SPECIALIZED S-WORKSカーボンフレーム&フォーク塗装承ってます

sworks先日到着しておりましたスペシャライズドのS-WORKSマシン、VENGE VIASのカーボン製フレームとフォークです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

こちらと同じフレームは以前ゴールド(キャンディーカラー)に施工した例があって、今回のオーナー様もそちらをご確認になってお問合せを頂いた模様です。しかし今回はキャンディーグリーン(!)でのご指定となっております。

以前の施工例を紹介しますね。

sworks-9 この時はSPECIALIZED様から直接ご依頼頂いた案件で、KEIRINグランプリ関連の賞品としての物だった模様です。ですので今回はデザインもこちらとは異なります。

sworks-3 色はアンダーカラーにメタリック粒子が一番粗いSTANDOX MIX598を使用して、その上にイエローとオレンジのキャンディーカラーを(確か)5:1の配合で塗り重ねています。

sworks-4今回はこのキャンディーカラーをグリーン色へ変更する事で、一応そちらも施工例はありますので紹介させて頂きますね。

lotus99 通常は受け付けていませんが、レースの為だけにと言う事で剥がれる事を前提にロータスエリーゼのヘッドライトに透過性のグリーン(キャンディーカラー)を塗りました。

lotus98ちなみにこちらはグリーンの上に薄くスモークも塗っていますので、実際はもっと鮮やかな緑味になる予定です。作業が進行しましたら色板も作成しますのでどうぞもう少々お待ちくださいませ。

sworks1 それにしてもこのフレーム、艶々の白の上にそのままつや消しの黒を塗っているみたいですが、これで本当に大丈夫なのでしょうか・・・。

まあこれは通常の塗装でも同じような感じで、新車の塗膜は塗装を塗り重ねる際に足付け処理は余りされないようですから(新車以外での塗装でこれは無いと信じます)、密着剤や塗膜自体の性能が経年で劣化した時に剥がれて来てしまします。現在施工中のTIMEのカーボンフレームも、チェーンステーの傷防止のシールを剥がしたらクリアーが一緒に剥がれましたが、自動車補修の塗装で普通に作業をしていればそんなことはまずあり得ません。

sworks2諸々のロゴは前回使用した物があるのでそれを流用しますから特にデータ作成費は必要無く、ただ今回はこちらのトップチューブにある「VENGE」のロゴだけ作成~復元します。

まずは各ロゴの位置やサイズなどのデータ取りからで、一旦イメージイラストを作成してOKが出てから旧塗膜の剥離作業~といった流れとなります。

尚今回のこちらをもって、来年の2月までは自転車関連の受け付けは終了しました。お預かりは可能ですが2月までは作業は出来ませんのでどうかご了承下さいませ。自転車が多くなると経営が圧迫されてしまいますので、作業は1台毎、年に3台くらいが限界とお考え頂ければと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

TIMEカーボンフレーム&フォーク 色作成

time32 先クリアーの下塗りを行ったTIMEのカーボンフレームとフォークです。その後熱を入れてクリアーを完全硬化させておきました。

time37今後の工程としては、

・全体を研磨して肌を均し、再び細部まで足付け処理

・傷の部分をタッチアップ

・大きい「TIME」のロゴ7カ所をマスキングして新たに白で塗り直し

・再び全体にクリアーを塗装

となります。

time38 全体に小傷があるので、そういった個所はスプレーでは無くタッチアップで拾います。勿論スプレーでも出来ますが、その場合は各ロゴをマスキングしたりして避けなければならなく、また小傷はフレーム(とフォーク)全体に散らばっていますので結果フルマスキングでの対応となりますからコスト面で現実的ではありません。また色の作成もこんな簡易的の方法では無く、毎回色板にスプレーして確認する必要があります。

time40と言う訳でとりあえずはタッチアップ用の色を作っておきました。「TIME」のロゴに塗る白は色見本帳から選んでいますので、そちらは後日計量器を使って配合データから作成します。

time39そう言えばと言う事で、下塗りクリアーを塗った後のフレームを計量しておく事にしました。現状は1087.4グラムとなります。

下塗りを行う前は1071.5グラムで、現在は1087.4グラムです。尚ボトルゲージなどのナット穴にはマスキングの為にイモネジを6本入れていて、それが一個当たり約0.4グラムなので合計2.4グラムを差し引き、

