ホンダシビックメッキエンブレム塗装承ってます

先日到着しておりましたホンダ純正シビック用メッキエンブレムです。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

こちらのオーナー様は以前同シビックのメッキモール一式を艶ありブラックでご依頼頂いた方で、今回はこちらをボディカラー同色の「ホワイトオーキッドパール」(カラーコード:NH788P)で承りました。

またメッキ素地に直接上塗りを行っても塗料は密着しませんので、前回と同様、メッキ素地用の下地処理を行ってからの塗装となります。

尚、前回ご依頼頂いたメッキモールを装着された画像も頂いておりますので、後日画像投稿&レビューのページでも紹介させて頂きたいと思います、。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度もご贔屓頂き有難う御座います!

ホンダジェイド メッキモール&メッキエンブレム塗装 完成

 大変お待たせしました!ホンダジェイドのフロントグリルメッキモールと、同じくフロントグリルに装着されるホンダのメッキエンブレム、艶ありブラックの塗装で完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々メッキだったパーツに、上塗り塗料が剥がれない様下地処理を施した上で塗装を行っています。下塗り・中塗り・上塗りの三種類、3工程の塗装作業となっています。

ちなみに場合によってはメッキを剥がしてしまう事もあって、その辺はケースバイケースで選択します。以前の施工例が社外記の方でありますのでそちらも紹介しますね。

プジョーステアリングスポークカバー メッキ剥離

この時は「RCZ」の凹み文字を埋める為(実際は削り落としています)、メッキを残すよりも剥がした方が早く確実で、また素材自体もしっかりしていた為にこの方法としました。部品によってはメッキ被膜(装飾クロムメッキ)によって強度を保っている物もあるので一概にどれも剥がしてしまうという事は出来ません。

以前メルセデスベンツのスリーポインテッドスターのメッキを剥がした時はフニャフニャで、とてもそのまま使えるような物ではありませんでした。

ベンツ用ワンオフホイールキャップ シリコン型完成

 

 しかも今回はこちらの長いモールも一緒にご依頼頂いていて、さすがにこのメッキを剥がすというのは当店では難しいので、今回は(と言うか今回も)メッキは残したまま塗装する方法にしています。

塗装前の工程では通常通り「サフェ研ぎ」を行っている為、仕上がり自体は通常の塗装と同じくシャープに出来ています。肌の上に肌が乗ったようなデロデロとした仕上りにはなっていませんのでご安心下さいませ。

エンブレムも下地をしっかり行っていますので、メッキの仕上りに遜色無い程シャープに仕上がっていると思います。

 一応室内の照明下でも撮影してみました。

こちらのオーナー様からは追加でテールランプ一式のスモーク塗装もご依頼頂いておりますが、そちらはもう少し先となりますので、こちらを先に完成のご案内をさせて頂きたいと思います。まずはこの度もご贔屓頂き誠に有難う御座いました!

ホンダS660メッキエンブレム塗装 完成

honda33 先日マットホワイトに本塗りを終えていたホンダ純正のメッキエンブレムです。最後に両面テープを貼り付けます。

再剥離の出来る台紙の上に幅30ミリの両面テープを3段に並べます。

honda34 以前作成しておいたデータを使ってレーザー加工機でカットします。

honda35 エンブレムより一回り内側にオフセットされた両面テープの出来上がりです。

honda36 台紙から剥がしてエンブレムの裏側に貼り付けます。

ちなみにこれくらいの作業であればカッターで切ってもそんなに手間ではありません。ただ両面テープはエンブレムギリギリになると隙間から見えて凄く格好悪いのでしっかりと内側にオフセットさせる必要があります。と言うか今回のエンブレムはフチがフランジ状になっているので、確実に内側に入れないと上手く貼れないようになっている模様です。

honda37 両面テープは一枚物では無い為、後で剥がす事を考えて一旦台紙を全部剥がします。

honda40改めて再剥離用のシートに貼り付けて完成となります。大変お待たせしました!

最初の状態も紹介しますね。

honda24通常メッキの上に塗料は密着しませんので、方法としては一旦メッキを剥がすか(その下の素地はABSなので塗装は問題ありません)、メッキの上に塗装をしても剥がれない下地を作る必要があります。尚、密着剤の類は使用していませんのでご安心下さいませ。

honda38 色はお任せでしたので、VWニュービートルに採用されている「キャンディホワイト」(カラーコードLB9A)に、クリアーは艶消し専用の物をコーティングしています。艶々のクリアーと同様2:1の2液ウレタンクリアーです。

honda39ツルンとしたつや消しで、落ち着いた高級感のある 仕上りになっているかと思います。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

プジョードアミラー&ホンダメッキエンブレム サフェ入れ

peugeot22先日お預かりしておりましたプジョーの純正ドアミラーカバーです。どうもラッカー系缶スプレーで塗装されたような感じでしたのでまずはシンナーで洗い流すことにしました。

peugeot25 軽く洗い流す程度と考えていたのですが、純正の塗装(新車時塗膜)もみるみるチヂレていってしまったので結局全ての塗装を剥がしました。

ただ樹脂素材がABSの為、これは耐溶剤性は余り高くはありませんから、シンナーで樹脂の表面が溶けてデロデロになっています。これは予めある程度は想定していましたし、私的には得体の知れない塗膜が残っている方が問題だったのでこうしていますが、普通は真似をされない事をお勧めします。

peugeot26 と言う訳でデロデロになった表面をダブルアクションサンダーで削って平滑にします。

最初は#120から始めて#180、#240で仕上げ、サンダーの使えないフチやフランジ部分は手研ぎで行っています。

peugeot27 よく脱脂清掃し、プラスチックプライマーを塗ったらサフェーサーを塗布します。撮影していない事に途中で気が付きました。

peugeot28 今日は比較的気温も落ち着いていたので硬化剤を反応の早い方(5-25)に変更しました。夏場はこれより一段階反応の遅い方(15-30)を使っています。車体を塗っていた頃はさらに遅い物(25-40)も使っていましたが今は殆ど出番は無いですね。最速では5-15なんて物もありますが私は使ったことがありません(そこのスピードは求めていませんので)。

honda26下地処理の方法とプライマーの種類は違いますが、最後に塗るサフェーサーは同じ物なのでこちらのホンダメッキエンブレムも並行して一緒に作業しています。

後日それぞれ一緒に熱を掛けて完全硬化させ、少し寝かしたらサフェーサーを研いで本塗りの準備をしておきます。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

ホンダメッキエンブレム塗装 完成

honda20 大変お待たせしました!ホンダ純正メッキエンブレム、艶消し黒への塗装で完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

today1装飾クロムメッキが施されたパーツの場合はそのまま色を塗っても簡単に剥がれてしまう為、メッキ素地用の下地処理を行ってからの上塗り塗装となっています。密着剤などは使っていませんのでご安心下さいませ。

honda21裏側に付いていたキャップは元の通りに嵌めておきまして、上部に付いていた両面テープも同じように貼り直しておきました。

honda23現在車体は板金塗装屋さんで全塗装されているとの事ですので、このまま渡せば問題無いかと思います。ガムテープとか貼っても全然大丈夫なので、特に気にせず作業して下さいとお伝え下さいませ。

honda22先にお預かりしたテールランプは今週中には本塗り予定となりますのでそちらももう少々お待ち下さいませ。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!