VW GOLF5 GTIフロントグリル塗装承ってます

golf12 先日到着しておりましたフォルクスワーゲンゴルフ5GTIのフロントグリルとロアグリルです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

golf13 今回ご依頼頂いたのは塗装された部位では無くこちらの「未塗装」部分でして、元々は黒かった筈なのですが紫外線による劣化で白っぽくなってしまっています。良く見かけますが、樹脂素地剥きだしだともうこれは仕方ないですよね(と思っていましたが、後にこれは艶消し黒の塗装が施されているのが判りました。多分缶スプレーのような物だと思います)。

今回はここを「つや消しの黒」での塗装で承っています。

golf14フロントグリルに着いていたナンバーブラケットと赤く塗られたモールは取り外しておきましたので、溜まった泥は清掃した後最後にまた元に戻しておきます。ナンバーブラケットは外さなくても良かったっぽいですが出っ張っていると気になりますしね。最初にスチームで一気に洗い流してしまおうと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

スチールキャビネット塗装 完成

cabinet10 大変お待たせしました!白かったスチール製3段キャビネットは真っ赤になって本日完成となります。画像だと上手く表現出来ていませんが有り得ない程鮮やかな赤です。

cabinet11 ただ引き出しに関しては内側は元のマットホワイトを残してありますので、これによりクドさが無くなり上品な仕上がりになっていると思います。引き出しは単に閉めた状態で塗っている訳では無くそれぞれ別体でちゃんとマスキングして塗っています。

cabinet12見切り(塗り分け)のラインは内側のプレスラインで行っていますので違和感無く仕上がっていると思います。

尚今回のご依頼は「BISLEYの赤みたいに」といったご依頼ではありますが、ただトータルコストを下げる為に塗装をご依頼頂いた訳では無く、設置を予定している場所に入るのはこの製品しか無いとの事でして今回わざわざ塗装を施したと言う訳です。そもそも今回の塗装費だけで同サイズのBISLEY製品より高くなってしまっていますから、こうなるともう費用云々と言う訳では無いみたいですね。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ダイハツコペン コーナーセンサー塗装承ってます

copen1 こちらはダイハツコペン用のバンパーコーナーセンサーで、純正の黒いタイプの物をボディ同色のホワイトパール(カラーコード:W24)への塗装で承っております。こちらのオーナー様は以前BMWのパニアケースの塗装でご依頼頂いた方ですね。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

copen2ちなみに本来であればコーナーセンサーは外側のカバーと中央のセンサー部分で分割される筈なのですが、今回の物はシーラーでガッチリ固定されていて外れません。ただかと言ってセンサー丸々白くなってしまうとちょっと格好悪いかも知れませんので一応ゴムの部分はマスキングでせめて色だけでも塗らないようにしてみたいと思います。ただマスキングするのがゴム部ですからもしかしたら上手くくっついてくれないかも知れないのでその場合は仕方が無いのでべた塗りにするかも知れません。何にしても一度試してみようと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

INTENSE MTBフレーム 下準備

intense7 溶剤槽に浸け置きしておいたインテンスのアルミフレームです。旧塗膜はかなり綺麗に取れましたがワイヤーガイド部など細かい部分に若干残っているのでそこはサンドブラストで除去します。

intense8 子傷などがある場合はダブルアクションサンダーで削り落とし、その後リン酸処理を行いよく洗浄しておきます。

intense11 こちらはフレームのリヤ周りに着くスイングアームで、元々塗装はされていませんが表面は艶々で恐らくアルマイト処理がされているので全体にサンドブラストを掛けます。

intense12こんな感じで全体の素地を荒らして塗装の密着性を高めます。この後はフレームと同じく燐酸処理を行いますが、全体的にブラスト作業がしてあればそれは省いてもOKです。今回はフレームにその処理を行うので、これを溶剤を使って脱脂洗浄するなら一緒に燐酸処理をした方が効率が良いですし、やらないよりはやった方が良いので行っています。

ちなみにサンドブラストやペーパー掛けが物理的な素地調整とすると燐酸処理は化学的な処理方法(化成処理)といった感じです。金属表面に出来た燐酸皮膜は塗料との密着性が高いと言う訳ですね。

