SHURE SM58マイク 本塗り

 先日お預りしておりましたSHURE SM58ボーカルマイクです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

一ヶ月前くらいにはお預りしていたのですが、日記を探しても見つからず、紹介していなかった事に気付きました。大変失礼を致しました・・・!

 色はVW社の「キャンディホワイト」(カラーコード:LB9A)で、先ほど紹介したゼンハイザーE935と同じ色となります。マイク本体は#800で足付け処理を行い、グリルボールはスコッチ&ナイロンブラシとウォッシュコンパウンドで網目の奥まで足付け処理を行っています。

 まずはベースコートを塗布し、

 クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 クリアーはゼンハイザーのマイクと同様、高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。自動車のように屋外に置く事は無いと思いますが、耐擦り傷性能も高いので直接塗膜に触れるマイクにはお勧めのクリアーとなります。

 この後は一晩寝かせ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

ゼンハイザーE935マイク(from広島) 本塗り

 現在お預りしているマイクは3本で、その内の2本はこちらのゼンハイザーE935となります。どちらも全く同じ物なので一旦混ぜると判らなくなってしまいますから、そうならないよう最初からそれぞれを仕様書と共に完全に分けるようにしています。

尚今回塗るのは白い方となります。

 台に固定出来るようした状態でマスキングを行い、そこにも色名を記載しておいてます。

 まずはベースカラーとなるVW社のキャンディホワイト(カラーコード:LB9A)を塗り、

 用意しておいたマスキングシートを貼り付けます。黒い点がセンターとなる箇所で、これの真裏にプラスネジの穴があります。

 マイク全体を養生し、

 グレーシルバーを塗装したらマスキングを剥がします。

 そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 白の上に普通のシルバーを塗ると埋もれてしまう為、シルバーは輝きの強い粗目のメタリックと少量の黒を入れてちゃんと認識できるようにしています。

 クリアーは高品位な「クリスタルクリアー」の仕様となります。こちらも仕様書に記載していて、うっかりと言う事は無いようにしています(と言うより現在はご依頼頂く殆どでクリスタルクリアーをご指定頂いておりますので「うっかりクリスタルクリアーで塗ってしまった!」と言うケースの方があり得るかと思います)。

尚、こちらと同色でSHUREのマイクも塗装していますので、後程そちらも紹介をさせて頂きますね。バーガンディ色でご依頼を頂いておりますゼンハイザーE935はもう少々お待ち下さいませ!