いきなりの紹介ですが、地道に下地作業は進行していましたのでその間の作業内容を紹介させて頂きますね。
上の画像は先日も紹介した物で、リモコンキー内部に基板とシリコンカバーを入れてボタンの出づらを合わせたところです。
その後分解し、サフェーサーを塗布します。まずはプラスチック素地が出た個所にプライマーを塗布します。
実際にケース内部に基板を入れてみるとボタンの出過ぎていたのでかなり削っています。グレーの部分が後から貼ったABS板で、もう少し濃く緑掛かった物はポリパテです。
後から届いたスペアキーです。金属製のシャフト部分をマスキングし、外側に出る黒いプラスチック部分の梨地を削っています。
そしてサフェーサー塗布完了です。こちらのカバーは確か今回で3度目です。
ザラザラの梨地だった取っ手もサフェーサーで下地を作って艶々にします。
その後熱を掛けてウレタンサフェーサーを完全硬化させ、ガイドコートとして全体にパラパラと黒を塗って水研ぎ開始です。
各パーツの水研ぎを終え、再度内部に基板とシリコンシートを入れて仮組みし各部を確認します。
カバーにある窪みの部分にはこんな感じでトヨタエンブレムが嵌り、さらに透明な樹脂を流し込んでカバーの面とツライチに仕上げる予定です。
トヨタのエンブレムは各色の仕様で作っていて、ボタンに入れるロゴの色に合わせて選ぶ予定です。車型の方は色サンプルとして作った物で、これらは余り結果が芳しくなかったので現在新たに検証中です(まだやるのかって感じですが…)。
そして本塗り準備完了です。ちなみに今回はベースカラーとなるホワイトパールだけで、ロゴについては後日別作業として行います。
カラーベースの白を塗り、パールベースを塗ったらクリアーを塗って本塗り完了です。
こちらのカバーについては窪みにトヨタエンブレムを嵌めて透明樹脂を流し込んだらツライチにしてもう一度クリアーを塗ります。
このカバーに関してはこれで完成になるかも知れません。それも想定してクリアーは全てクリスタルクリアーを使っています。
ボタンに関しては再度研磨してロゴを入れてもう一度クリアーを塗ります。ロゴに関してはマスキングシートをレーザーでカットして塗装で行う予定ですが、如何せん未知の領域でもあるので失敗した際はシンナーで拭き取れるようクリアーまで塗っておきました。
ちなみに今回塗装した色の「トヨタホワイトパールクリスタルシャイン」(カラーコード:070)は何種類か配合データがありましたので、その中からJAPANの2016年のNo.999615を使用しています(自分用の備忘録的な事です)。
それでは作業進行しましたらまた紹介させていただきますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!