BMW E30 M3 EVO2ヘッドカバー&サージタンク サフェ入れ

bmw202 先日旧塗膜の剥離を終えていたMカラーのBMW E30 M3 EVO2ヘッドカバーです。その後リン酸処理を行っています。

bmw203 今回は結晶塗装では無く艶有りのMカラーの塗装なのですが、如何せん砂型鋳造の梨地が凄く、とても不安です。

bmw204 これにサフェーサーを塗って平滑に研ぐのは非常に困難なので、だったらと思ってスプレーパテを考えたのですが、そこで気がついたのが元々塗ってあった黄色っぽい下地です。恐らくあれはスプレーパテで、熱に弱いポリエステル樹脂が故にあのクラックが発生していたのでは?と思いました。なので同じ轍は踏みません。

bmw205 サージタンクの方は下地から白い塗膜が出ているので、これは普通のサフェーサーだと思います。塗膜の状態も良く、こちらは傷のある箇所のみを削って通常通りの下地処理を行います。

bmw206 傷は元々あったというよりかは、恐らくこれを車体から外す時に付けられた物が殆どのような気がします。特にパイプ周りは工具で抉った跡が多くみられます。テコの支点となる部分にプラスチックヘラでも挟んでくれればここまで酷くはならないんですけどね。

bmw207という訳でまずはプライマーを塗布します。

bmw208 サージタンクはアルミ素地が露出している箇所のみでOKです。

bmw209 続けてサフェーサーを塗布します。こちらは既存の塗膜で下地が出来ているのでそんなに厚塗りをする必要は無く、シンナーで希釈して肌を荒らさないようにしています。

bmw210 今回の固定方法としては、木製の台を作成してサージタンクの中で支えるようにしています。またズレ防止の為、両側にL字のステーを取り付けて既存のスタッドボルトに固定しています。

bmw211 そしてヘッドカバーです。こちらは梨地が非常に粗いので濃い目のサフェーサー(と言うか規定通りです)を7コート程度塗っています。

bmw212 どうやら文字部分は輪郭を整える為にエンドミルでフライス加工をしているっぽいです。ただここまで彫らなくても・・・。

サフェーサーが硬化後にこれを削って被塗面を平滑にしますが、さすがに一度では難しそうなので多少遠回りをしても確実な方法で行なうつもりです。

bmw213プラグホールの周りは今回の為にレーザーで切り抜いた型が上手くいったので、かなり綺麗にマスキングをする事が出来ました。本塗り時にも使えるので手間もかなり低減出来たと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

トゥデイ ハンドルカバー&エンブレム塗装 完成

today143 大変お待たせしました!ホンダトゥディ用のアウターハンドルカバーとエンブレムの製作&塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

today14元々はステンレス素地のままで、部品の中央にプレスで歪んだようなスジがありました。フチに貼ってある怪我防止用の黒いテープは剥がして、裏側にゴムを貼れるようにしています。

today144 ステンレスもそうですが、金属には直接上塗り塗料は密着しないので、最初にプライマーを塗ってから2液のウレタンサフェーサーでラインを整えています。

today145 パテは使っていないので完全に歪は取れていませんが(そもそもそこはそのままでも構わないと言う事ですので)、最初の状態に比べると断然良くなっていると思います。

today146 そしてこちらのエンブレムです。元々こういった製品は無いのですが、オーナー様のご希望により純正ステッカー基にしてアクリル板から切り出して作成しました。本業とは違うのでこちらの製作内容は個人的なブログ=社外記の方で紹介しています。

today147 使った材料は3ミリ厚の透明なアクリル板で、レーザー加工機でカットして彫刻した物に、艶消し黒を塗装しています。

today148裏側には両面テープが貼ってあるので、車体などに貼る場合はこの上からアプリケーションシート(透明な弱粘着シート)を貼って台紙を剥がせばこの形のままで好きな所に貼れるようになっています。恐らくはリヤのハッチゲートでしょうか。

車体は今回塗装したアウターハンドルカバーと同色の「フレームレッド」(カラーコード:R513)にオールペン済みとの事で、きっと艶消しブラックが良く似合うと思います。

それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。この度も当店をご利用頂き有難う御座いました!

BMW E31テールランプ内側&ナンバーブラケット 本塗り

bmw193 先日外側のレンズ部分のレッド&スモーク塗装を終えていたBMW850CSiの純正テールランプですが、その後追加作業でテールランプの内側部分の塗装も承っていました。

