NBOXテールランプ レッド&スモーク塗装承ってます

先日到着しておりましたホンダNBOXの純正テールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容は以前施工しました同型品と同じく、


【レッドキャンディー+おまけスモーク 】

・ 中央バックランプクリアー抜き

・上部ウィンカー部はレッドを薄目に(ウィンカーがオレンジに灯火して見えるように)

・最後に全体に薄くスモーク(おまけスモーク)

・クリスタルクリアー


といった仕様となります。

以前作成したイメージイラストがありますのでそちらを紹介しますね。

赤い部分にもスモークは塗られます。

また実際に仕上がった状態の画像もありますのでそちらも紹介しますね。

他の完成画像についてはこちらのページからも御確認頂けます。

またこの時ご依頼頂いた方からはその後組み付け後の画像やご感想などもいただいておりますので宜しければこちらもご確認頂ければと思います。

尚、「ウィンカー部を赤く塗ってアンバーに光らせる」といった事については以下ページの施工例が参考になると思いますので宜しければご参照下さいませ。

NISSAN 180SX Red Tail Light

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。テールランプ関係はあと1セット集まれば実作業着手出来る状態です。

どうぞもう少々お待ちくださいませ!

 

スバルWRX S4エンジンカバー STIチェリーレッド塗料作成

先日色の確認を行っていたスバルWRX S4エンジンカバーです。

塗装する個所はこのような感じで、フィンの周りをシルバーに、周りの黒い部分は塗装せずそのままとします。また塗装する部位は梨地はそのままで、全て艶消しクリアー仕上げとします。

赤の部分にはこちらのSTIの純正エンブレムに採用された「チェリーレッド」を参考に、色見本帳の中から近似色を見つけました。

 それを基に配合データから色を作成し、

 多少色を調整してエンブレムの色味に合わせてみました。

ただどうも白が多過ぎるようで、ピンク感が強い気がします。

 と言う訳で、赤2色の配合は先ほど作った通りのまま、白の原色を半分にして作り直してみました。

上のスティックの色が「配合データに赤味を足した」物で、その下の色が「そこから白の含有量を半分に減らした」物となります。

STIのエンブレムを参考にすると上の色の方が近いのですが、白が多い分濁りも強くなっています。対して下の色は赤が濃くなっているのでシャープさは出ていると思います。

STIのエンブレムの色自体もブレはある筈ですので、この辺は好みで宜しいかと思います。御確認の程、お好みの方をお知らせ頂ければと思います。どうぞよろしくお願い致します!

インプレッサブレーキキャリパー 本塗り

 先日下準備を終え、ブレーキ屋さんに下地処理を御願いしていたインプレッサの純正ブレーキキャリパーが戻って来ました。

 全体を確認しながら必要な個所にはペーパーを当て、脱脂清掃を行います。

続けて天井から吊るした状態で、

 プライマーを塗布します。

 その後車体に固定する個所にベースコートの黒を塗り、十分に乾燥させたらマスキングを行います。「27」は直径が27ミリの事で、円形のマスキングシートは予め20~30ミリのサイズでカットした物を用意していて、その中から丁度良いのを選んで使えるようにしています。

 リヤキャリパーも同様に行います。

 そしてベースコートを塗布します。色は元のリヤキャリパーの純正色を参考に色見本帳から近似色を選び、それよりも若干濃い目のトヨタの1F6を採用しています。

ちなみに今回は変則的な方法で、こちらのフロントキャリパーはこれが本塗りでは無く「下塗り」になります。

 それに対してこちらのリヤキャリパーはこのまま本塗りとなります。結構慌ただしくやっていますので順を追って説明しますね。

 リヤキャリパーのロゴはいつも通りマスキングシートを使って塗装で入れますが、

 フロントキャリパーの方は「凸文字」の天面のみを白にする為、一旦はその周辺も一緒に白で塗って「後で研ぎ出す」と言う方法を行います。

ちなみに白はいつもの白(VWキャンディーホワイト)では無く、元のロゴはかなり暗い感じでしたのでそれに合わせてBMW MINIのライトホワイト(カラーコード:B15)を採用しました。多少グレー寄りの白となります。