下塗りクリアー分=13.5グラムとなります。かなり軽く思うかも知れませんが以前cannondaleのフレームで計測した時もこんな感じでした。そう言えば先日読んだレクサスの製造工程を紹介する本では確か通常の溶剤ベースコートで固形分(樹脂+顔料)が3~4割程と書いてあったので、比重に重い顔料分が入っていないクリアーでは1~2割くらいしか無いのだと思います。

またここで紹介している本塗り後の画像では随分とタップリクリアーを塗っているように見えますが、実際は低圧ガンを使ってガン距離を異様に近くして肌目を作らないようにしているので(被塗面とガンとの距離は5cm以下くらいです)、パッと見は塗膜の厚みが付いているように見えても実際はかなり薄くなっています。今行っている塗装は以前行っていた車体補修塗装の「新車肌の再現」とは違うのでSATAガンとかを使う必要は無いのです。SATA=外資系の高粘度なクリアーを使って新車肌を作るのにはとても素晴らしいガンなのですが、適正エアー圧が非常に高く、使用するクリアーの量も半端無いので今は使っていません(そもそも今のうちの排気浄化装置では容量が足りません)。

それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

TIMEカーボンフレーム&フォーク 素地調整

time8 先日色の検証を終えていたTIMEのカーボンフレームとフォークです。実作業も進行しておりますのでご安心下さいませ。

time17 ちなみに今回は既存の塗膜は剥がさずにそのまま行くので一応重量を計測しておきました。作業内容上今回は重量は増える事しかありませんが、一応何かの目安になればと思います。

初期は1071.5グラムです。

time15現状の状態としては褪色以外にも全体の艶や肌が余り良くは無く(むしろこれが普通なのですが)、私的にはこのまま足付け処理をしただけで塗るのは気持ちが悪いので、一旦はクリアーで下塗りを行う事にしました。

time16細かい文字のインクの凸凹が気になりますが、これを気合入れて平滑に研ぐとクリアー層を突き抜けて文字が消えてしまうので、最初の下地処理では研ぎは程々に行い、ただし足付け処理はしっかりとして全体にクリアーを塗布→完全硬化後にさらにしっかりとクリアーを研ぎ出して平滑に仕上げたいと思います。

time18 素地調整は#600→#800の水研ぎで、基本てきには当て板は使わずペーパーのコシのみで研磨します。この時点で平滑にしようとすると文字の角も露出してしまいますからね(白いTIMEのロゴは塗り直すにしても、下地が露出すると色々厄介なのです)。

time19 フレームも同じように#600→#800で水研ぎ後、

time20 ウォッシュコンパウンドとスコッチブライトで細かい個所まで足付け~洗浄します。

time21 ウォッシュコンパウンドには洗浄剤と研磨粒子が含まれていて、スコッチブライトは不織布に研磨粒子が塗布されているので、細部の汚れ除去や足付け処理に適しています。

time22 ちなみにチェーンガードとして貼られていた透明な保護シールを剥がしたところ、一部のデカール(とクリアー層)が剥がれました。シールをそのままと言う訳には行かないのでどうしようもなかったのですが、何とか後に目立たないように処理したいと思います。

time24 ホイールが装着される箇所はこんな感じに塗装が剥がれているので研磨して均しておきます。

time25リヤディレーラーハンガーは外して数日溶剤に浸け置きして旧塗膜を全部剥がしておきました。

time26良く洗浄し、アウター受け(ワイヤーガイド)等の個所をマスキングしたら台にセットして下塗り準備完了です。

time27 リヤのディレイラーハンガーは装着した状態で塗装します。

time28 ちなみにいきなり色を塗ってもいずれ剥がれてしまいますので、アルミ素地が露出した箇所にはプライマーを塗っておきます。毎度いちいち紹介して少々クドイのですが、色を塗ってしまうとこういう所は誰にも判らなくなってしまいますので、もし作業上で紹介していない場合はやっていないと疑うくらいの方が安全です。

