YAMAHA T-MAX FRPカウル 下準備

tmax こちらもお待たせしております。ヤマハT-MAXのFRPカーボン製の社外品カウルです。クリアーが塗られた物でしたが全体的に余り宜しく無いのである程度削ってサフェーサーで下地を修整してから塗る事にします。こちらは殆ど平面が無い形なのでほぼ手作業での研ぎとなります。#180→#240といった感じですね。

tmax1こちらはプラスチックといっても繊維とポリエステル樹脂で作られた物なのでプラスチック用プライマーは必要ありません。脱脂清掃をしたら直接ウレタンサフェーサーを塗布しています。

それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

BMWパニアケース 下準備

bmw92 こちらもお待たせしました!BMWのパニアケースの蓋も作業着手しておりますので御安心下さいませ。まずはザラザラとした素地を平滑にする作業からとなりますが、かなり粉っぽい作業とサフェーサーの塗装があるので先に裏側をマスキングしておきます。

bmw93 最初はダブルアクションサンダー#120で梨地を削り落とし、その後#180で目を均します。角は手研ぎの#240で、フチは#320で足付け処理をしておきます。被塗面が平面的なのでエアーツール(ダブルアクションサンダー)が多用出来ますから面積の割には下地処理費は少なく済んでいます。これが全部手作業となると時間は倍以上、費用もかなりの額になってしまいますのでエアーツールは必需品です。

bmw94その後よく脱脂清掃を行ったらプラスチックプライマーを塗布し、全体にウレタンサフェーサーを4~5コート程を塗ります。

この後には熱を入れて完全硬化させたらサフェーサーを研いで裏側のマスキングをある程度修整しいよいよ本塗りとなります。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

DUCATIアッパーカウル&リヤスポイラー塗装承ってます

ducati19先日到着しておりますドゥカティのアッパーカウル&リヤリップスポイラーです。この度のご依頼、誠に有り難う御座います!

部品かウェットカーボン製の社外品?で、今回はカーボン地を活かしたクリアー仕上げ(クリアー塗装のみ)で御依頼頂きました。ちなみにこちらのオーナー様は以前同じくドゥカティ用のスクリーンパネル×2個と、その後テールランプを塗装御依頼頂いた方で今回三度目の御依頼となります。もう見事に塗装の魅力に嵌ってしまっているようでして・・・(笑。私もです)。

で、今回の御依頼なのですが、作業内容はクリアーの塗装だけなので一見すると簡単そうに思えますが実はそうでもありません。塗装屋さんだと判ると思いますが、まともに仕上げるとなると普通に色を塗った方が断然簡単ですよね。と言うのも色が付いたらマズイので「パテ」も「サフェーサー」も使えないからです。

ducati21表面に艶が無いのでパッと見は判らないのですが、製品の表面には無数の巣穴が存在します。カーボン繊維の折り目の角ですね。これは樹脂がしっかり入り込んでいない箇所で、まあこれはあって当然なので特段この製品の出来が悪いという事では無くいつもの通りです。

これにこのままクリアーを塗ると穴の周りは表面張力によりさらに穴が目立った仕上がりになり(巨大なハジキです)、とてもじゃありませんがそのままではお渡し出来るレベルではありません。かといってパテも使えませんから、対応方法としては「クリアーを下塗りとして使う」と言う方法になります。

ducati20ただ一回の下塗りクリアーでは埋まりきらない場合もあり、勿論塗った時点で筆刺しなどで埋めますが根深い巣穴はそれでもまだ穴(気泡?)が残ったりもするので下塗りは二回以上になる事もしばしばです。ボンネットのように上面だけの塗装ならクリアーをタップリ塗れるので少なく済みますが、今回のように立体的な面となると塗り過ぎれば垂れてしまいますからそんなにサフェーサーのように膜厚を充填出来ませんから数回に分ける必要があるのです。

という事で、実際にやってみないと判らないところはありますが現時点では「下塗り二回+本塗り一回」の計3回のクリアー塗装を想定しています。尚クリアーは「クリスタルクリアー」を御指定頂いていますので最後のクリアーはこれで対応します。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度もご贔屓頂き有り難う御座います!

LOTUSエンジンパーツ結晶塗装承ってます

 

lotus21 昨年末に到着しておりましたロータスエスプリのエンジンヘッド、過給機、過給機のマニホールド一式です。この度の御依頼誠に有り難う御座います!

御依頼内容としては現状と同じ様な色での結晶塗装で承っておりまして、色は少し赤っぽいオレンジといった感じです。

lotus22ヘッドカバーは比較的綺麗に見えますが、やはりというかペリペリと塗膜が剥がれて来ています。1992年式との事ですからそんなに古くは無いんじゃ・・・と思ったら、考えてみるともう20年以上経っているんですね。

現在は既に洗浄槽に浸けてありますので、油汚れが落ちたら次は溶剤槽に入れて旧塗膜の剥離となります。作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有り難う御座います!

ロードスターヘッドカバー 凹み文字部塗装

road115 日中に本塗りを終えていたロードスターのヘッドカバーです。今度は細かい作業になるので一旦二階に運んで明るくて暖かい場所で作業する事にします(ちょっと自慢です。笑)。

road116かなりアナログ的ですが、凹み文字の中を塗る場合はまさにこんな感じでの作業となります。以前作成したカット用のデータは今回の物とは文字の形やサイズが微妙に違って、ただあのマスキングシートだと結晶塗装の上には殆どくっ付いてくれないので、どの道まず最初に通常の和紙タイプのマスキングテープを貼らないといけないのです。エアーブローしただけで一発で剥がれてしまうんですよ。

road117 こんな感じで上側のマスキングが完了です。少々面倒ではありますがこれでも全然現実的で、「凸文字の上側だけを塗りたい」となるととても大変な事になります。出来ないとは言いませんがお勧めはしておりません(大変な作業と金額になりますので・・・)。

road118 そしてマスキング完了です。何とか今日中に塗れそうな時間に終わりました。流石にこれは3回目なのでかなりスピードも早くなったと思います。

road119 そして再度一階に降りて早速凹み文字部を塗装します。色は白に見えますがクリーム色っぽいアイボリーです。

road120そしてマスキングを剥がして塗装関係は完了です。結局一日掛かってしまいましたが去年から続いていた仕事だったので一気にやりたかったんですよね。ただ流石にこの時間でサンダーを回す訳にはいきませんので、カットされた断面の研磨はまた後日にしたいと思います。

どうぞもう少々お待ち下さいませ!