フィアットテールランプ塗装承ってます

 先日到着しておりました、フィアット500の純正テールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容としては、こちらのテールランプを現行(新型)のアバルト595に使用するとの事で、全面レッドテール化&スモーク塗装でご依頼を承りました。

判り易いようイメージイラストを作製しましたので紹介させて頂きますね。

 いつもは丸い部分(バックランプ&バックフォグ)を含めてクリアー抜きにしますが、今回はバックランプをスモールランプとして機能させるとの事ですので、ウィンカー部分のみをオレンジに光るように赤を薄くします。

透過性の赤=レッドキャンディーは、最初の2~3コートはウィンカー部を避けて塗装し、

 その後、ウィンカー部も含め全体に透過性の赤を塗装します。

ウィンカー部の赤は2コート程、その他は5コート程とし、全体をレッドテールとします。

そして最後に薄くスモークを塗る事で、ウィンカー部とその周りとの色の差を軽減させ、さらに全体の赤を落ち着いた感じにします。

同じ様な事例の施工例がありますので、幾つかを紹介させて頂きますね。

NISSAN 180SX Red Tail Light

上記180SXのテールランプは、ウィンカー部はマスキングは行わず、フリーハンドで部分的に赤を薄くするような塗り方で対応しました。ウィンカーバルブはオレンジ色の高輝度なタイプに変更されています。

NBOXテールランプ レッド&スモーク塗装 完成

 

上記N BOXのテールランプもウィンカー部分を赤で塗っていて、その後オーナー様からのご報告では純正のバルブのままで大丈夫とのご感想もいただいております。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ポルシェブレンボキャリパー塗装承ってます

 先日到着しておりましたポルシェボクスター(986)のブレンボ製純正キャリパ ーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 今回は塗装とは別にブーツとシールの交換も承っております。ピストンについては外した際に確認し、必要であれば交換といったオーバーホールの作業も承っております。

下地処理(サンドブラスト処理)とオーバーホール等に関しては、いつものブレーキ屋さんへの委託作業となりまして、詳細については以下の記事が判り易いかと思いますので宜しければご参照下さいませ。

ブレーキキャリパーの下地処理

今回のキャリパーは特にブレーキ屋さんが多く扱っていた物で、軽く100個以上は塗らされている塗らせて頂いていると思います。

尚、今回のキャリパーは別車種に流用予定との事で、ロゴはPORSCHEでは無くbremboの丸文字仕様で承っています。

以前施工例がありますのでそちらの画像も紹介させて頂きますね。

こちらは業者様からのご依頼で、マツダのソウルレッドメタリック風に塗装したキャリパーです。

他にはフライス加工で彫られたタイプなどもあります。画像は隼(バイク)用の物で、少し前には8ポッドのキャリパーでも塗装しました。

色に関しては以下の記事が判り易いかと思います。今回もこれと同じ配色を予定しております。

シビックブレンボキャリパー塗装 完成

 

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ゼンハイザーE945マイク塗装承ってます

 先日到着しておりましたゼンハイザーE945ボーカルマイクです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容は定番のキャンディホワイト&シルバーのロゴで、以前施工した時の画像がありますのでそちらを紹介させて頂きますね。

ベースカラーとなるのはVW社の「キャンディホワイト」(カラーコード:LB9A)で、ロゴのシルバーはメタリックを三種と黒で構成しています。メタリックの輝きを強くし、透かしを黒くする事で、上品且つ白地にロゴが埋まらないようにしています。またクリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っております。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

RX-7 FD3Sリヤキャリパー 色&ロゴ確認

 先日お預りしておりました、マツダRX-7 FD3Sの純正リヤキャリパーです。

フロントにはENDLESSのブレーキキャリパーを入れられる(既に着いているのかも知れません)との事で、それの色に合わせてリヤキャリパーを塗装し、さらにロゴ入れも承っています。

 ロゴはこの位置を予定していて、サイズは高さが7ミリが丁度良さそうでした。尚、サイズが小さいのでデカールを予定していましたが、可能であればマスキングシートをカットして塗装で行うかも知れません。プロッターの刃を新しくしたらすこぶる調子が良いので、もしかしたらいけるかも知れないと思った次第です。