尚、見切りラインのフチにプライマーを飛ばしたくないのでその辺に適当にマスキングテープを貼ってあります。

time29プライマーを塗ったら見切りラインに被せて貼っていたマスキングテープを剥がし、黒のベースコートを塗ります。プライマーと同じ位置でブツ切りマスキングをすると断面からプライマーの色(白に近いグレー)が見えてしまうので可能であればマスク位置はズラすのがセオリーです。

time30 養生紙を剥がすとこんな感じです。剥げた状態に比べるとこれだけでも大分印象が良くなりますよね。

time31 その後全体にクリアーを塗ります。内容自体は本塗りと変わりありませんが、ここで気合を入れて肌を作らなくても良いので50%程に抑えています(クリスタルクリアーは垂れると空気を噛むので極力垂らしたくないのです)。

time32 下塗りですが使っているのはクリスタルクリアーで、新たに白く塗る個所以外も極力褪色が遅らせられればと思います。

time33 ホイール受けの部分も綺麗になりました(ただし後にまた塗りますが…)。

time34 ドライレタリングのせいなのか判りませんがデカールの文字は一つ一つが凸凹していましたが、今回の下塗り大分平滑になってスッキリしたと思います。後にクリアーをもう一度塗るのでさらに美しくなる予定です。

尚現状では傷などはまだそのままで、この後クリアーを筆挿して盛って固めた後、平滑に研いで色を筆でタッチアップして最後にクリアーを塗ります。

time35 フォークも綺麗になりましたが、この後塗膜が完全硬化した後に再度全部研ぎ出して足付け処理も行います。

今回の新車塗膜も恐らくそうだと思いますが、どうも塗装の途中工程で足付け処理が省かれている模様です。確かに途中でペーパーを使うと下地を露出させてしまう等面倒な事態に陥るリスクがありますが、如何せん艶々の上にさらに塗装を塗ってもしっかりと密着しません。コスト上の制約があるのは判らないでもないのですが、10年後の塗装を考えると足付け処理は必須です。新品製造品は仕方ないにしても、再塗装の場合は塗料の性質や密着剤などに頼らず、どうかしっかり下地処理もやって貰えればと願います。

time36フォークの先端も塗装がボロボロでしたが、剥がれ予備軍な個所はカッターで切り取り、ペーパーで均してからクリアーを塗っています。ここは元々塗られていなかったようなのでマスキングしてクリアーは塗らないようにしておきました。

この後は熱を掛けて完全硬化させ、数日(または数週間)寝かしたら再度全体を研磨して足付け処理をし、傷のついた個所をタッチアップしたら次はいよいよ「TIME」のロゴ個所のマスキング作業になります。まだまだ本番はこれからです。

どうぞもう少々お待ちくださいませ!

TIMEカーボンフレーム&フォーク 色確認

time8先日到着しておりましたTIMEのカーボンフレーム&フォークです。

ご依頼内容としては、全体のデザインはこのままに、色焼けしてしまった「TIME」の白いロゴを真新しい白にするという内容です。ただし作業自体はそう簡単な事では無く、通常通り全体にペーパーを掛けて足付け処理し、TIMEのロゴを手作業でマスキング&塗装、最後にフレーム全体をクリアーで覆うと言う内容です。かなりの手間がかかるので普通に塗り直すよりも当然費用は高くなります。

time9 結果から報告しますと、今回は上の画像の左側、シトロエンの「BLANC BANQUISE」(カラーコード:EWP,249)が良いと考えております。右側はルノーの白です。

time10 最初に色を比較したのは、恐らくもっとも紫外線の影響を受けていない底部分(ダウンチューブ下部)で、ここの白で見ると先ほどの「ルノーの白」が良い具合でした。かなり青いのが特徴です。

time11 先ほどの「ルノーの白」を、ダウンチューブ側面にあるTIMEの白と比べてみました。気分が悪くなるくらい違いますよね。

time12 ただ今回白を塗るのは純粋に「TIME」の大きいロゴのみで、それ以外の白い部分はそのまま残りますから、ちょっとこのルノーの白では他と違い過ぎるのでは・・・と言う事で、それよりも少し黄色味があって明るい「シトロエンの白」を選びました。

