レガシィ内装パーツ(from滋賀) 下準備

legacy8

こちらは「半艶黒」でご依頼頂いているレガシィの内装パーツ4点です。同じく「半艶仕様」でご依頼頂いているフォレスターのツマミと一緒に塗れるように準備をしておきます。

ちなみに画像左側の部品二つは新品で、元々は「艶消し黒」だったものを「半艶黒」に塗りなおします。

これを見たブレーキ屋さん曰く、「どっちも同じように感じるけどそれは意味があるの?」との事ですが、オーナー様としては全然違うんですよね。気にするところは人それぞれなのです。

ちなみに私が今読んでいるクリスアンダーソン氏の著書「メーカース」の文中で、「人はみな、異なる欲求とニーズを持つ、唯一無二の存在だ。インターネットには、物理的な市場にはない、僕達全員の居場所がある」、と書かれています。

さらにそれに続けて、「いま、物質的なモノにも、同じことが起きている。」とも記載されています。何かここで紹介している事に似ていますよね。

一昔前であれば、今回のような「半艶黒」で統一された製品が売っていなければ諦めるしか無かったのですが、現在であればインターネットを使ってそれを実現出来る店舗を探す事は難しく無く、しかも個人レベルでそれを形にする事も可能になりました。昔はどこも個人じゃ全くと言って良いほど相手にもしてくれませんでしたよね。私も何度も苦い思いをしました・・・。

ちょっとした事でも自分好みに出来る小物塗装はかなりニッチな市場ではありますが、これからもこういったご依頼はもっと増えて行く気がします。

ちなみに塗装屋の見解としては「艶消し」と「半艶」は全然違いますよ(笑)。

YAMAHAスクーターフロントカウル 本塗り

yamaha 大変お待たせしました!スクーターのフロントカウルパネルは無事本塗り完了していますので御安心下さい。画像は本塗り前の状態ですね。途中ロゴ入れ塗装があるのでしっかり固定しています(と言っても台は一斗缶を積み上げた物ですが・・・)。

yamaha1 ベースカラーはフェラーリレッドで、ここまではいつも通りです。で、今回はこれの中央にヤマハのロゴである「音叉マーク」を塗装で入れます。私も最初は気付きませんでしたが、ヤマハのロゴはフォークの形をしたような「音叉」を3本重ねたデザインになっています。うっかりしていると気付かないですよね・・・。

yamaha2 貼り位置はかなり微妙なのでいつもの一発貼りではなく水を使って貼っています。水貼りは貼った後のシゴキと乾燥で時間が掛かりますが、こうやらないとこの位置には貼れません。

ちなみに「塗っている途中で水を使っても大丈夫なの?」は実は問題ありません。と言うか今の発達した空研ぎペーパーが出る一昔前は、塗っている途中で水研ぎなんて日常茶飯事でした。本ブースが多く導入されるようになってゴミの付着が少なくなった現代では余り激しい中研ぎも必要無くなりましたから余り大袈裟な事はしなくなりましたかね(と言ってもその一昔前の時代を私は知らないのですが)。問題なのは塗膜中に水を残すことなので、塗装する前には確実に水分が残っていない事を確認してからが必須です。

yamaha3 そしてゴールドを塗ります。上の画像だと結構派手に見えますが、比較的落ち着いた感じのゴールドにしています。まあゴールドですからどうしても派手にはなりますけどね(笑)。

yamaha4 そしてゴールドのベースコートが完了です。食み出た感じが中々面白いですよね。

ちなみに画像数は結構多く掲載していますが、画像自体のクォリティを下げているのでファイルサイズは以前に比べて5分の1くらいまで小さくなっています。最近どうも重かったので少しストレス無く見れるようになりましたかね。

yamaha5そしてクリアーを塗って無事本塗り完了です。単品で見るとちょっと派手そうですが、車体色は白ベースに赤いラインが入っているので良く似合うと思います。まあ地味では無さそうですけどね(笑)。楽しみです。

それでは完成次第改めて紹介しますね。もう少々お待ち下さいませ!

