SHURE SM58-50マイク デカール作成&色確認

先日お預かりしておりましたSHUREのボーカルマイクSM58、50周年記念モデルです。

最初にイメージイラストを作成しておきましたので、次は実際に行う作業の準備を行います。

 最初にデータ上(画面上)で作成したイラストは横幅が34ミリくらいで、そこから上下2ミリずつサイズを変更した物を全部で6種類作成しました。

 それをプリントアウトし、実際にマイクに貼り付けて具合を確認してみます。

結果としては横幅36ミリが最初に作成したイメージイラストにも近い感じで丁度良さそうです。

 さらにそのデータを違うパソコンに移動し印刷します。いつものALPSドライプリンターですね。

デカールの印刷~作成については以下ページで紹介しておりますので宜しければご参照下さいませ。

http://pro-fit.ne.jp/wordpress2013/wordpress/2017/05/12/143%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%83%BC%E7%94%A8-%E3%83%87%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BD%9C%E6%88%90/

 デカール専用紙に、同じサイズのイラストを4個印刷しました。

この中から一番出来の良い物を使います。黒は比較的綺麗に出来るので概ねどれでも大丈夫な感じです。

ドライプリンターでの印刷の場合、隠ぺい力の弱い物はインクリボンが重なる個所が濃くなって筋が見えたりする為、その点で今回のような(これでも)大きいサイズの印刷には気を遣います。ちなみにですが、当店で対応出来るデカール作成はこの程度のサイズが限界です(大きくなるとどうしても粗が目立ちますのでお受付出来ません)。

色については鮮やかな黄色=「#FFFF00」を参考色としてご指定頂いていまして、この色をCMYKにすると(0%, 0%, 100%, 0%)だった為(当初はY=90%と紹介していましたが100%でした)、今回はSTANDOXのイエロー原色そのままを使う事にしました。色見本の一番上にある真ん中の鮮やかな黄色がそうです。混ざり物の無い原色にはこちらも原色で!、みたいな感じでしょうか。

ただし原色そのままだと隠蔽力が悪いので、下色に白を塗って対応しようと思います。

来週中には本塗りを行い、さらにデカールの段差を平滑にする為に本体はもう一度クリアーを塗る予定です。

それでは作業進行しましたらまた紹介しますので、どうぞもう少々お待ちくださいませ!