先日マットホワイトに本塗りを終えていたホンダ純正のメッキエンブレムです。最後に両面テープを貼り付けます。
再剥離の出来る台紙の上に幅30ミリの両面テープを3段に並べます。
以前作成しておいたデータを使ってレーザー加工機でカットします。
エンブレムより一回り内側にオフセットされた両面テープの出来上がりです。
ちなみにこれくらいの作業であればカッターで切ってもそんなに手間ではありません。ただ両面テープはエンブレムギリギリになると隙間から見えて凄く格好悪いのでしっかりと内側にオフセットさせる必要があります。と言うか今回のエンブレムはフチがフランジ状になっているので、確実に内側に入れないと上手く貼れないようになっている模様です。
両面テープは一枚物では無い為、後で剥がす事を考えて一旦台紙を全部剥がします。
改めて再剥離用のシートに貼り付けて完成となります。大変お待たせしました!
最初の状態も紹介しますね。
通常メッキの上に塗料は密着しませんので、方法としては一旦メッキを剥がすか(その下の素地はABSなので塗装は問題ありません)、メッキの上に塗装をしても剥がれない下地を作る必要があります。尚、密着剤の類は使用していませんのでご安心下さいませ。
色はお任せでしたので、VWニュービートルに採用されている「キャンディホワイト」(カラーコードLB9A)に、クリアーは艶消し専用の物をコーティングしています。艶々のクリアーと同様2:1の2液ウレタンクリアーです。
ツルンとしたつや消しで、落ち着いた高級感のある 仕上りになっているかと思います。
それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!