Panasonic自転車フレーム&フォーク 旧塗膜剥離

 先日お預りしておりましたPanasonicのクロモリ製フレーム&フォークです。

元々貼ってあったシール類を剥がし、その後溶剤槽に浸け置きしておきました。

 剥離を行う為に廃シンナーを貯めた溶剤槽にはフレームは半分程度しか入らず、また現在そちらが混みあっていると言う事もあって漬けられる範囲は3分の1程度に留まっています。

フォークは小さいので、インマニやヘッドカバーが入っていてもその隙間に入れておきある程度剥がれてくれました。ただフレームがまだなので、錆びないよう引き続きそのまま沈めておきます。

溶剤槽での剥離が終わったら平面部分はダブルアクションサンダーで研磨し、ワイヤーを固定するアウター受けやブレーキ台座部分などペーパーが入らない箇所はサンドブラストで処理します。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

メガネフレーム 下準備

 先日よりお預りしておりました、アイアンマンカラーでの塗装をご依頼を頂いているnoegoの眼鏡フレームです。

色については以下の記事で紹介していますので宜しければご参照下さいませ。

http://pro-fit.ne.jp/wordpress2013/wordpress/2018/03/02/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E7%A2%BA%E8%AA%8D/

 現状焦げ茶色の部分をキャンディーレッドに、オレンジの部分をゴールドでの2トーンカラーで承っておりまして、ただ塗装屋さんなら判ると思いますが、どんなに細いマスキングテープを使ってもアールの内側を綺麗に貼るのは難しいので、これの形に合わせたマスキングシートを作製する事にしました(まあ最初から想定と言うか覚悟はしていました)。

 フレームにマスキングテープを貼り、鉛筆の芯を使い、石刷りのようにして塗り分け箇所の輪郭を転写します。

 輪郭線が描かれたマスキングテープを紙に貼り、スキャナーでPCに読み込みます。

 Illustrator(ベクトルデータを作製するソフト)を使い、読み込んだマスキングテープの輪郭線をなぞります。

ただしこの時点ではそんなに正確には出来ないので、

 その後はカッティングプロッターを使って実際にカットし、現物に貼ってはデータを修正してを繰り返します。

 データの修正を20回くらい繰り返して一つのマスキングシートを作り、今度はそのデータを反転して逆側に合わせます。ちなみに左右で微妙に形が違ったので逆側も修正を行いました。

ツルについてはアールが緩いのでこちらは普通のマスキングテープで対応しようと思います。

マスキング用のシートが出来たので、次のサンドブラスト処理の準備を行います。ネジがM1.4とかなり小さいので、サンドブラストが当たらないよう汎用のネジを取り付けておきます。

フレームの中央(恐らくレンズを挟み込んで固定する為のネジ)は元々赤く塗られてしまっているので、こちらも挿した状態でサンドブラスト処理を行い、本塗りの時も一緒に行おうと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

セドリックグリルメッシュ 本塗り

先日二回目の下塗りを行っていた日産純正セドリック用グリルメッシュです。

ここまでの塗装には軟化剤を入れていて、その場合は通常よりも硬化(締まり切り)に時間が掛かり「チヂレ」のリスクが高まる為、強制乾燥には二度焼きを行っています(前回の下塗りも同様です)。

再びスコッチとナイロンブラシ&ウォッシュコンパウンドを使って足付け処理を行います。

前回と同様、汎用アングルと全ネジで作成した枠に番線で固定します。

こういった歪な形状の場合、隅々までウェスで拭くような脱脂作業は物理的に難しいので、脱脂作業は上から洗い流すようにシリコンオフ(脱脂用溶剤)を掛けて洗い流すようにして行います。

 まずは下色となるグレーを塗布します。

 調色を行ったのは旧塗膜を剥がす前で、どのような色だったかを覚えておく事は難しい為(と言うか不可能です)、予め色板を作製しています。塗料自体その時作った物なので間違いは無い筈なのですが、「本当にこんな色だったか・・・」と言う不安を無くす為ですね。

