bremboGTブレーキキャリパー塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたブレンボGTキャリパー一式の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々は赤く塗られた新品状態で、

いつものブレーキ屋さんにサンドブラストで旧塗膜を剥離して頂き、

フェラーリ純正色の「AZZURRO DINO」(カラーコード:20-A-349)で塗装を行いました。

 ロゴはFerrariを黒の塗装で入れています。

 またフェラーリは車体に装着されるとロゴが逆さまになってしまう為、一部向きを上下逆に入れています。

 基本的にはロゴの頭がブリーダーバルブ側になるようにしています。

 ロゴのある面は塗装後に研磨して磨き処理を行っています。

 各画像はサイズの変更以外は未加工となります。

 ロゴのある面以外は塗ったそのまま(磨き処理無し)となります。

 裏側です。

 車体に装着する部分とボルトを装着する当たり面は塗膜が厚くならないよう、プライマー塗装後にベースコートの黒を塗るのみの薄膜にしています。ピストン部のブーツ(ゴム)はそのまま再利用しているので、元々塗られていた塗装(赤)が残っていますが、使用上問題無いので気にされないので大丈夫です(しかしもう少し気を遣っても良いような気がしますが・・・)。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂きまして誠に有難う御座いました!

ダイハツコペンヘッドカバー 結晶塗装&凸文字化承ってます

 先日到着しておりましたダイハツコペンのヘッドカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 ご希望内容はオレンジ色の結晶塗装と、ヘッドカバーの一部に凸文字加工を承っております。

オーナー様よりイメージ画像を頂いておりますのでそちらを紹介させて頂きますね。

 このような感じで、ヘッドカバーの一部に「DOHC 16-VALVE」の凸文字を新たに据え付けるよう承っております。

ちなみに上記画像にある「DOHC 16-VALVE」は、当店で紹介しているロードスターのヘッドカバーの画像を加工して使っているそうです。これって凄い技術では・・・。

ただ先ほどのロゴはあくまでもラスター画像なのでそのままでは使えず、改めてオーナー様にオリジナルのロゴデータ(ベクター画像)を作成して頂き、それを基にイメージ画像を作成しました。凸文字は現在作業中のBMWヘッドカバーのALPINAと同じく、専門の金属加工屋さんにお願いする予定で、素材はアルミかステンレスどちらが良いかもアドバイスを頂こうかと思っております。

結晶塗装の参考画像も紹介しますね。

こちらはホンダトゥデイのヘッドカバーで、その他の完成画像はこちらのページよりご覧いただけます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。作業着手はかなり先になってしまうかと思いますが、どうか今しばらくお待ち頂ければと思います。

改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

フェラーリリモコンキー ビアンコフジ塗装承ってます

 先日到着しておりましたフェラーリ純正リモコンキーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

状態はとてもよく、傷や塗装の剥がれはありませんので、既存の塗膜は剥がさず足付け処理だけを行っての上塗りを想定しております。

色はフェラーリ純正色の「ビアンコフジ」(カラーコード:226027 )で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っております。

以前施工した時の画像がありますのでそちらを紹介させて頂きます。

その他の画像はこちらのページでご覧いただけます。宜しければご参照くださいませ。

 ちなみにフェラーリのリモコンキーは、電池交換の際にカバーを外す為の溝がありますが、ここにドライバーなどを入れて抉るとどうしても傷が付いてしまいます。

 なので一番良い方法としては、プラスチック製のヘラを隙間から差し込み、そのままの状態で一周すると、

 パカっと簡単に剥がれてくれます。要らなくなったクレジットカードやギターのピックなどでも代用出来ると思いますので、傷を付けたく無い方はこの方法がお勧めです。

埋め込まれた跳ね馬のエンブレムも無事取り外しました。塗装するのは赤く塗られたカバーパネル2点のみとなります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

尚、こちらとは別のオーナー様より同型のリモコンキーをお預かりしておりますので、そちらも近日中に紹介させて頂きます(現在フェラーリリモコンキーが3案件入っていてさすがに珍しいです)。

Mitsubishi Lancer brembo Cnady Red

 三菱ランサーエボリューション純正のブレンボキャリパーです。

 いつもご贔屓頂いている業者様から、「車体色がエボ10純正の赤(レッドメタリックP26)なのですが、これよりも明るい赤ラメで、ブレンボ文字は黒で」とご依頼を頂きました。

 現状はいつものようにクリアー層が剥がれ、文字も消えてしまっています。

 まずは先ほどの状態から、いつものブレーキ屋さんにて洗浄・サンドブラスト処理を行って頂きました。

下地作業をお願いしているブレーキ屋さんについては、以下リンク先の記事が判り易いかと思います。宜しければご参照下さいませ。

ブレーキキャリパーの下地処理

 そして完成です。

下地に粗目のシルバー(STANDOX MIX598)を塗り、その上に透過性の赤を塗ったキャンディーレッドの仕様となります。

 ロゴのサイズは純正と同様、フロントを80mm、リヤを54mmとしています。

ロゴの色は黒となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

 オーバーホールは業者様の方でやられるとの事で、ピストンは外れた状態となります。

 一般的な2コート塗装では、こういった鮮やかな赤メタリックは表現出来ません。

 こちらと同じ色を御希望の場合は「3コートキャンディーレッド」とご指定下さいませ。

この度も当店をご利用頂きまして誠に有難う御座いました!

プジョールーフアンテナ 本塗り

 先日お預かりしておりましたプジョー純正のドルフィンアンテナです。

現状白に塗られているのですが、肌が悪い部分もあるので、

 まず全体を#800で水研ぎして肌を均し、

 その後#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で足付け処理を行います。普通のペーパーと違ってコシが柔らかく、また塗着されている研磨粒子が均一で当たりも優しいのでペーパー目が出難い(想定していない深いペーパー目が入り難い)のが特徴です。これらの登場で、昔みたいに使い古したペーパーを捨てないで保管しておかなくてもよくなりました。

 底の部分のフチには元々塗装がされて無くプラスチック素地が露出しているので、そこだけプラスチック用プライマーを塗布しておきます。

 まずはベースコートを塗布します。色はプジョー純正色の「マカハ・ブラウン」(カラーコード:ETV)で、レッドパールや黒・メタリック等、8種の原色で構成されています。

 そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!