ちなみに塗装する箇所は外からは見えない部分で、さらには装着すると全く見えない部分もあると思うのですが、どこまでが見えるのかは判らないのでとにかく全部塗るようにしています。

bmw194 ウェザトリップ(ゴム)は簡単に外れるのですが、そこから塗料ミストが中に入るとレンズの裏側にまで入ってしまう恐れがあるのでかなりしっかりマスキングをしています。国産のテールランプであれば大抵は電球の部分だけなのですが外車の場合は裏側が結構スカスカなのです(見ていて不安になる程です・・・)。

bmw195 外車中央の部分は3重にマスキングし、最期にフチに厚味のあるモールを挟んで密封させます。

ちなみに普通ならバックテープ(というマスキング方法)で対応するのですが、それでも塞ぎきれない箇所があったので今回はこうしてます。

bmw196 全体を綺麗に清掃した後にペーパーで足付け処理をし、さらに脱脂洗浄を行なったらいよいよ本塗り開始です。

bmw197 今回の塗色は(恐らく)ボディ同色のBMW Individual Citrine Black metallic(カラーコード:x02,WX02)で承っておりまして、こちらのナンバーブラケットも同色なので一緒に本塗りを行ないます。

bmw198 最初にプラスチックプライマーを塗布し、続けてベースコートを塗布、そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。

bmw199 一体ここを誰が見るのか・・・と思うかも知れませんが、当店にご依頼頂く内容は殆どがそうですのでご安心下さいませ(笑)。

そう言えば先日お納めしたマツダのフューエルキャップは非常にめずらしく(!)オーナー様の奥様の評判も良かったようです。こういった事が女性に理解される事は多分相当稀だと思いますが・・・(笑)。

bmw200 という訳で、見える見えないは全く気にせず全体を艶々に仕上げます。

何か以前もこういうような事があったような気が・・・と思ったら、ハコスカのオイルパンを艶々に仕上げた時の事を思い出しました。念の為ですが車の真下、底の部分に着く部品です。普通は誰からも見えません・・・。

bmw201リヤのナンバーブラケットも同色で本塗り完了です。クリアーは全て高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っています。

これらと一緒にご依頼頂いているフロントグリルフィンは艶有りブラックなのでそちらはスバル(レガシィ)のステアリングスイッチカバーと一緒に、またサイドマーカーはインプレッサGRBのテールランプと一緒に本塗り予定です。

どうぞもう少々お待ち下さいませ!

BMW E30 M3 EVO2ヘッドカバー 下準備

bmw187 先日の続きでBMW Mカラーのヘッドカバーの旧塗膜を剥離しました。

bmw188クラックが入っていた旧塗膜はすっきり剥がれました。幸いにしてアルミ素地には腐食が出ていないのでリン酸処理のみで大丈夫そうです。ちゃんとサフェーサーが塗られていたお陰ですね。

bmw189 プラグホール周りはいつも出っ張った(打ち込まれた)筒の部分のみをマスキングしていましたが、今回はその周りも塗られていなかったので元と同じ様にしてみようと思います。

bmw132こんな感じです。

bmw186 プラグホール周りをノギスで測り、それを元にデータを作成します。レーザーで切ると燃えて消失してしまう分があるので少し大きめにしておきました。

bmw190 端材を利用しレーザー加工機でカットします。

bmw191こんな感じでプラグホール部分に嵌め込み、上の露出した部分は後でマスキングします。

少々手間は掛かりましたが、今回はサフェーサーと上塗りの二回でマスキングをする必要があったので時間的にはトントンくらいだと思います。また今後も使う機会はあると思いますしね。

ヘッドカバーはこの後リン酸処理を行い、サージタンクと一緒にプライマーとサフェーサーを塗装予定です。

作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

BMW E31外装パーツ一式 下準備

bmw178 BMW 850CSiの外装パーツも作業着手しておりますのでご安心下さいませ。

フロントグリルはメッキの枠が着いていたので取り外しておきました。ただこれが予想以上に大変でして・・・。

bmw179 メッキの枠は土台のグリルフィンに爪で刺さっているだけなのですが、今回のパーツはこれが異様に硬いです。隙間には薄いヘラも入らず、遊びも無いのでピックツールで無理やり抉ると確実に爪が折れてしまうような感じです。まるで「外すなら俺をへし折って行け・・」みたいに挑戦されているようでして・・・(苦)。

bmw180 と言う訳で何か良い方法は無いかと思って色々と試してみた結果、非常に薄いブリキ板が一番良さそうでした。これは調色で使う色板の鉄板で、これが普通のハサミで切れる程薄く、端をピックツールで少し持ち上げたらこれを差し込んで爪の段差を滑らせるようにします。ビールのアルミ缶でも代用出来るかも知れません。

bmw181 と言う訳で爪は8個とも無事に外せました。ちなみにパーツはBMW純正品です。

bmw182 そう言えば最初にオーナー様から「メッキがもっと輝くように出来ませか?」とご相談を受けておりまして、ただそもそも装飾クロムメッキや相当輝きが強いのでこれ以上それをよくするのは・・・と思っていましたが、よく見ると一方のパーツのメッキ表面には何か酸化皮膜のような物が出ていて少々曇り気味だった事に気付きました。なるほどこれの事だったのですね。

bmw183と言う訳でコンパウンドで磨いて綺麗にしておきました。

bmw184届いたその日にやっておけば良かったのですが、ちょっとバタバタしていて分解が少し遅れてしまいました。もっと早く気付けばよかったですね。

bmw185その他のパーツも新品なのですが、リヤのナンバーブラケットは既存の艶消しブラックの肌がかなり悪かったので、#800の耐水ペーパー水研ぎで肌を平滑に整えておきました。この後全体をアシレックスレモン(#800相当の布状の研磨副資材)で足付け処理をしています。

それではその他作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!