 

intense9 そしてセット完了です。ボトムブラケットが着く部分やシートポスト内側、ネジやベアリングが入る箇所はマスキングしてあります。

intense10 そしてプライマーを塗って下準備完了です。ここまで来ると一安心です。

intense13元々の状態は(多分)アルマイト皮膜があったので未塗装の状態でも腐食はしなかったですが、それが無くなると何かしらの処理をしてあげないとアルミも腐食します。アルミ自体も酸化皮膜を作りますが(と言うか金属なら全てそうですよね)、それだけでは足りないので補助的に塗装などで防錆処理をしてあげる必要があります。「だったらアルマイトの上に塗装をすれば完璧なんじゃ」と思いそうですが、この場合は鉄に施してあるメッキと同じく塗料の密着性が著しく劣るので、メッキやアルマイトの上にそのまま塗装を行う訳にはいかないのです。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。昨日自宅で色も作って来ましたので近日中に本塗りを行う予定です。もう少々お待ちくださいませ!

TOYOTA SPORTS800 Steering wheel Repair&Refinish

s800 こちらは1年前くらいに御依頼いただいたトヨタスポーツ800の純正ステアリングです。製造上の問題らしくどの部品も最終的にはこんな感じで亀裂が入ってしまうとの事で、これでもまだマシな方らしいです。なので程度の良い物に変えても意味が無いので修理&塗装を御依頼頂きました。

s8001 作業のコンセプトとしては、使用する用途からして見た目だけ綺麗に直しても意味が無いのでとにかく強力に修理する事にしています。最初に使うのはとにかく引っ張り強度の強い3Mのエポキシ接着剤「オフホワイト」です。粘度も低いので亀裂の奥まで浸透してくれる事を願って使っています。本来なら真空釜で作業出来ればもっと良かったんですけどね。

toyota8003 その後もやはりエポキシ系で成型していきます。こちらは比較的粘度の高い3Mパネルボンドです。先ほどのオフホワイトだとシャブシャブなので盛れませんからラインを作るのには向かず、かといって最初からこのパネルボンドを使うと亀裂の奥まで浸透してくれないのでそれぞれを使い分けています。

s8004 最終的な細かいラインのみポリパテを使います。この時の作業で一番厄介だったのはステアリングのスポーク部分と土台が一体式で、亀裂の入っている根元の部分を全てマスキングで且つ美しく仕上げないといけない事でした。スポーク部分も一緒に塗れるならそんなに大変じゃなかったんですけどね。うっかり傷も付けられません。

s8006 各工程ごとにスポーク根元のクリーニングを行いつつ進めています。

s8003 どこも外れないのでこんな感じでフルマスキングになります。

s8004 接着剤もパテも塗装も「塗ったら直ぐ剥がす」が基本でした。その後研ぐ時は再度マスキングをして作業しています。

s8008 と言う事でこんな感じで完成です。仕上がりの見た目とは裏腹にかなり地味でネチネチとした作業ですが、こんな事が出来る仕事って中々他には無いと思うので私的にはかなり気に入っています。ただ利益が出るかどうかと言うと話は別で(苦笑)、やはりと言うか好きじゃないと続かないのかも知れませんね。まあお陰で開業して以来仕事が切れた事は一度も無い訳なのですが(それもどうかと思いますが・・・)。

s8009 こんなのを見れたらあの胃が締め付けられた日々も忘れられますよ(笑)。

s8006そう言えば最初に御依頼頂いたのはこのステアリングの中央に付くホーンリングからでした。そちらも一方は割れた物を修理~塗装したんですよね。

ヨタハチと言うと「よろしくメカドック」なる漫画のお陰で結構知っている方もいらっしゃると思うのですが(判りますか!笑)、海外だと余り知られていないようですね。ただこんな動画を見つけたので宜しければどうぞ。これと同じステアリングとホーンリング、着いてましたよ!(何故か嬉)

また機会があれば過去画像を纏めて紹介したいと思います。今回の全作業工程についてはコチラをどうぞ。