オーディオパネル塗装承ってます

amp4先日無事到着しましたオーディオフロントパネルです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

amp6素材はステンレス製で、ベースカラーは黒、そして各文字をゴールドで承っています。完全オリジナル品のように見受けられ、素材の厚みは10ミリくらいとかなりしっかりしています。

amp5恐らくはパワーアンプのフロントパネルで、左側が音量、右側は入力機器の選択になるようです。こういった文字入れの場合それぞれの位置がズレるとかなり格好悪くなる為今回はオーナー様にテンプレートを作成して頂きました。お手数を頂き誠に有難う御座いました。

amp3テンプレートはこのように透明のフィルムに印刷されていて、そのままステンレスプレートに重ねれば各ロゴや文字の位置が明確に判るようになっています。逆を言えば私はこれが無ければ文字の配置が出来ませんので、こういった御依頼では御依頼者様にも色々と準備して頂かなければならない所があります。さすがにここまで細かくなるとちょっとしたメモ書きや文章では到底位置の特定など出来ませんので・・・。御検討されている方はどうかその点を御注意下さいませ(アンプごと送ったりはしないで下さい・・・)。

ちなみに各文字はかなりサイズが小さいので、やはり今回もここは塗装では無く「デカール」で対応致します。上にあるロゴに関しては塗装(マスキングシートの作成)でも対応出来るサイズですが、折角なので全体的に色を合わせたいですから全てゴールドのデカールを作成してクリアーの下に貼り付けます。デカールの作業方法については現在お預かりしておりますインプレッサーのフェーエルキャップ塗装でも紹介しますので宜しければそちらを御参照ください。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

SHUREマイク塗装承ってます

shure1実はお預かりしたのは一ヶ月くらい前なのですが、どなたかへのプレゼント用との事なので掲載は控えておりました。ただ折角なので・・・と思ってメールで連絡差し上げましたら掲載OKとの事ですので改めて紹介していきたいと思います。今回は新たな機器も導入して今までに無い作業方法も取り入れています(と言うかかなりフライング気味ではあったので作業着手まで時間が掛かったのですが・・・)。

mic18 今回のデザイン画については御依頼者様にIllustratorでデータを作成して頂きそちらを入稿して頂きました。単なるイラストやjpeg画像だと結局それをベクター形式のデータ(専用のソフトで作成するai形式のデータ)に作り直さなければなりませんので「データ作成費」が必要となってしまいますが、今回は形状やサイズをそれぞれそのまま使えるように造って頂きましたのでこの費用を省く事が出来ています。ちょっと専門的な事なのですが身近にPCを使ってイラスト作成をされている方やデザインを勉強された方などが居れば御願いすれば何とかなるかも知れません。菓子折りくらいなら相当安く済む筈ですので・・・。

mic17今回ネックだったのは「極小の文字」でして、これはさすがにマスキングシートでの作成は物理的に不可能ですので「デカール」で対応する事にします。実はちょっと前に新たなドライプリンターを2台購入していまして、その内の一台が無事オーバーホールを終えてようやく本格的に仕事に導入出来るようになったのです。このドライプリンターについては以前から自分の趣味用に1台持っていたのですが、とにかく普通のプリンターとは違ってデリケートな機械なのでちゃんとした仕事用に一台用意したかったんですよね。

で、ここのところ仕事が終わってから深夜までこれのテストを行っていまして、それが終わって帰宅して寝れるのはるのはもう明け方4時・・・と言う事を毎日繰り返していました。寝不足ではありますがこの作業が滅法楽しくてそんなに苦では無かったんですよね。

このプリンターの凄さについてはモデラーの方なら既によくご存知かと思いますが、詳しくはまた後日改めて紹介しようと思います。ちなみに画像に写っている「60th」の赤ですが、それぞれ微妙に色が違うのが判ると思います。このプリンターはCMY(シアン・マゼンタ・イエロー)をそれぞれ別に刷って重ねる事で色を作る事が出来る優れものなのです。メリットは「完全にドットが見えない」と言う印刷品質で、さらに下に白を敷いたり同じ色を何度も重ねたり、最後にクリアーコーティングを行ったりといった複雑な作業を誰もがご家庭で(多分)出来るのです。ちょっとありえませんよ・・・(恐)。

実は昨日白も刷る予定だったのですが自宅からそれ用のインクリボンを持ってくるのを忘れておりまして、急遽ヨドバシドットコム(最近のお気に入りです)で注文したら何と本日届きました。これから夜の部でこちらのテスト印刷を行いますので近々それも含めてまた進行状況を紹介したいと思います。もう少々お待ち下さいませ。そして改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

マイク塗装 完成

mic14 大変お待たせしました!ゼンハイザーのマイクの塗装、遂に完成となります。

ベースはキャンディーレッドで、上の網の部分にあるリングを黒、そして下側に同じく黒でオリジナルのロゴを入れています。

mic16塗膜の構造としては、「シルバー」→「透明の赤」→「クリアー」の3層となっていて、途中に「黒」も入っています。シルバーに使ったメタリックはSTANDOX(当店が使用している塗料メーカー)でも一番粗い目の物を使っていますが、カスタム塗装向けのフレーク程ではありませんから上品な感じに見えるかと思います。

