ホンダS660カーボンルーフ 磨き処理

先日本塗りを終えていたS660 ModuloX VersionZ用の八千代工業社製CFRPルーフハードトップです。さすがにこのサイズだと恒温機(乾燥炉)には入らないので、赤外線ヒーターを使って全体を満遍なく、60℃60分くらいになるようにして熱を掛けました。

ゴミが着いた箇所はペーパーで研磨して均し、その後コンパウンドを使って磨き処理を行っています。画像は最後の超微粒子(ハード2)を行っているところですね。蛍光灯だとバフ目が見え難いので投光器を当てて磨いているところです。

全方向に照明があるブース内だと光がパールに反射して素地のカーボン目が目立ちませんが、

対角にある照明を落として、自然光と同様の一方向からの光にして見ると、

透かし=カーボン素地が見えるようになります。

以前塗ったスーパーセブンのカウルと同じような内容ですが、今回の塗色の方が調整幅が狭く、丁度良い塩梅を見つけるのにかなり神経を使いました。

しかしお陰でかなり丁度良い透け具合に仕上がっているかと思います。

梱包と輸送は塗膜に対してかなりのストレスになるので、発送はあと二週間くらい寝かしてからにしようと思います。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!