スイフトハイマウントストップランプ塗装承ってます

先日到着しておりましたスズキスイフトスポーツZC33Sの純正ハイマウントストップランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

状態としてはクリアーレンズで、こちらを透過性の赤=レッドキャンディーに、クリアーを高品位なタイプのクリスタルクリアーへのへの変更で承っています。

以前何度か同型製品を施工していますのでそちらの画像を紹介します。

今回もこの時と同じ内容ですね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。またその他にもお預かりしております案件が幾つかありまして、後日そちらについても紹介をさせて頂きます。今しばらくお待ちくださいませ。

改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

Lancer Brembo 46V Cnady Red

三菱ランサーエボリューション純正のブレンボブレーキキャリパーです(今回作業前の状態を撮影し忘れたので同型製品で別の物を掲載しております)。

サンドブラストと洗浄、マスキング作業についてはブレーキ専門でやっている方への外部委託でお願いしていて、預けて数日後にこの様な状態で戻って来ます。

あの状態で直ぐに塗れるようになっていますが、ロゴが入る前面を#120→#180のダブルアクションサンダーで研磨して均しています。

打痕や傷、梨地をしっかり平滑に仕上げる場合には別途エポキシ系プライマーサーフェサーを塗って研ぎますが、今回は2度塗り(実際には3度塗り)を行う為、その作業はこの時点では省きます。

まずは全体にプライマーを塗布します。

続けて膜厚をつけたく無い箇所(クリアーを塗りたくない箇所)にベースコートの黒を塗布します。

この後この部分をマスキングし、これ以上は最後まで塗らないようにします。

今回ご指定頂ているのはマツダ「ソウルレッドクリスタルメタリック 」(カラーコード:46V)で承っていますので、まずはカラーベースを塗布します。

高輝度のメタリックにマルーン系の原色を含んだ色となります。

通常であればこの上にベースコート系のキャンディーカラーを重ねますが、

今回はマツダ純正色の塗装と同様、トップコート(クリアー)に混ぜて使う方法で行います。キャンディーカラーの塗料もそれ専用の物を使います。

トップコートのキャンディーレッドを2コート程塗布し、

最後に通常のクリアーを1コート、まず最初の本塗りではトップコートを合計3コート塗っています。

また今回は「トップコートによる2コートキャンディーカラー」と、通常行っている「ベースコートによる3コートキャンディーカラー」それぞれの色見本も作りました。

それぞれカラーベースは同じで、片方はベースコートのキャンディーレッド、もう片方はトップコートのキャンディーレッド、最後にそれぞれクリアーを塗っています。正直どちらも変わらない(判らない)ので、今後同じようなご依頼であればベースコート方式にしようと思います。

キャンディーカラーでネックなのが「滲み」(ブリード)で、トップコートに透過性の塗料を使われている場合、その上に重ねた色=特に白系の場合には大きくその影響を受けます。具体的には白を塗っているのに「ピンク」になってしまう事ですね。

ですので最初の本塗り後には「クリアーのみ」の塗装を行い、完全硬化後に改めて下地処理(足付け処理)をし、ここでようやくロゴ入れ→3度目のクリアーコートを行っています。

非常に面倒な事になるのですが、幸いにして少し前にも紹介した「常温1時間で硬化するVOCエクストリームプラス」なるクリアーがあったので、熱入れ自体は全体で1回のみで済んでいます。

ちなみに2回目以降の塗装ではキャリパー全体では無く、「プレスライン暈し」を使って前面のみとしています(各画像はヒラヒラのマスキングテープを剥がした後となります)。

尚、ロゴはいつもの白では無く、さらにパールを重ねた3コートホワイトパールの仕様となっています。それだけに失敗(滲み)が生じた場合には取り返しがつかなくなるので、途中クリアーコートのみの塗装工程を入れておいた次第です。ロゴがピンクになったら最初からやり直しですからね・・・。

