドフレームの左右テンプルのみでして、また装飾品なども付いていましたが「全て黒で塗り潰して」との事でベタ塗りとしています。

既に強制乾燥も終えていますので、後日組み付けを行って週末には完成出来ると思います。

同じくやはり紹介はしていませんが、キャノンレンズフード(こちらはレンズと同色のベージュホワイト艶消し仕上げ)の塗装も完了しておりますのでこちらも組み付け次第完成となります。同じく週末辺りには出来る予定です。どちらももう少々お待ち下さいませ!

アテンザ樹脂製エンジンカバー塗装 完成

atenza81大変お待たせしました!マツダアテンザの樹脂(プラスチック)製エンジンカバーは本日完成となります。

今回塗装したのはグリーンの部分で、中央のグレーの部分は当初からある樹脂の素地そのままです。グリーンはKawasakiバイクの定番でもあるライムグリーンとなります。エンジンルームでこういった色は中々見かけませんから塗っている時は少々不安ではありましたが、こうやって出来上がった物を見ると凄く良いと思います。グレーとの相性(面積比)が良いんでしょうね。

最初の状態も紹介します。atenza28元々はこんな感じで未塗装の樹脂素地そのままでした。

atenza82前方にあるロゴもこれがあるのと無いのではかなり違うと思います。色がシルバーなことも含めバランスが取れていますよね。

atenza83エンジンカバーの素材は不明なのですが、裏に付いている断熱材と溶着されていましたから恐らくはPP(ポリプロピレン)だと思います。こういったエンジンカバーには通常PA(ポリアミド)が使われますが今回の場合はちょっといつもとは違うような感じがしましたので。

ちなみにグリーンに塗った箇所の表面はザラザラとした梨地になっていて、通常そのまま塗装しても美しい仕上がりにはなりませんが、今回のような「艶消し」であればその辺りも目立たず「単に塗るだけ」といった仕様でもこのように見れる仕上がりになります。塗られている艶消しクリアーは通常使っている艶々のクリアーと同様の2液ウレタン(2:1)ですので耐久性(この場合は耐汚性ですか)も安心出来るかと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度も御贔屓頂き有難う御座いました!

リカンベント用カウルパネル 補強試作

cover3すっかりお待たせしておりましたこちらの自転車用カウルパネルも何とか作業着手しましたので御安心下さい。ちなみにてっきり「キャリアカー」の蓋になるキャノピーかと思いきや、実は「リカンベント」なる自転車に取り付けるカウルパネルだったのですね。大変失礼しました。

rikanbent1

オーナー様よりどういった車体なのかの画像を頂きまして、ああなるほど!以前の通勤路で、二子玉川から多摩川を渡る途中、私のカブの隣にこの自転車に乗った人が来まして「随分イカしたバイクですね・・・お先にどうぞ(恐)」と声を掛けたあの自転車だったのですか。ようやく理解出来ました。どうりで大きいパネルだと思いましたよ・・・。

ただこのパーツ、届いた時にはゴザを丸めるようにクルクル巻きでやってくる程の柔らかさで、このままの状態で塗装をするとちょっとマズイと思いまして、まずはそれの補強をする事にしました。

rikanbent方法としては樹脂繊維入りの強力な補強テープをパネルの裏側に貼ってみたのですが、やはりと言うかこれだけではちょっと力足りないところがありました。外側ならまだしも内側では・・・厚みが足りません。

と言う事で近々また違う方法でチャレンジしてみたいと思います。