SHUREワイヤレスマイク 本塗り

先日下地処理を行っていたSHURE QLXD2ワイヤレスマイクと、別体となるヘッド部のELEFUNKEN M80Wです。

 今回は2色をグラデーションで塗装する為、色がズレない様に組んだ状態で塗装する事にしました。マスキングも内部に塗料が入り込まないようにしています。

 使用する色はこちらの2色で、

 こちらの玉虫色をした「クロマフレア風No.9」の顔料と、

グリーンから青に変化する「クロマフレア風No.7」の顔料を使用します。

それぞれマイク塗装のページで完成画像を紹介していますので宜しければご参照下さいませ。

SHURE SM58クロマフレア風No.7

SHURE SM58クロマフレア風No.9

 それぞれの色を使って実際にグラデーションさせた色見本マイクもあるので(画像右端の物)、それも参考にしながら本塗りを行います。

 まずは下色に黒を塗ります。液晶パネル部はマスキングの為、際の仕上りが悪くならないよう無用に塗膜厚をつけないよう注意します。またこの状態ではネジを少し回して隙間を開いた状態で塗装しています。

 その後ネジをしっかりと締め、グリーン系のクロマフレア風No.7を塗ります。全体にでは無く、塗りたい部位より少し広めの範囲に、且つ余分なミストを飛ばさないようにします。

 さらに続けてクロマフレア風No.9を塗布します。

 グラデーションの境目としては、上下は液晶パネル辺りに、また裏表でもそれぞれの色を変え、どの角度から見ても2種類の顔料を確認出来るようにしています。

 こちらはグリップ部で、裏側は濃いグリーンになっています。

 その後ネジを緩めて隙間を空け、クリアーを塗布します。

使っている顔料は2種類ですが、それぞれが多色に変化する色の為、 グラデーションされた部位がズレると激しい色変化を感じられます。

この後は一日程自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて完全硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!