尚、ロゴの色は白で承っております。

 オーナー様は東京にお住まいなのですが、御車は実家の方にあるとの事で、そちらに色見本を送り、ご家族の方にENDLESSのキャリパーに近い色を選んで頂きました。凄い連携プレーですね(笑)。

一応第一~第三希望までを選んで頂き、配合データを確認出来ましたので、第一希望であるこちらのマツダ スターリーブルーマイカ(カラーコード:24A)を採用したいと思います。

この後はキャリパー正面の梨地を削ってある程度平滑にし、その後はいつものブレーキ屋さんにて洗浄とサンドブラスト処理をお願いする予定です。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

BMW K1200GTカウル一式塗装 完成

 大変長らくお待たせ致しました!昨年の7月より1年間程お預りしておりましたBMW K1200GTカウル一式の全塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

ちなみにオーナー様は以前ホワイトパールでの塗装もご依頼頂いておりまして、今回は新たにカウルを1セット揃えてのご依頼となっています。

 今回塗装した部品点数は全部で17点あるのですが、一度に全てを撮影するのは難しいですので、それぞれ別けて撮影をしています。

 こちらの部品は元々新品だったのですが、片側だけ素地(新品時の塗装)が良く無かった為か、塗り上がってみると若干メタリックの肌が変わってしまっていて、恐らくは何が駄目なのかは判らないかと思いますが、気になったので塗り直しておきました。

 色はお貸出しした色見本帳よりお好みの物を選んで頂き、ロアカウル以外をこちらの「ホンダ クリスタルターコイズメタリック」(カラーコード:BG-52M)で承りました。

 クリアーは全て高品位なタイプのSTANDOXクリスタルクリアーの仕様となります(通常は同社イージークリアーで、オプションにて変更可能です)。

 部品は殆どが中古品で、パッと見の状態としては悪くは無かったのですが、色的にデリケートな塗色となりますので、殆どの部品でサフェーサーを使った下地処理にしています。

 新品の塗装済み品を塗装する場合は簡単な下地処理(足付け処理)のみで塗装出来るのでコストを抑えられますが、傷などがある場合は必ず「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった作業が必要となる為、「単に塗るだけ」の場合に比べると費用は倍くらいになります。内容によっては塗装費よりも下地処理費の方が高額になるケースも珍しくはありません。

 今回はこちらのロアカウルのみ、本体色とは違うSMARTの「SANIDINE BEIGE」(カラーコード:798)で承りました。青い海と砂浜をイメージされているのだと思います(違っていたら申訳御座いません・・・!)。

大変だったのは、こちらの部品には元々ゴム状の被膜がコーティングされていた事で、しかも予想以上に耐溶剤性が強く、剥がす作業はとても難儀でした。

 下地をしっかり造った事で、通常のカウルに遜色ない仕上りに出来ているかと思います。

 ロアカウルの素材はPA(ポリアミド=ナイロン)で、柔軟性がある為、クリアーには軟化剤を10%入れたフレキシブル仕様としています。

 そして巨大なサイドカウルです。こちらは元々紺色だった左側ですね。

 撮影しているのはいつもの流し台の上ですが、これ一つで食み出る程の大きさです。2つは並べらせませんでした・・・。

 こちらは比較的良い状態でしたが、やはり全体に小傷はあったので全面にサフェーサーを塗っています。

 そしてこちらは右側のサイドカウルで、こちらのみ元々のダクトカバーがあったので取り付けておきました。爪は全て飛んでいってしまった為かかろうじて根本が残っていただけなので、元と同じような感じにパネルボンドの点付けで固定してあります。

 最初に届いた同右サイドカウルは酷くボロボロだった物を無理やり直したような状態で、その次に届いたカウルも直して使うには状態が悪すぎて、三度目に届いたこちらの部品が、一番まともな物でした。

最初の状態も紹介しますね。

ただ、カウルの一部が欠損していて、しかも単に直せば良いという訳では無く、車体に固定される重要な部分だったので、今回は別のカウルから切り出してそれを移植するという作業を行いました。

言われても元々割れてそこが無かったとは判らない仕上りに出来ていると思います。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度も当店をご利用頂き誠に有難う御座いました!