上の画像はフレーム上部(トップチューブ)の側面で、ここの白はこのままですから、ルノーの白よりもシトロエンの白の方が違和感が無いと思うのです。ちなみに実物は画像よりも差が激しいです。

time13 こちらはフレーム後方の下部(チェーンステー)の部分で、やはりここの白もこのまま残りますが、ルノーの白(右)よりも、シトロエンの白(左)の方が違和感はありません。

time14こちらはフレーム最上部(トップチューブ上面)で、まあ全然白さが違うのが判ると思います。

尚、新たに塗り直す白に関しては、今後ほぼ褪色は無いと思って大丈夫です。自動車ボディの補修に使われるアクリルポリウレタンはとにかく耐候性が良いのが特徴で、通常こんな風にはなりません。一体どうしてこうなったのでしょう…。

それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きますね。気になる点がございましたらお気軽にご連絡くださいませ!

cannondale system six carbon frame

cannondale 以前ご依頼を頂いたキャノンデールのsystem sixです。

cannondale1 現状は腐食がひどく、塗膜が浮き上がってしまっていました。尚、素材はアルミとカーボンのハイブリッドです。

cannondale2 塗装を剥がしてみるとここまでアルミが腐っていました。

ちなみにこのフレーム、ここの腐食の修理も含め一年前に全塗装されたばかりとの事です。

cannondale3たった一年で再発してしまった原因は、浸食されて根深く入った腐食をしっかり取り除いていなかった事と、その際の防錆処理方法も甘かったのでは、と思われます。

cannondale4 先ほどの腐食をシングルサンダーで削り落とした状態です。パッと見は綺麗に見えますが、根本的な解決にはなっていないのでこのままプライマー(防錆塗料)を塗っても意味がありません。多分前回はこの状態のまま塗装工程を行われていたのはないでしょうか。

cannondale5 また今回の塗装でオーナー様が気にされていたのが「重量」で、新車のカタログ値は「1115グラム」との事ですが、現状で「1211.2グラム」となっています。尚この時点では先ほどの画像のように既にパテ部分を削った状態なので、実際これよりももう少し重かったと思われます。

cannondale6 ワイヤーガイド(アウター受け)などの付属品を外します。

cannondale7 旧塗膜をダブルアクションサンダーで削り落とします。

cannondale8 さらに手作業で塗膜を削り落とします。

cannondale9 この状態で1049.0グラムです。最初の状態から162.2グラム減りました。これは新車塗膜とその上に塗られた塗膜、そしてアウター受けなどの付属品の重さの分です。

cannondale10 カーボン素材にサンドブラストは当てられませんが、腐食した箇所は出来る限り根元まで削り落とします。

cannondale11 旧塗膜の剥離と素地調整が完了です。

cannondale14 今回腐食していた箇所が再発する可能性が高い為、下地には耐食性の高い浸透型エポキシプライマーを使用します。特に腐食がひどかった継ぎ目の部分には奥まで行き渡るようにしました。

cannondale18その後熱を入れて完全硬化させた状態です。

cannondale19 そして腐食が酷かった箇所の補修です。

cannondale20 隙間には構造用接着剤を充填しますが、一応その周りにもグラスファイバーを巻いて補強しておく事にしました。画像は仮止めです。

cannondale21 継ぎ目の奥まで接着剤を充填し、さらにグラスファイバーを巻いて接着剤で固めます。使っている接着剤は3Mのパネルボンドです。

cannondale22 さらにパテで形を整え、一旦重量を計ってみました。1073.9グラムでした。エポキシプライマーとエポキシ接着剤・パテの重さが24.9グラムと言う事ですね。

cannondale24グラスファイバーを巻いて補強した箇所は一段高くなるので、本来であればパテを使って段差をスムースに整えたいところでしたが、今回はオーナー様のご希望として重量を抑える必要があったので、ここは敢えて段差を残しフランジ状にして仕上げました。