その後クリアーの暈し際を磨き処理したら完成となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

ちなみに今回ロゴに採用したホワイトパールですが、塗ってみて判ったのですが面積が小さい(線が細い)ので、普通に見てもパール感は殆ど判りません。

近くで見てようやくそれが判るといった感じです。ですのでこの面積で煌めき感をアピールするにはただのパールでは無くガラスフレークを使った方が良いかも知れません。

ちなみに今回塗装した「クリスタルレッド」(カラーコード:46V )とは別に、似た色で同社の「プレミアムレッド」(カラーコード:41V )があり、これについては「風」=キャンディーカラーをベースコート方式で行った事例は何度もあります。

Mitsubishi Lancer brembo Cnady Red

Mitsubishi Lancer brembo Cnady Red

Lancer EVO Engine Cover

Lancer Evolution Engine Cover

と思って調べていたら、以前既に「46V」のベースコート仕様=クリスタルレッド風で塗装した事例がありました!↓

Lancer Evolution Engine Cover

今回はキャンディーカラーもトップコートにした2コート仕様なので一応「初」となりましたから、既存の「クリスタルレッド風3コートキャンディー塗装」と比較できたのは良かったと思います。

ただSTANDOXから供給されるキャンディーカラーはトップコートに使える物のみなので(ハウスオブカラーでいうUKシリーズ)、ベースコート・トップコート両者に使える同社KKシリーズ(Kandy Koncentrate)のような物で販売してくれると助かるんですけどね。

ちなみにマイクのキャンディーレッド塗装に使っているのは同社ハウスオブカラーのKK11アップルレッドとなります。今回使っている赤より黄色味(オレンジ寄り)な感じですね。

テールランプに使っている物は違うメーカーの物で、少し青味(黒味)があるのが特徴です。耐候性を高めた為か塗れば塗る程色味が濃くなるのでその点に気を付けて塗る感じですね。

この度も当店をご利用頂きまして誠にありがとうございました!

スバルエンブレム(93033AG043)塗装 完成

先日本塗りを終えていたスバルエンブレムです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておいたので、最後に予め作成しておいた両面テープを貼って組付けます。

そして完成です。大変お待たせしました!

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な状態だった物に、

メッキの枠(土台)を艶あり黒に塗装し、

アクリルプレートは裏側の青い被膜と六連星のメッキを剥がし、

一旦透明な樹脂状態にしてからさらに全体(表と裏)を包むようにクリアーで下塗りを行い、

まずはアクリルプレートの裏側から六連星の部分を粗目のシルバーメタリック(MIX598)で塗装、その後周り(背面)黒メタリックで塗装しています。

そして最後に表側から透過性の赤=レッドキャンディー塗装を施しています。

この状態だと判り難いのですが、六連星がメッキの状態で同じく上に透過性の赤=レッドキャンディーを塗った物と見比べると違いが判り易いかと思います。メッキでは無くなった事でしっとりと落ち着いた感じになっています。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

スバルエンブレムの中でもサイズは小さい方になるのですが、今回はかなり手間を掛けた内容となっています。

ちなみに撮影したのが夕方近く(午後4時頃)だったので太陽光は強く無く、ぱっと見は背面は単なる黒に見えますが、

改めて工場内のスポットライト下で撮影してみると、背面のメタリック粒子が輝いて見えるのが判るかと思います。こちらも画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

なお、背面に塗った黒メタリックはメルセデス「マグノナイトブラック」(カラーコード:056)で、これには六連星の所に使った物と同じ粗目のメタリック顔料(MIX598)が採用されています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

スバルエンブレム(SKフォレスター)塗装 完成

先日本塗りを終えていた現行スバルフォレスター(SK)後期型のスバル純正前後エンブレムです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、予め作成しておいた両面テープを貼って組付けます。

そして完成です。大変お待たせしました!

