透過性塗装 レンズ系下地処理

 先週マスキングまで終えていた透過性塗装を行うテールランプなどのレンズ系パーツです。

全体を#800相当の足付け処理用研磨副資材(バフレックスレモン)で研磨し、そのご#1300相当の同製品(バフレックスオレンジ)で均します。今までの耐水ペーパーよりも研磨粒子が均一なので、強い力で擦っても深い傷が入り難く、また空研ぎでも目詰まりがし難いのが特徴です。

 レンズはそのままだと透明ですが、足付け処理を行うと曇りガラスのように濁ります。そもそも曇りガラスはサンドブラストとかバレル研磨で加工してああなっているんですよね。

またこちらのBMWのウィンカーは土台に白いゴムが着いていて、これはレンズ部分と溶着されているので隙間が全くありません。高さもツライチなのでマスキングしたそのままだと激しい段差が出来てしまいますから、クリアーを塗り終わったら直ぐにマスキングテープを剥がせるようにしておきます。

こちらは現在お預り中のBMW MINIテールランプのオーナー様からで、追加でサイドマーカーのスモーク塗装も承りました。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

濃度はテールランプと同じく「極薄目と薄目の中間」で、ギリギリ間に合ったので一緒に本塗りを行います。

それではまた作業進行しましたら紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!