またサフェーサーの塗装範囲もフレーム全体では無く、パテ処理をした部位のみに留めています。下塗り用の塗料は上塗り用のそれに比べて比重が大きい為、この辺はかなり徹底しました。

cannondale12 外したアウター受けは腐食が酷い物もありましたが、代替品は無かったのでサンドブラストをして再利用とします。

cannondale27サンドブラストで塗膜と腐食を除去した後、こちらも同じく浸透型エポキシプライマーで固めます。こうなる前に持って来て頂ければと思いましたが、これだけでも残っていただけでも幸いだったかも知れません。

cannondale25グレーの部分は耐食性の高いタイプのエポキシプライマー で、白っぽい部分は通常の2液ウレタンサフェーサーです。全体の研ぎも終わり、塗れる為の準備は整いました。

cannondale33 その前に最初に外したポップナット(ブラインドナット)を取り付けておきます。最後に打ち込む場合もありますが、今回は腐食しないさせないと言うコンセプトがあったので塗装前に着けておきます。

尚、通常は右奥のポップナットを使っていますが、今回はカーボンチューブに打ち込むので極力トルクを入れて締め付けなくても済むよう(後で空回りしないよう)接着面がキザキザになったローレット状の物を使います。

cannondale28 ポップナットを打ち込む前には足付け処理を行っておき、構造用エポキシ接着剤を塗って空回りの防止と防錆効果を期待します。

cannondale29 食み出した接着剤をシンナーで綺麗にふき取ります。その他外しておいたアウター受けも同じように取り付けておきます。

cannondale30 本塗り前に重量を計ると1108.4グラムでした。

cannondale31 ヘッドチューブのエンブレムは元々アルミ製の物が付いていましたが、軽量化の為にここは塗装に変更しました。

cannondale32 各ロゴ入れ塗装の準備もOKです。今回は隠ぺい性の事からマスキングは雄型を利用します。

cannondale34 そしていよいよ本塗り開始です。良く脱脂清掃をし、最初はまずロゴの部分を白で塗っておきます。

cannondale35 最初に塗った白がテープフリーの状態になったら各ロゴのマスキングシートを指定箇所に貼っていきます。この時点では被塗面に直接手を触れないようにしているので、正直ここが一番疲れます。

cannondale36 その後ベースカラーとなる黒を塗り、すべてのマスキングを剥がしてクリアーを塗って本塗り完了です。

白の上に黒を塗り重ねる事によって膜厚を少なく出来るので、ロゴ部分の段差を軽減し、且つ重量も抑えられると言う寸法です。

cannondale37完成後に重量を計ってみると、総重量は1141グラムでした。入庫時よりも70.2グラムの軽量化で、新車時に比べると26グラム増でした。腐食した箇所の補強に使ったエポキシ接着剤の分を入れてもこれで済んでいるのであれば許容範囲かと思われます。

cannondale38 完成画像です。

cannondale39 cannondale40 cannondale41 cannondale42 cannondale43 cannondale44cannondale45納品してから一年後、オーナー様よりその後の経過をご報告頂きました。

cannondale46「再塗装後1年が経過しましたが、修復部の状態は特に問題は出ていません。本当にありがたく、感謝しております。

今年の5月に3時間のエンデューロレース前に撮影した写真と本日(8月25日(日))を添付致します。

今でも時々プロフィット日記を拝見させて頂いています。色々なものを塗装されていて、高畑様の職人の技にいつも感動しています。

またご連絡をさせて頂きますので、その際はよろしくお願い致します。」

との事でした。

構造上継ぎ目の奥までは処理し切れませんんから、強度やその後については保証は出来ない旨を事前にお話しはしておりましたが、その後の状態は悪くは無かったようで本当に何よりでした。

尚もし今同じ作業をするのであれば、グラスファイバーの代わりにエポキシ樹脂を浸したカーボンを巻いてラップ&真空引きで対応するかもですね。