 そしてパールコートです。こちらも調色時に確認用の色板を用意してあるので、それに沿って塗装を重ねていきます。

 パール層は下地を透かして色を表現する為、見本を見ながら塗り過ぎに注意しながら塗装を行います。

 パールコートを終えたら最後に半艶クリアーを塗って本塗り完了です。

 半艶クリアーの場合もウェットに塗り込みます。

 こういった網を通常のスプレー塗装で行うのは結構面倒で、最初の1コート目は縦横×裏表、2コート目は斜め斜め×裏表と、スプレーガンに角度をつけて多方向から塗るようにしています。

 色見本にも半分ほどクリアー(半艶)を塗っておきました。

 その後徐々にクリアーの艶が消え、さらに数時間立つと艶具合が安定してきます。

ちなみに純正(新車時)の塗装はクリアーは塗っていない仕上げですが(パール層が剥き出しの2コート仕上げです)、今回は「カラーベース→パールベース→クリアー」といった3コート塗装になっています。

この後60℃40分程の熱を掛け、さらに数日寝かしたら完成となります。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

デリカテールランプ スモーク塗装承ってます

先程紹介したいすゞ117クーペのオーナー様から一緒にご依頼を頂いた三菱デリカの純正テールランプです。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

ご依頼内容は「極薄目と薄めの中間」のスモーク塗装べた塗りで、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」でご指定頂いております。

以前施工した案件で、レンズ部の造りが似たような参考画像を紹介させて頂きますね。

こちらは以前施工しましたホンダトゥディの純正テールランプで、濃度は今回と同じ「極薄目と薄めの中間」、レンズの構造も似ているのでこちらを参考にして濃度を調整しようと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。こちらもご贔屓頂き有難う御座います!

いすゞ117クーペ ヘッドカバー結晶塗装承ってます

 先日お預りしましたいすゞ117クーペのヘッドカバーです。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

 今回は車体に着いている物では無く塗装用として新たにご用意頂いたもので、ただ腐食が結構酷いのでいつものブラスト屋さんにて強力な直圧サンドブラストで腐食を根こそぎ取り除いて貰おうと思っています。

 アルミでもここまで粉を噴いていると再塗装しても再発の可能性が高く、当店にある吸い上げ式のサンドブラストでは取り切れない(削り切れない)恐れがある為です。

 裏やフチにも腐食が発生している為、こちらもブラスト処理をお願いしようと思います。

色は「現状と似たような色味で結晶塗装に」との事で、塗装を剥がす前にそれの近似色を色見本帳から選んでおきました。既に色が違いますが、そもそもこれは結晶塗装の色見本では無く、これくらい(またはこれ以上)の誤差は生じますのであくまでも目安といった感じです。

ちなみにこちらのオーナー様は以前も何度か当店をご利用頂いておりまして、そちらも紹介させて頂きますね。

いすゞフロントグリル塗装 完成

こちらは元々ボロボロだった物ですが、一旦下塗りを行ってからボディカラー同色の「マッターホーンシルバーM」(カラーコード:821)の艶消しクリアー仕上げとしました。またこれの前には同じ部品を艶消しの黒でもご依頼頂いていまして、ただそちらだと砂埃が目立つと言う事でその後こちらのシルバーでご依頼を頂いたという訳です。

ISUZU 117 Coupe Tail Lights

あとはこちらの純正テールランプの塗装もご依頼頂いていました。最初の状態は余り良く無い物でしたが、素地を整えて極薄いスモークと高品位なアクリルポリウレタンクリアーの質感で綺麗に仕上げらたと思います。

また今回はこちらとは別にデリカのテールランプの塗装も承っておりますので、そちらの後程紹介をさせて頂きますね。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。この度も当店をご贔屓頂き有難う御座います!