 リヤキャリパーは艶消しクリアーを塗って本塗り完了です。ここから徐々に艶が消えていきます。

 それに対してフロントキャリパーは下塗りの為、こちらは艶消しでは無く通常の「艶あり」のクリアーを使っています。

今回の下塗りでは黒メタリックは塗らず全体を白にしても良かったのですが、後の作業が多少なり楽になればと思い、先に隅々まで黒メタリックを塗っておきました。後で塗る時には凸文字周辺だけで大丈夫なようになります。

そしてこの後クリアーが完全硬化した後、全体を足付け処理して再びベースコートの黒メタリックを塗り、凸文字部分を削ると下から白が出て来て天面のみ白になる、という算段です。また最後には今度は全体に艶消しクリアーを塗ってリヤキャリパーと同様の艶消し仕上げとします。

尚、わざわざクリアーを塗っているのはペーパーを掛けても下地が出ないようにと、またここで艶消しクリアーで塗らないのは「白く濁る」のを避ける為です。

時々「新車で買った自転車のフレームが艶消し黒なので、クリアーだけ塗って艶ありの黒にして欲しい」といったご相談を受けますが、普通は(と言うか私は絶対)しません。艶消しクリアーには体質顔料としてシリカゲルが含まれている為、実際には透明では無く白く濁った色味になるのです。ベースコートは黒でもその上に艶消しクリアーが塗ってあれば、その上にクリアーを塗って艶を出しても「グレーっぽい気持ち悪い黒」になってしまいます。

それ故に調色して合わせた色に上に艶消しクリアーを塗ると色が変わる訳で、艶消しの調色がとてつも無く面倒と言うのはそう言う訳です。毎回艶消しクリアーを塗って熱を掛け硬化させた状態で色を確認しなければなりません。まさに地獄のような作業です。

 リヤキャリパーは艶消しクリアーの為、一時間くらい自然乾燥すると艶が消えていきます。

 同じような画像ですが、反対側の裏面です。

今回は固定場所の都合上ロゴが真下に来ていますのでちょっと撮影がし難いのですが、「ゴミが付き難い」という点では非常に良いのでむしろ良い感じでした。ロゴの白も白過ぎず(明る過ぎず)、落ち着いた感じで良い具合に出来ていると思います。

この後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を完全硬化させ、リヤキャリパーはそのまま完成で、フロントキャリパーはもう一度塗装します。

どうぞもう少々お待ちくださいませ!

チタンメガネフレーム塗装 完成

 大変お待たせしました!チタン製のメガネフレームフロント部の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々はグレーの艶消しに塗装がしてあって、

見本として一緒にお預かりしたこちらのタミヤカラーの「オリーブドラブ」(Ⅱ)を参考にとご依頼を頂きました。

下に敷いているのがタミヤのオリーブドラブ(Ⅱ)で、こうやって見比べると色の違いが判ると思います。

 そして再び完成後の画像です。

 下が白だとコントラストが効いて黒っぽく見えますが、後程判り易いように撮影していますので色味についてはそちらをご参考下さいませ。

 レンズの取り付けはナイロール(ナイロン糸)なので、穴や溝などを塗料で埋めない様その辺りの膜厚は控えめにしています。また旧塗膜はサンドブラストで除去しています。

 最初に作ったタミヤカラーの色板は、途中の色確認の時に汚してしまったので、新たにもう一枚作成しました。

改めて説明しますと、下に敷いているのがタミヤカラーで、奥にある半分になった色見本(のミニカー)が同じタミヤカラーです。仕様は1コートで、いわゆるラッカー塗装です。

