GRBインプレッサテールランプ&ハイマウントランプ塗装 完成

 こちらもお待たせしました!先日本塗りを終えていたスバルGRBインプレッサテールランプ&ハイマウントランプのスモーク塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々はいつものようにメッキ感の強いクリアーレンズタイプだった物を、

 「薄目」の濃度でスモーク塗装を施しました。

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様で、元のプラスチックに比べて質感がかなり良くなっているのが判ると思います(実物を見て頂くとよく判ると思います)。

 メッキ感が強かった分コントラストが強調されて渋くなっているのが判るかと思います。

 ハイマウントストップランプは、裏側に貼ってあったクッションテープを新しい物に貼り換えておきました。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

GRBインプレッサテールランプ&ハイマウントランプ 本塗り

先日下地処理をしておいたGRBインプレッサの純正テールランプと、

ハイマウントストップランプです。

よくエアーブローをし、プラスチックプライマーを塗ったら本塗り開始です。

 濃度は「薄目」でご指定頂いておりまして、

 以前施工した同型のテールランプの濃さを参考に濃度を調整していきます。尚iPadに映るテールランプは「標準濃度と薄目の中間」となるので、今回はそれよりも半段階薄くしています。

スモーク塗装の塗り方としては、予め非常に薄くしたスモークのベースコートを4~5コート塗り重ねて私的の濃さにするようにします。最終的な濃さを100%とすると、1コート辺り20%にした物を5回塗り重ねます。

ただ実際には微調整をしながら塗らなければならない為、イメージとしては「20→25→25→20→10」といった感じで塗っています。最終的に足りなければ6コートになる事もありますし、4コートで納まる場合もあります。

 濃度が決まったらクリアーを塗って本塗り完了です。今回のターンではクリアーは全て高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となっております。

ハイマウントランプはバツ切りのマスキングの為、クリアーを塗り終わったら直ぐにマスキングテープを剥がしておきます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

レンズ系透過性塗装 下準備

 先日に引き続き、テールランプ等レンズ系パーツ全24点の下地処理作業となります。

レンズ単体の部品はそのままマスキングをすると本塗り時にスモークの濃さが判らなくなってしまうので、反射板の代わりになるよう鏡のようなフィルムを貼ります。昔3Mから出ていた製品で、本来は車体に赤外線ヒーターを当てる際、ドアミラーやテールランプなどのプラスチックパーツを変形しないようにする為の物です。今時はドアミラーもテールランプも外さずに塗るようなケースは無いので、需要が無くなって廃盤になったのかと思います。

 反射フィルムを貼り、さらにロールマスカー(養生紙)を貼ってマスキング完了です。

 レンズ系は総じて出来の悪い物もあるので、作業時にチェックが必要です。先にマスキングをしておけば研ぎ粉が裏に入らないので安心です。

 同じ様にアクリル製のヘッドライトカバーにも反射フィルムを貼って養生紙を被せます。

 一旦レンズを光が通って反射する為、今どれくらい塗っているのか、ムラやダマは出来ていないかを確認出来るようになります。これがただのマスキングテープや養生紙だと、気付いた時には真っ黒に!と言う事に成り兼ねません。

 その他の部品もマスキングをします。ネジが飛び出ている部分は紙が破けるのでマスキングテープで補強しておきます。

 社外品のレンズにはランナー(湯道)から外した際のバリが派手に残っている事が多いので、ペーパーで削って均しておきます。こちらは86トレノのテールランプですね。

 低い部分に合わせると全体のラインが崩れてしまうので、現状よりは良くなる&違和感の無いよう削って均しておきます。こちらはレガシィのテールランプですね。

その後は#800→#1300相当(アシレックスレモン→オレンジ)で被塗面を研磨して足付け処理を行います。表面だけでは無くフチまでしっかりと、手の入らない角部分はヘラを使ってしっかりと処理しておきます。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

レンズ系透過性塗装 下準備

 大変お待たせしております。現在作業進行中のレンズ系パーツ一式です。4案件、全部で24点となります。

 GRBインプレッサのテールランプは中古品をご購入されたようで、裏には泥汚れが結構ありましたが、

 マスキングをする前に洗浄しておきますので気分良く取り付けられるかと思います。

 ハイマウントランプは裏側に貼ってあったクッション(布)テープが劣化していたので、新しい物に貼り直せるよう準備をしておきます(塗装後に貼り付けます)。

 AE86トレノ用のヘッドライト用アクリル板には防水用のスポンジがこびり付いていたのでシリコンオフで取り除いておきます。

 一部にヒビ割れがあったので直しておく事にしました。

ネジで固定する個所はパッキンが付くのでそのままでも大丈夫ではありますが、

 割れた個所にアクリル板用の接着剤( ジクロロメタン)を染み込ませ、

 さらに透明のエポキシ接着剤を裏側に塗っておきます。多少盛り上がっていますがクッションテープが当たる箇所なのでそのままで問題無いかと思います。

 こちらはフロントグリルと一緒にお預りしておりますレガシィ用ドアミラーウィンカーです。

 フチに貼ってあった防水・防汚用のエプトシーラーを剥がしておきました。綺麗に剥がせて糊面には触れていないので塗装後に同じように貼り戻します。

 またレンズ下側にあるウェルカムランプ部分のクリアー抜き(マスキング)を承っておりましたので、サイズを測ってデータを作製し、

 マスキングシートを作っておきました。

 こちらは同じくレガシィのテールランプ等9点と一緒にご依頼を頂いているドアミラーウィンカーです。

先ほどと同じようにエプトシーラーを剥がしたのですが、こちらはかなり強力についていたので再利用は出来ません。が、既に代替品を用意しましたのでご安心下さいませ(社外記で紹介出来ると思います)。塗装後に同じように戻しておきます。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

GRBインプレッサテールランプ&ハイマウントランプ スモーク塗装承ってます

 先日到着しておりましたスバルインプレッサGRBの純正テールランプ&ハイマウントストップランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はスモーク塗装のべた塗りで、濃度は「薄目」、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っております。

以前の施工例がありますのでそちらを紹介させて頂きますね。

この時は濃淡2種類の「ダブルスモーク」の仕様で、周りの濃い方が「薄目と標準濃度の中間」となっていますから、今回はこれよりも若干薄い濃さに調整しようと思います。ちなみに薄い方は「極薄目より少し濃い」濃度となっていますので、こちらよりは濃くなる感じですね。

ハイマウントランプの裏側に貼ってあるクッションテープはちょっとお疲れ気味で、恐らくこちらは剥がすと切れてしまいそうですので、塗装後には新たに同じような物で貼り直しておく事にします。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!