 

mic15 キャンディー塗装の特徴は見る角度によって色の深みが変わる事で、普通の塗装に比べるとかなりコントラスト(明度差)が強く、奥行きも深く感じられますので、実物はもっと立体感を感じられると思います。実際にライブで使われるとの事ですから、ステージの上だとどんな見え方になるのか楽しみですね。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。今日便の発送はちょっと間に合いそうも無いので週明けになりかと思います。

この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

マイク 本塗り

mic6 大変お待たせしました!ゼンハイザーのマイク、無事本塗り完了しております。ちょっと画像が多くて重いかも知れませんが御容赦下さいませ。

上の画像は本塗り前の状態で、今回は既に塗装されていた物なので下地処理は表面を軽く研磨する「足付け処理」のみで塗装可能となります。これが塗装では無く「アルマイト仕上げ」となると下地処理のやり方はまた違った方法となります(高くなります)。

mic7 今回は比較的粗めのメタリックをご所望されていましたが、いきなり粗い目のアルミ粒子だと隠蔽性が非常に悪いので最初は通常の細かい目のメタリックで下塗りをします。

mic8 そしてその上に塗る粗めのメタリックです。当初は「ラメを」と伺っていましたからもっと粗いメタリックを御希望されているのかと思いましたが、「下品な感じにはしたくないので」と言う事ですので今回はSTANDOXの原色で一番粗いメタリック(MIX593)を使う事にしました。これなら通常の2コート塗装でも問題無く塗れるサイズ(粗さ)なのでマイクであればこの程度が宜しいかと思います。もっと粗いメタリックをクリアーの厚塗りで覆う事も出来ますが、一旦挿したマイクスタンドから抜けなくなっても困りますし(塗装屋さんならこのイメージが判るかと・・・)。

mic9 そしてその上に透過性のレッド(キャンディーレッド)を塗るとこんな感じになります。透明感と深みがあるレッドメタリックと言った感じで、通常の2コート塗装では無く3コート塗装になりますのでその分費用は高くなります。

ちなみに現在お預かりしている「旗のポール」もこの色で、さらに「反射塗料」(専用クリアー)も使う予定です。この塗料もそろそろ手配しなければ・・・ですね。

mic10 そしてキャンディーレッドがテープフリーな状態になったらロゴ入れの準備をします。

予め用意しておいたマスキングシートを指定の位置に貼り、全体をマスキングしたら黒を塗ります。

mic11 紙を剥がすとこんな感じです。ここからさらにハートの真ん中に残った小さな文字郡を回収していくのですが、下に塗ったキャンディーレッドを傷付けないようにそれらを剥がすのがちょっと緊張するところで、ただこういったケースなら手を固定する位置があるのでそんなに難しくはありません。車のボンネットのど真ん中に蚊が落ちたりして、それを回収する方が余程大変ですので・・・(幸いにして私はもうそんな思いをしなくて済みましたが本当に大変でしかも大抵は塗り直しになります)。

mic12 そしてクリアーを塗って無事本塗り完了です。お待たせしました!

キャンディーカラーの特徴からして、この色味というか深みは画像で見るよりも現物の方が断然判り易いと思います。中々凄いですよ。

mic13そして網の部分です。こちらもボディと同じ色に塗っていますが、塗装した部分が網目の為かちょっと印象が違いますね。黒いリングについては艶消しにする事も検討していましたが、この方がステージ上では目立つでしょうという事で同じく艶有りの仕上げにしました。このページ一番上のノーマルカラーに比べると全然違いますね。これだから塗装は面白いです。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

マイク塗装 下準備

mic3 こちらもお待たせしました!作業着手しておりますので御安心下さい。まずはロゴのサイズ等の確認ですね。ちなみにボディは既に足付け処理~マスキングもしておきました。元々あったゼンハイザーのロゴが丁度今回のロゴに重なるので最初に消して(削って)おきたかったんですよね。ロゴのサイズは数種類作ってみましたが結局一番小さい物を採用しました。出来れば「meme」の文字を大きくしたかったのですがハートが大きくなるとやはりバランスが悪いのでして・・・。

mic4 ただやはりこのサイズだとマシーンの限界を超えてしまうというか上手くカッしてくれません。面積が小さいとそれだけ台紙との設置面が少なくなるのでカッターの刃に引きづられていってしまうんですよね。これは致し方ないのです。

mic5という事で若干「meme」の文字を大きくしました。こういった事は最初に想定していたのでオーナー様には御快諾を頂いておりましたから違和感の無い範囲で大きくさせて頂いてます。

これを赤く塗ったマイクに貼り付け黒をスプレーして剥がせばこの抜かれた部分のみ黒くなって、その後クリアーを塗れば段差も殆ど無く綺麗に仕上がると言う訳です。凄いですよね(機械がです)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ!