RB25エンジンパーツ 下準備

rb2518アルミ製のヘッドカバーは先日サンドブラストを掛けておいたので、並行してこちらのプラスチックパーツも作業を進行させておきます。

上塗りの塗装が結晶塗装であればある程度素地が粗くても構わないのでこちらもサンドブラストを掛けてしまいたいのですが、今回のRB25のエンジンパーツは全て艶々仕上げで承っていますので、極力素地を荒らさないよう通常通りペーパー掛けによる足付け処理を行っています。

ただ素材はどれもポリプロピレンで塗料との相性(密着性)が悪いですから、プラスチックプライマーを塗る前に火炎処理(その名の通りで専用のバーナーで炙ります)を行う予定です。

尚各パーツはいきなり本塗りでは無く、まずは下塗りとして1コートソリッドを塗装予定です。通常は「サフェーサー塗布→研磨」で平滑な下地を作りますが、今回はこの「研ぎ」の作業を省く「2度塗り」と言う方法を行います。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

ブレンボブレーキキャリパー塗装 完成

brembo12 大変お待たせしました!F50とF360のブレンボキャリパーは本日完成となります。

brembo14既存の塗膜はサンドブラストで剥がし、ロゴも塗装で再現しています。

最初の状態も紹介しますね。

brembo元々は綺麗な赤で、ただもしかしたらこれは後に再塗装された赤だったかも知れません。と言うのも・・・。

brembo18純正の状態でもピストンとブーツ(ゴム)が着いたまま塗っているのは普通ですが(分解した状態で塗っている訳では無いみたいです)、今回はこれらの部品も着けたまま一緒に塗っているようで、キャリパー本体が黒くなってこれが赤のままだとちょっと格好悪いので、キャリパー本体を作業している間に溶剤槽に浸けておきました。

brembo19と言う訳でプレートやネジに着いていた赤は綺麗に落とせました。メッキの上にそのまま色を塗っていただけなのがむしろ幸いでした(そうじゃないと剥がすのも大変です)。

brembo15 ブレーキキャリパーを再塗装する場合、サンドブラストなどの下地作業についてはブレーキ関係を専門で行っている方(OHから販売まで)に委託しています。全部一人ではさすがに大変ですし、逆に費用が上がってしまいますからね。

brembo16既に梱包済みですのでいつでも発送可能です。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!