SUBARU BRZ内装パーツ 本塗り

 先日お預りしておりましたスバルBRZの内装部品3点です。画像の部品はカーボンにクリアー仕上げが施された物で、ウネリが強いので当て板と#800の水研ぎで均しておきます(とは言っても下地のカーボンが露出したらマズイので軽く均す程度です)。

 その後布状の研磨副資材(アシレックスレモン)で全体を足付け処理し、台にセットします。

 こちらの部品は透明なポリカーボネートの裏からカーボン柄を転写した造りになっていて、表面は平滑になっていますから、同じく布状の研磨副資材(#800相当)で足付け処理のみしてあります。プラスチックプライマーは必須です。

 まずはベースコートの黒を塗ります。ベースコートだけでも艶消しっぽくなりますが、この状態だと強度が無く、触れると傷が付きやすかったり部分的に艶が出てしまったりしますから、実用する物ならばやはりクリアーの塗装が必須です。

 そして艶消しクリアーを塗ります。

 塗装後は徐々に艶が消えていき、30分くらいすると画像のように艶消しの仕上りとなります。

 ただしこの状態でも埃が乗るとそのまま固まってしまうので、塗装後1時間くらいはブースのファンは回しっぱなしでゴミが舞わないようにし、自然乾燥させておきます。

その後一晩寝かしたら後日60℃40分くらいの熱を掛けて完全硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!