そして手前にある色見本のミニカーとメガネが同じ色で、それぞれ同じ仕様の2コートの艶消しウレタンクリアー仕様です。

こうやって見比べてみるとメガネの色と奥にある色見本(タミヤカラー)が同じ色に見えますが、これは見る角度や環境・条件によって色が違って見えるフリップフロップ性による物です。実際は手前の色見本とメガネが同じ色となります。

先日「比色」について社外記に記事を書いたのですが、その後同じスタンドックスユーザーの方から貴重な情報を頂いたり、またその後スタンドックスのデモマンの方とも色々話をしました。

デモマンの方が言うにはやはり艶消しの色合わせは相当難しく、一時期AMGなどでも出たのでその時は対応に追われたらしいのですが、今は殆ど車体で使われる事が無くなったからか本腰は入れていないようでした(そういった話題や要望も無いようです)。また先日紹介したアクワイヤー(多角型分光測色機)では艶消しには対応していないとの回答も頂きまして、期待していただけにちょっと残念です(わざわざメーカーにも確認して頂けたようで、ただ実際に使っている方からのアドバイスもいただいていますので引き続き検討はしています)。

尚、今回は同じ色(ベースコート)で艶ありクリアーを塗った仕様も作っていますので、後日そちらも出来上がり次第検証して紹介したいと思います。

それでは日程完成のお知らせメールを差し上げますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座いました!

フェラーリリモコンキーカバー サフェ入れ

 こちらもお待たせしております。スペチアーレラインの塗装で承っておりますフェラーリ純正リモコンキーカバーも作業着手しておりますのでご安心下さいませ。

 まずは既存の塗膜を#180のダブルアクションサンダーである程度削り落とし、フチなどは#240手掛けで研磨します。

ちなみにこの型のリモコンキーはしっかりプライマーも入っていて、新品時の塗膜は十分に密着していますから全部剥がす必要はありません。ただ一応やる事はやった上で「やる必要は無かった」と言わないとどうもインチキ臭い気がしますのでこうしています。ちなみに古い方のキーカバーは塗膜が密着していませんので、綺麗な状態でも全部剥がす必要があります。

 ボタンが入るフチの部分とエンブレムの窪み部分にも足付け処理をしておきます。

こちらはペーパーが入らない為、いつものようにウォッシュコンパウンド(リキッドタイプの研磨材)とナイロンブラシを使って処理します。

 よく脱脂清掃し、さらにフチの部分にマスキングテープを丸めて詰めてサフェーサーが入らないようにしておきます。

本塗り時には多少隙間に色(とクリアー)が入るように塗る為、この時点では極力膜厚が付かないようにしておきます。

 同じく跳ね馬が入る部分にも詰め物をしておきます。

以前はここにエアコンのパイプを通した時に穴を埋めるシールパテを遣ったり、手で混ぜるエポキシパテを使ったりしてマスキングに使いましたが、今回は熱で変形する樹脂を使ってみました。詳しくは後日社外記で紹介したいと思います。

 プラスチックプライマーを塗布し、サフェーサーを6~7コート塗ってあります。

 同じくこちらもサフェを塗りますが、こちらはサフェーサーをフチから少し下まで回り込ませたかったので、サフェーサーを6コート塗り終わった時点で窪みに嵌めていたマスク型を外し、

もう一回全体的にサフェーサーを塗布しておきます。

ボタン側はフチまでピッタリゴムが嵌るのですが、跳ね馬の方は窪みの側面は見える為、そこまではサフェーサーを塗っておきたかったという感じです。

また続けてサフェーサーを塗るので予め足付け処理をしておく必要があった事と、詰めた樹脂は塗装に影響が無い為、これが今までで一番良い方法だったと思います。

次はサフェ研ぎを行い、本塗りの前にフレアー加工をした傷防止金具の作成を行いたいと思います。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

↓参考までにどうぞ

http://pro-fit.ne.jp/wordpress2013/wordpress/2016/04/05/%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%82%B7%E4%BB%98%E3%81%8D%E9%98%B2%E6%AD%A2%E7%94%A8%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%97%E5%8A%A0%E5%B7%A5/