フォレスターボリュームツマミ 下地処理

forester12テールランプに引き続きご依頼頂いていましたドライブアシストシステムのボリュームツマミカバーです。純正の状態だと回し難く、評判が悪かったので後からこれが出たそうですが、室内でこれだけが浮いてしまうとの事で今回塗装をご依頼頂きました。

元々の状態としてはアルミ素地ですが、表面にはアルマイト処理が施されいるので塗装(プライマー)の密着性は悪いですから、まずはサンドブラストで表面を荒らします。基本的にはペーパーで傷を付ける「足付け処理」と同じでが、今回の場合は被塗物の表面は平らでは無いですからペーパー掛けでの足付け処理は難しく、このようなサンドブラスト処理が有効です。

forester13で、処理後はこんな感じです。サンドブラストはメディア(研磨粒子)をエアーの力で被塗物に強く当てて表面を処理する方法で、このメディアの種類を変える事で色々な用途に応用出来たりもします。私の場合は素地調整や旧塗膜の剥離ですから切削性の強いアルミナなどを使いますが、美術工芸品に模様を描いたりする場合にはガラスビーズなどを使ったりもします。

この処理によって被塗面が凸凹状になり、表面積の拡大とアンカー効果によってこの上に塗るプライマーの密着性が飛躍的に向上します。むしろこれをしないと塗装は単に乗っかっているだけですからいずれ剥がれてしまうのです。塗装が欠けてしたから艶のある下地が出てきたら何かを疑う必要があると言う事ですかね。

ちなみにアルマイト処理がされていなければこういった物理的な方法ではなく「化学的」な方法での表面処理も可能です。いつもヘッドカバーに行っている「リン酸処理」がそれですね。金属表面を酸でエッチングすると同時に燐酸皮膜を形成し、同じくプライマーの密着性を飛躍的に向上させるのです。

塗装は塗ってしまえばどれも見た目は一緒ですが、そこまでの過程が見えないと言う事は実はとても怖い事です。足付け処理の必要が無いと謳った一見すると便利そうな「密着剤」を多用すればコストは下げられますが、それでどれだけ効果が持続するのかは解かりませんからね。

こちらも無事組みあがったようです

nextstage1こちらはちょっと前に納品したLOOKのカーボンフレームですね。やはり組みあがった状態は良いですね~。

ご依頼頂いて塗装した部品は、

・フレーム
・フォーク
・ステム
・クランク
・シートポスト
・スペーサー?

です。

シンプルですが中々大変でした・・・。

nextstage2オーナー様はトライアスロンのサポートショップ?をされていて、今回のフレームにはそのショップのロゴやURLを入れています。敢えてカタカナ表記なのが柔らかくて良いですね。近寄り難い雰囲気を和ませてくれています(笑)。値段を考えると恐ろしくて近寄れませんのので・・・。

nextstage3オーナー様からコメントも頂いていますので紹介致しますね。

「お世話になっております。ネクストステージ・○○です。フレームを届けてもらってからバタバタとしていたり、組み立てる部品を手配してたりでなかなか完成しておりませんでしたが、先日やっと完成致しました!

写真を添付しておりますのでご確認よろしくお願い致します。周りの評判も上々です。私自身もかなり気に入りました!これに味をしめて、もう一台のロードも塗ろうかな。と考えております。
 
近々、「リペインティングする事」をレポート書こうと思っております。またその際はご連絡いたします。
 
今後も色々お願いすることがあると思いますがよろしくお願い致します。」
との事です。お名前を○○にしていますが店名が表示されていてリンクまで貼ってあるので意味無いですかね(笑)。先方様のサイトには綺麗な桜と自転車の画像もありますので是非どうぞ。
この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

インプレッサテールランプのその後

ちょっと前にお納めしたテールランプが無事装着されたとの事でオーナー様よりご報告&画像頂きました。いつものレッドテールではなくフチをスモークでご依頼頂いた案件ですね。

imptokyo8 結構濃い目でご依頼頂いたので暗い所で見ると黒にしか見えませんが実際はちゃんと透けています。

imptokyo交換取り付けはディーラーでお願いしたようです。オーナー様から頂いたコメント紹介しますね。

「こんにちは!3月上旬ににインプレッサの一部スモークテールランプを納品いただいた○○です。
完成から一ヶ月くらい経過して塗装が安定しましたので、先日の日曜日、ちょうど12ヶ月点検がありましたので、スバルのディラーで装着してもらいました。スバルのお店の方々も、かなりの完成度の高さに驚いておりました。

装着前は、どうなるかと少し不安もありましたが、少し濃いめのスモークと車体の
黒とがマッチし、予想を上回るかなりの満足度です。
手前味噌ですが、残念なデザインだと思っていたインプレッサの後ろ姿が、とても
男前になりました。大変ありがとうございました!!

ちなみに、今回の仕様は、ボディーカラーがブラックであればこそと思います。
たぶん、世界で1台しかない仕様ですので、そこも満足しています。

ご参考として、装着前後の画像をお送りしますので、ご覧になってください。
なお、日中の屋外では撮影できませんでしたの、肝心のスモークの一番良いところが写っていないこと、ご容赦くださいm(_ _)m」

いえいえ、お言葉が有り難いです。

imptokyo1

この度のご報告&画像有難うございました!楽しいインプライフ応援しております!