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な状態だった物に、

メッキの枠を艶ありの黒に、

アクリルプレートは裏側の青い被膜を削り落として透過性の赤→シルバーメタリックを塗装したキャンディーレッドに仕上げています(クリアーも塗っています)。

その後最後に表側から薄くスモーク塗装を施しています。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります(撮ったそのままで明度や彩度やコントラスト等の調整は一切していません)。

アクリルプレートの塗装は数回に一回の割合でトラブルが生じていたのですが、それの改善として少し前から「クリアーの下塗り」を行う事によりほぼこれを解消できるようになっています(その分かなり手間が増えましたが…)。

ただそれでも一度問題が起きた事があり、その時は「中古品」だった為、既に紫外線でアクリル樹脂が劣化していた事が原因であると考え、現在は新品のみのお受付となっています。以前お客様から聞いた話なのですが、純正エンブレムは経年劣化(主に紫外線)で表面にクラックが入ってしまうようで、それが塗装をきっかけにして表れてしまったのだと思います。

ちなみにトラブルが生じたエンブレムはこちらで新品を買い直していて、そんな事なら受付を辞めてしまうのが一般的(正攻法)だと思うのですが、私的にそういったトラブルの改善が結構好きなので、何とか対応出来るようにした次第です。ちなみに当初はこの下塗りについては公にしていなかったのですが、ここまでの手間を掛けられるなら(同業者の方で同じようにやって貰えるなら)という事で作業内容を紹介するようにしました。尚これと同じような事で、メッキ素地への塗装や塗装不可能とされたPE=ポリエチレン樹脂への塗装方法もいずれは紹介しようかと思っています(ちなみに完全秘密主義と言う訳では無く、知り合い等には普通にオープンにしています。誰でも簡単に見れるウェブ上での紹介を控えているだけといった感じです)。

アクリルプレート塗装の順番としては、「裏側研磨→裏側クリアー塗装→表側クリアー塗装→裏側上塗り→表側上塗り」となっています。表裏を同時に塗れないので計4工程(4コート4ベイク)、これにメッキ枠の塗装2工程(下塗り→上塗り)が含まれ、計6回分の塗装工程となっています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂きまして誠に有難う御座いました!

スバルエンブレム(表スモーク/裏赤+枠艶黒)塗装 完成

先日アクリルプレートの本塗りを終えていたスバル純正エンブレムです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、予め作成しておいた両面テープを貼ってそれぞれのパーツを組付けます。

そして完成です。大変お待たせしました!

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な状態で、車種はVA型WRX S4との事でした。

メッキの枠はそのまま上塗りを行っても十分に密着しませんので、下地処理を行った上で艶あり黒に塗装を施しています。

アクリルプレートは元々あった裏側の青い被膜を削り落とし、

透過性の赤→シルバーメタリック(MIX598)→クリアーを塗ってキャンディーレッドカラーに仕上げています。

その後表側から薄くスモーク塗装を施しています。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

少し立てた状態にして撮影しました。

前後で同じくらいのサイズになっています(ただし全て違う部品です)。

メッキ素地の下地処理はまあまあ面倒ですが(むしろ上塗りの方が全然楽です)、3セット(今回は5個)まとめて作業をする事でコストを下げています(ですので「下地処理のみ」といったご依頼は基本的にお受付しておりません)。

エンブレムに使っている透過性の赤の塗料は、普段テールランプに使っている物と同じ物となります。その他マイクの塗装でもキャンディーレッドを使う事が多いですが、あちらは別の物となります。後者は発色が良いのですが耐候性が不安なのでそれぞれ使い分けている感じですね。

下色のメタリックはスタンドックスの原色で最も粒子が粗い物=MIX598を使っています。これ以上に粗いメタリック(ラメ)も趣味で使っていたりするのですが、耐久性の面で考えると自動車ボディのように過酷な状況(雨・風・炎天下の直射日光への長期間暴露)の塗膜に使うのはトラブルの元なので使用しないようにしています。顔料(ラメ)が大きすぎると塗膜中で樹脂と剥離が起きてしまう為ですね(某メーカーは見本帳で既にそれが生じていたりします)。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!